たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

さらば湖西線・草津線の113系・117系 / 2023.03-04 京都桜ワーケーション(2)

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の続き。まずは山科駅へ向かいます。

草津線からの113系117系直通列車に惜別乗車

さすがに仕事前に草津線まで行く時間はないが、朝、草津線から113系117系が1本ずつ京都まで直通してくるのでこれを狙う。まずは山科8:24発5331Mに京都まで乗車することにした。

山科駅の同業者は数人と、最終日と思われる日な割には人は少なかった。

5331Mは113系8両。首都圏で活躍してた頃の15両編成にはもちろん及ばないが、それでも堂々たる姿は素晴らしい。

ラッシュ時ではあるがそこまで混んではなかったので、京都までの動画を撮影。途中ほとんどトンネルなのが残念であるが、MT54のモーター音を堪能する。

いろいろ改造されているうえに、抹茶色になってしまい撮影ネタとしてはイマイチになってしまった京都地区の113系であるが、それでも113系113系。端正な姿は惚れ惚れする。しかし一番最初に湖西線に入ったのが1974年。それから1980年の草津線電化で草津線にも活躍の場を広げた後は、50年余りにわたってずっと使われてきたのはすごい。

この5331Mはこの後向日町へ引き上げるのだが、果たして夕方は出庫するのだろうか。

続いて117系を狙うべく、再び東海道線へ。少し時間があったので大津まで行き、大津8:51発5335Mに乗る。

117系も見るも無残な抹茶色になってしまったが、先ほどの113系に比べるとDT32系空気バネの滑らかな乗り心地など、かつてのエースだった頃をほうふつとさせる走りは健在。117系も気づけば40年選手なのだが、引退が勿体ないくらいだ。

5335Mで9:02に京都へ着いた後、117系は9:13発湖西線近江舞子に向けて1往復する。このまま湖西線にも乗りたかったくらいだが、さすがにこれに乗ってしまうと仕事に支障が出るので断念。ワーケーション先へ向かいます…。

3月31日夕方運用に入った113系117系

さて先に書いた通り、この日の夕方車庫から出る運用に入るかどうかで今日限りなのかがわかるのだが…なんと、夕方出庫運用に軒並み113系117系は入ってきた。なので、少なくとも引退は4月1日以降になるようだ。

ということで、ワーケーションは早々に切り上げまして(苦笑)夕方の運用も狙うことにする。

京都18:03発5372M柘植行草津線直通列車も所定の113系4両であった。北陸に向かう特急列車が主に利用する0番線に入る113系。編成長こそ短いが絵になる姿だね。

中間車は未改造のボックスシート車であった。懐かしい光景だね…。

この柘植行に乗って山科まで一駅乗車した後、湖西線大津京へ。

今度は大津京18:37発1823M京都行の117系に乗る。

短い区間ではあったが、東海道線とはまた異なる湖西線の疾走を味わう。

山科で席が空き、転換クロスシートの乗り心地を愉しむ。今となってはちょっとへたれた感じのシートであるが、初めて乗った時はなんて素晴らしいと思ったものだ。

18:47京都着後、一旦車庫へ引き上げるが、この117系も結局柘植行の運用に入ったので、翌4月1日にも運用に入ることが確定した。ただ、柘植行運用にて117系柘植行の最終運用というアナウンスがあったようで、どうやら運用最終日は4月1日のようだ。

このあたりは、2011年8月末までと言われながら翌9月1日まで走った房総ローカルの113系の頃を思い出す。自分はその時見に行けなかったのよね…。

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4月1日午前の113系117系最終運用に惜別乗車

翌4月1日朝。この日は花見の予定だったが、無理やり朝だけ時間を作って再び惜別乗車することにする。

昨日も行った山科駅へ。昨日も撮った113系5331Mを再び狙う。

昨日よりは少し同業者はいたけれど、東海道線や房総の113系引退時なんか比ではない少なさだった。もう113系好きはいなくなってしまったのか、サイレント引退効果なのか、抹茶色だからか、理由はいくつかあるのだろうけど、人が少ないのはそれはそれでありがたい。

土曜なので車内の雰囲気も昨日よりは少し落ち着いており、MT54のモーター音をじっくりと愉しみ京都へ。

京都駅で最後の記念撮影。先頭車同士の連結写真も、もう撮れる機会はほとんどないだろうなぁ…。

向日町への引き上げを見届けた後、再び山科へ。今度は117系の5335Mを狙います。

この5335M、山科発車後に琵琶湖線最終運用である旨のアナウンスが流れていた。いよいよ最後なのね…。

ただ、京都で運用差し替えがなければこの117系近江舞子までもう1往復するはずなので、山科までは琵琶湖線あと1往復走るんだけど…ってのはヤボなコメントか。

京都駅はさすがに117系狙いの同業者が多くいた。ただ全然激パではなかったな。

本当は近江舞子まで行きたいところだったが、さすがにそんなことしたら何しに京都へ来たのかわからなくなるので9:12発2812Mを見送っておしまいとする。

抹茶色になったとしても、117系の格好良さは全く色あせることはない。70年代後半生まれの自分にとっては、117系シティライナーは近郊型電車のエース格として憧れの存在であった。乗る機会は多くはなかったけど、これまでお世話になりました。

結局、4月1日夕方向日町から出庫する運用から221系等に差し替えが入り、JR西日本からも公式アナウンスのとおり、この日をもって113系117系の運用は終了した。

しかし国鉄分割民営化から早36年。いよいよ国鉄型電車も先が見えてきた感じがしますね…。

昔の117系の写真

今回、たまたまこの2日間京都へ行く用を立てていて113系117系を見送ることができた自分はラッキーだったのだけど、返す返すも残念だったのは、113系湘南色117系国鉄色リバイバルがなかったことだ。そんなことをしたら人が殺到して今回みたいにじっくり見送りなんかできなかっただろうけど、特に117系はもう一度あのクリームと茶色の格好良い姿を見たかったな。ということで、昔の写真を少し貼ってみます。

自分が本格的に一人旅をし始めた90年代前半は既に117系新快速は221系にほぼ置き換わってしまい、朝夕の1本しか走ってなかった。その117系新快速をどうしても見たくて、93年に米原から大阪まで117系に乗ったときの写真です。ただ、なんでこんな変なアングルなのか…。

あと、大垣夜行からの乗り継ぎ(たしか米原7:00発だったはずなので名古屋から米原まで新幹線でワープしたはず)だったので、せっかく乗ったのに大阪までほとんど寝てた記憶があります…泣

1998年頃、奈良線快速で運用されていた117系。既に種別幕は新しいものに変わってしまっていたが、一部福知山色も入ってたけど国鉄色が多く使われていて格好良い姿を拝むことができた時代です。

ただ奈良線も2001年に221系に置き換わってしまった。というか置き換わってからもう22年も経ってるのか…それがびっくりですわ。

 

のぞみ99号で京都へ / 2023.03-04 京都桜ワーケーション(1)

年度末最終日の3月31日から4月1日にかけて京都へ出かけてきた。

トラフィカ京カード使い切りの旅(未遂)

なぜ年度末、しかも平日である3月31日に京都に行くことにしたのか。それはこの3月31日が利用期限のトラフィカ京カードを使い切ろうと思ったのが発端である。

京都市バス・地下鉄ガイド:トラフィカ京カード・スルッとKANSAI都カード

コロナ禍で業績悪化した京都市交通局が2021年9月末でトラフィカ京カードの販売を終了したのだが、その際に最後の売り尽くし宜しく「地下鉄に乗るっ」のキャラクターデザインカードを一気に売り始めたので、ちょうど京都に足繫く出張に行ってたので行くたびに買いためていた。

その後京都に行くたびに使っていたのだが、昨年9月末に京都へ行った時点でまだ使い切れておらず、その時はしばらく京都に行く予定がなかったので、最終日に使い切ろうと思って3月31日にホテルを予約して出かけることにしていたのである。

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ちょうど3月31日であれば、花見のシーズンだし、1泊すれば去年見て楽しかった都をどりとかも見れるだろうし、好都合だろうと思っていた。

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が、結局12月の出張ついでに京都に行く機会があり、そこでトラフィカ京カードは使い切ってしまいまして…なので、当初目的では行く必要はなくなったのですが。

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しかも前週に大阪に行った帰りに京都にもちょろっと立ち寄ったので、10日ぶりの京都なんですが…苦笑

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113系117系狙いで始発で京都へ

そんなわけで金曜は普通に平日なので、会社終わってから京都へ行っても良かったのであるが、3月に入り舞い込んできたのが湖西線草津線で長年運用されてきた113系117系がいよいよこの3月末で引退するというニュースだ。

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正式なアナウンスがなく、最終運用がいつなのか判然としなかったのだが、3月末というのが正しければ自分が行く3月31日が最終日なはずで、非常に好都合である。

ただ、3月31日が最終日だとすると、朝運用された車両が向日町の基地に入った後夕方出庫する際に順次運用の差し替えが発生し、夜だと狙いが外れる可能性が高くなる。そうすると、朝の運用を狙うのが望ましい。

ということで、前置きが長くなったが、3月31日は朝一番ののぞみで京都へ行き、朝練してから京都でワーケーションすることにした。

のぞみ99号で京都へ

朝一番ののぞみは、東京都内からだと品川6:00始発ののぞみ99号である。

幸い自宅からは都営新宿線の始発に乗れば間に合うので、早起きして品川駅へ。

さすがに朝一の新幹線なのでガラガラだったが、自由席は2人掛け窓側席は綺麗に全滅だったので3人掛け席に座る。車両は最新のN700Sだった。

のぞみ99号は唯一品川出発時にAMBITIOUS JAPANのサビが流れる。この夏でAMBITIOUS JAPANのメロディも変わるということなので、車内放送を録画してみた。(スマホを持つ手が映ってるのはご容赦を…)

2003年にAMBITIOUS JAPANに変わった時はなんじゃこのメロディはと思っていたのだが、20年も聞いてるとすっかり耳も慣れて、JR西日本車でいい日旅立ち西へが流れるとがっくり来る。変わるとなると残念だな。

朝食は品川駅で買ったおむすび弁当。単体で480円なのだが、朝はモーニングセットでお茶付きで500円!このご時世の値上げもなく無茶苦茶お得だ。

この後はとにかく眠かったので爆睡…3人掛けだったこともあり、富士山がどう見てたかとかも全くわかりません。。。

グリーンポイント狙いのe特急券で難渋

ところで自分はエクスプレス予約を使えるのに今回なぜ自由席にしたのか。これはグリーンポイント狙いのためであった。

この列車に乗る時点でグリーンポイントが690ポイントあり、あと110ポイント貯めればひかりのグリーン車に乗れるのだが、品川~京都だと90ポイントなので足らない。ただ、西明石より先であれば110ポイントになりちょうど800ポイントになる。ネットで調べると、特急券を途中放棄しても買った区間のポイントが貯まるようなので、特急券西明石まで買っておいた。京都と西明石の差額は200円ほどであり、別の機会に20ポイントを貯めるために乗りに行くよりはるかにお得である。ただ、のぞみ99号から西明石まで乗り継げる指定券がうまく発行できず、今回は自由席にした次第である。

が、この乗車券を品川駅の乗り換え改札に突っ込んだら、閉じられてしまった!乗車券が京都までで不整合が発生したからなようだ。ま、確かにそうだよなと思いつつ、のぞみ99号に乗りたいから通らせてくれと言って有人改札から入ったのだが、これ、ネットで途中放棄している人は一体どうやって入ってきたのだろうか…。

朝8時過ぎに京都着

のぞみ99号は8:02に10日ぶりの京都着。品川からとはいえ2時間2分で京都というのは速いね。むちゃくちゃ眠いけど…。

せっかくなので、京都駅到着シーンも動画を撮ってみました。

京都駅の乗り換え改札では最初から有人改札へ行き、ここで降りると言ったら何も言わずに特急券は回収された。そして無事110ポイント貯まったので、次京都行くときにでもひかりのグリーン車で行こうかと思うのだが、こんな仕打ちをされるならこのテクはもう2度とやりたくないな。

さて、朝ラッシュで人が行き交う在来線の京都駅から、113系117系を追いかける朝練と行きましょうか。

(つづく)

観光特急あをによし~本満寺のしだれ桜~ひかり号グリーン車で帰京 / 全国旅行支援でワーケーション(12)

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の続き。

近鉄奈良駅から京都経由で帰ります。

観光特急あをによし

この時間最速の列車は、15:50発観光特急あをによしであった。

www.kintetsu.co.jp

あをによし号は2022年に登場した奈良への観光列車で、ツインシートを贅沢に配備した豪華な仕様になっている。また定期運用を退いた旧12200系スナックカーを改造した貴重な生き残りであることもポイントが高い。

なのであるが、京都までは35分、普通の急行列車でも1時間かからない距離に、一人だとツインシート2人分の特急券と特別車両券を買わないとならない。救いは2人目は小人分で良いので半額で済むのであるが、それでも追加料金が1000円超えとはなかなか良いお値段である。まあ、一度くらい記念に乗るのも良いだろう。

シックな色合いにはなっているが、このフォルム、懐かしい往年の近鉄特急だよね。

家具メーカー特注という豪華なツインシート。自分は座席が斜めを向いている座席をチョイスした。まあ、これで見ず知らずの人と相席だとなかなかしんどいわな。

今時の改造なので当然コンセントもついているのはありがたい。

前日指定券を買ったときはまだガラガラだったのだが、乗車前には完全に満席になっていた。

ゆったりとした京都への移動を愉しむ…が、何しろ距離が短いうえに、予定変更して16:18着の丹波橋で降りることにしたので益々勿体ないことをした。まあ、次回は急行か、複線化進展でスピードアップしたJR奈良線みやこ路快速で十分だな。

本満寺のしだれ桜に再訪

丹波橋で予定変更して降りた理由。それは、本満寺のしだれ桜を見に行くためであった。

temple.nichiren.or.jp

昨年見事なしだれ桜を見に行った本満寺であるが、今年はここ数日の暖かな気候で一気に満開になったという。ならば、見に行きたい。

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いろいろ調べたら、丹波橋で京阪に乗り換え、出町柳から向かえば予約した新幹線に間に合うことがわかり、急遽丹波橋で降りた次第である。

しかし、今年の桜は本当に咲くのが早すぎる。本満寺のしだれ桜は他の桜よりもやや咲くのが早いとはいえ、去年は4月2日でぎりぎり楽しめたのに、今年4月頭に行ったらもう楽しめなさそうだ。花見旅は当たり外れが激しくて難しいね。

出町柳駅を降りて、本満寺へ急ぐ。すると…。

いやはや、実に見事な満開のしだれ桜だこと!去年は散り際だったので、更に見事である。

今年もあいにくの天気だったのが本当に残念だが、ここはいつも人が少なく、ゆったりと桜を鑑賞できる。良いタイミングで行くことができ、本当に満足です。

帰りは相国寺の境内を通って今出川駅から地下鉄で京都駅へ。短時間の京都観光だったけど、満足です。

ひかり660号グリーン早得で帰京

帰りは京都17:33発ひかり660号に乗車する。

京都駅はすっかり人も戻って大混雑であったが、ひかり号特に乗車したグリーン車はガラガラであった。

今回、グリーン早得ワイドでグリーン車利用であるが、のぞみや、こだまは全て満席で、かろうじてひかり号だけ予約することができた。3日前じゃのぞみは取れないのね。ただ、ひかりだったら昔はグリーン早得で乗れたので、実質1000円ちょっとの値上げである。なんだかなぁ。

グリーン車は相変わらず快適であったが、このひかり660号は名古屋まで各駅に止まり、かつ各駅ごとに5分ほど通過待ちをするのでやたら時間がかかってしょうがない。まあ、寝てたからほとんど関係なかったのだけど。

東京駅に着いたのは20:12。2時間39分はそれほど長くはないけれど、最速のぞみだと2時間11分で着くことを考えるとやっぱ長いな。

ということで、出張に絡めた奈良およびちょっと京都旅、無事終了です…が、春分の日なのでまだ週半ば。明日からまた仕事がんばりますか…。

(おわり)

春日大社の神職ご案内付特別参拝ツアーに参加 / 全国旅行支援でワーケーション(11)

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の続き。

続いて向かったのは世界遺産春日大社である。

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春日大社は非常に有名ではあるが、奈良市街からはやや離れていたこともあり、これまで行ったことがなかったので一度行ってみたかった場所である。

また、JR東海いま、ふたたびの奈良へ春日大社のCMの荘厳な雰囲気が素晴らしく、1300年の歴史を味わいたくなった。

しかし、JR東海はそうだ京都、行こうといい、CMのクオリティが高くて、見てすぐ行きたくなってしまう。なのだが、昨年から始まったいざいざ奈良は、ちょっと昔のCMに比べると軽い気がする。あれはあれで悪くはないのだけど…。

nara.jr-central.co.jp

奈良体験.comのツアーに貸切参加

春日大社の本殿前に行くには特別参拝の時間に行く必要があるが、今日春分の日は午後からのみ参拝であった。なので午前中は薬師寺や新薬師寺に行ったのであるが、何かツアーなどないかなぁと思ったら、奈良体験.comに興味深いツアーがあるのを見つけた。

nara-experience.com

神職や巫女さんの案内付で特別参拝ができるツアーである。驚きなのは値段がわずか1000円なこと。特別参拝が500円かかるので500円足すだけで案内がつくなんてお得すぎる。

毎日14時からと遅めなのがネックなのだが、今日春分の日は午前中の特別参拝は休止なので、その点でも好都合なのでこのプランを申し込んでみた。

集合時刻が10分前に二ノ鳥居のツアーデスク前ということなので、新薬師寺を後にしてそちらへ向かう。新薬師寺からだと春日の社の中を散策しながら歩けば10分ちょっとと近かった。

車舎前のツアーデスクで待つが、この車舎も重要文化財だそうだ。すごいところをツアーデスクにしてるのね…。

10分前に神職さんがやってくるが、今日のツアーを申し込んだのは自分だけとのこと!なので、貸切ツアーである。なんという贅沢。素晴らしい。結構観光客いたのに、知られてないのかな。

そんなわけで神職さんにいろいろ案内頂きながら参拝開始。

若宮神社から本殿へ

灯籠の並ぶ参道をゆっくり進む。予備知識全くなしで来たので、神職の説明ひとつひとつが勉強になる。春日大社の由来に鹿島神宮香取神宮があることなど初めて知ったし、藤原家との深い関係があることも初めて知った。ただ、春日大社よりも鹿島神宮の方が歴史が古いのか…。

御本殿と同じ形の本殿が移されて祀られている若宮神社へ。神職の案内付なので本殿の装飾など見えないところまで説明を受けることができる。いやはや素晴らしい。

ここ若宮神社は、つい昨年20年に一度の式年造替が終わったばかり。その前には本殿前にも入れたらしいが全然知らなかった。勿体ないことをした。

本殿に向かう灯籠が並ぶ御間道。ここはCMでも見た印象深い場所だ。春日大社は灯籠が本当に多い。信仰の深さを感じる。

御蓋山の本宮神社の手前にある遥拝所。ここから先の山は立ち入り禁止なんだそうだ。

御本殿へ

南門から御本殿に入る。特別参拝の入口は神職の後に続いてフリーパス。VIP待遇だね。

南門を入ると目の前にあるのが幣殿と舞殿。幣殿は天皇陛下のお供え物である御幣物を一旦納める建物で、舞殿は宮中伝来の御神楽を行うための建物である。同じ建物なのだが、屋根を見ると舞殿だけが天井板があってきちんと区別がついている。こんなの神職の説明聞かないとわからないわ。

いよいよ本殿である。この光景はCMを始めとしてよく見るものだ。ただこの真ん中に鎮座する中門は興福寺の僧侶が読経を上げる場所の前に後から造営されたものだそうだ。なんかCM見て、1300年変わらない世界を見ているんだとばかり思っていたのだが、そうだったのか…。

春日大社といえばこの灯籠が並ぶ東回廊が一番有名だろうか。この景色はとても幻想的で、来てよかったと思う。ツアーの特権なのか、灯籠の真ん中を歩いて写真を撮ることができた。素晴らしい。

ところどころに金色の灯籠が並んでいるが、これは最近作られたものだという。よく見ると、大企業の社長さんの名前とかも見ることができた。神職さんにぜひ灯籠おひとついかがですか、と言われたので、あの、いくらくらいかかるのでしょうかと聞いたら、250万くらいなんだとか。うーむ。精進します…。

本殿の外にある御蓋山頂上浮雲峰の遥拝所。このあたりだけ朱塗りではないのだが、昔の春日大社の回廊はこんな感じで朱塗りではなかったらしい。これも知らなかった。

春日大社は節分とお盆の年3日、灯籠に明かりを灯す万燈籠が行われるのだが、藤浪之屋という場所でそれが再現されている。なかなか粋な計らいだ。再現であってもとても綺麗だった。これはぜひ次回は夜来てみたいものです。

後殿から御本殿の姿をチラ見しつつ、慶賀門前でツアーは終了。二ノ鳥居へ戻り、バスで近鉄奈良駅へ向かいました。

いろいろと話を聞けてもともと抱いていた印象とはちょっと違う部分もあったのだが、それはそれで勉強になったし、来てよかったと思う。

奈良体験.comのツアーは超おすすめ

ここまで約80分、本当に盛りだくさんのツアーでした。時間的にも料金的にも手ごろだし、春日大社を参拝するならこれを使わない手はないと思う。案内があるとないとでは全く印象が変わる。まだ訪れてない人はもちろん、再訪の人も価値あるツアーだと思う。超おすすめです。

さて、奈良観光も終わり。帰途につくことにしましょう。

 

薬師寺と新薬師寺 / 全国旅行支援でワーケーション(10)

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の続き。今日は奈良を観光して帰ります。奈良はまだ行ったことのない寺院が多いので、楽しみだ。

薬師寺

向かった先は西ノ京にある世界遺産薬師寺

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4年半前に唐招提寺には行ったことがあるのだが、その時薬師寺は東塔が修理中だったので見送っており、ようやくの訪問である。

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薬師寺近鉄西ノ京駅からすぐそばと交通の便は非常に良いのだが、正面は駅と反対側の南門かららしいので、ぐるっと回って南門から入る。

なるほど、東西の両塔を背後に見えるこの眺めはなかなか素晴らしい。

中に入り中門を抜ける。この広い門は1984年に再建されたまだ新しい門で、両端に鎮座する二天王像は1991年に復元されたものとのこと。世界遺産なので古い建物が多いのかと思ったのだが、意外にこの薬師寺、復元された建物の方が多い。

国宝薬師三尊像が祀られている金堂も、1976年再建とまだ新しい。ただ宮大工の粋を集めて完全な形で再建したとのことで、堂々たる眺めだ。

中に入ると、薬師如来日光菩薩月光菩薩が祀られており、台座にはギリシャ由来の葡萄唐草文様、ペルシャの蓮華文様といったエキゾチックな模様が記され、往時の東西文化交流の様子が鑑みられる。

が、写真が撮れないのでなんとも…。

仕方がないので、パンフの写真をスキャンしたものを載せておきます。

ここで一旦外に出る。こちらも国宝聖観世音菩薩像が祀られている国宝東院堂。ここは鎌倉時代の建立だという。とても端正な顔立ちの像で見ごたえがあったが、何しろ写真が撮れないのでなんとも…。

仕方がないので、こちらもパンフの写真をスキャンしたものを載せておきます。

東塔と西塔。東塔は唯一創建当初から残る建物で、1300年前の姿を現在に伝えると思うと感慨深いが、建物自体はこの前修理をしたばかりなのでまだ綺麗だった。

西塔は1981年再建とのことなので、まだそれ相応な新しめな恰好であるが、あと数十年もすればきっと東西似たような外観になっていくのだろうか。

金堂を抜ける非常に大きな建物である講堂が見えてくる。重要文化財弥勒三尊像が祀られているが、ここも2003年再建とつい最近の建物だ。なんというか、中の像の写真は撮れず、写真が撮れるのは最近再建された外観だけ、となると、うーん、となってしまうなぁ…。

北拝観受付から一旦外に出る。近鉄西ノ京駅はここからすぐであるが、確かにここから入るのはちょっといまいちかも。

拝観チケットはこの北にある玄奘三蔵院伽藍も見れるので、そちらも訪問。

境内の桜が綺麗だったけど、今年の桜は本当に早いものだ。

薬師寺が総本山となっている法相宗の始祖である玄奘三蔵の道徳を顕彰した伽藍だそうなのだが、ここも1991年創建とのこと…うーん、なんかレプリカばっかり見せられている気分。

というわけで、広い境内や、1300年の歴史を今に伝える東塔や菩薩像など見ごたえはあったけど、とにかく再建された建物ばかりでなんか消化不良感があったなぁ。そして気に入らないのが1100円もする拝観料。1100円も払わされるなら像の写真くらい撮らせてほしいものだ(撮って良いならもっと高くても良い)。今時中の像の写真が撮れないなんて微妙すぎる。

なので、薬師寺は一度行けばもう十分かも…。

薬師寺

続いて向かったのは新薬師寺

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"新"薬師寺ということで、今行った薬師寺の分院みたいな感じに見えるが、同じ薬師如来を祀っており、また薬師寺より建立はやや新しいものの直接の関係はなく、「新」の意味は新しいではなく「あらたかな」という意味なのだそうだ。

ここは春日大社の南に位置し、市内中心部からはそこそこ離れていて交通の便は良いとは言えない。にも関わらず見に来たのはこの動画に惹かれたからだ。

JR東海いま、ふたたびの奈良のCMで紹介されている国宝十二神将立像のド迫力さに圧倒された。こんな像があるんだ…と思い、次回奈良に行ったときには絶対に見に行こうと思っていた。

近鉄奈良駅から循環バスに乗って破石町バス停で降り、東へ10分ほど歩くと新薬師寺に到着。先ほどの薬師寺に比べるとこじんまりした寺院であるが、もともとはもっと広大な敷地を誇っていたものの、度重なる災害で建物が失われ、現在の姿になったという。

左手にある入口から入る。なんと自販機で拝観券を購入するスタイルでびっくりするが、ひとたび中に入るとあの十二神将立像が薬師如来を囲む、CMで出てきたあの光景が間近に迫ってくる。いやはや、これはすごいね。写真撮れないけど…。

仕方がないのでこちらもパンフの写真をスキャンしたものを載せておきます。

現地で初めて知ったのだが、十二神将像は十二支の守護神としても信仰されているそうだ。自分は巳年なので、このスキャンした写真の右端の因達羅大将が守護神のようだ。

またこれも全く知らなかったというか記憶からなくなっていたのだが、十二神将像自体は結構あちこちにあるようで、奈良であれば興福寺にもあるという(自分も2017年に見ていたらしい)。ただこの十二神将像は等身大で薬師如来を囲むという点でインパクトは絶大だ。いやはやこれは素晴らしいです。

ここの良いところは、庫裡の一室で十二神将像に関するビデオが上映されているところ。新薬師寺、そして十二神将像の歴史的背景を学習することができて大変ためになった。

今は色あせた十二神将立像であるが、昔はこのような極彩色の彩色がされていたそうだ。この頃の十二神将立像を見てみたかったとともに、1300年という歴史の重みをとても感じる。思わず30分ちょっとの映像を全部見入ってしまった。

このビデオは2004年に制作されたまぼろしの色彩を追って」というものだそうで、市販されているようなので、今度入手してまた家でじっくり見てみたい。

ということで、新薬師寺は写真こそ撮れなかったのが残念ながら、十二神将立像の迫力にただただ圧倒され、印象に残る場所となった。市街から遠いけど、行く価値はあると思うし、こちらは何度でもこの空気感を共有しに行きたいなと思いました。

薬師寺のレプリカ(未訪)

この新薬師寺十二神将立像、なんと近鉄奈良駅ビルにレプリカがあるという。

cocottetime.com

この方のブログにあるように、近鉄奈良駅ビル5階にあるクラブツーリズム奈良分室に、レプリカが置いてあるという。ここは以前「なら奈良館」という施設があったらしいのだが、公共施設あるあるで全然賑わうことなく閉鎖になってしまったそうだ。近鉄奈良駅なんて場所でなんてもったいない…。

ただ、その当時展示されていた模型たちは今でも見ることができるそうだ。

ただ、クラブツーリズム奈良分室の平日の営業時間内でしか見れかったのだが、クラブツーリズムは2022年9月末で窓口の営業を終了してしまっている。なので、ワンチャン営業時間外でも見れないかと思っていたのだが…。

なんと、平日の10時~16時しか見れないとのこと。だめもとで5階に行こうと思ったのだがエレベータのボタンを押しても止まらず…残念。

しかし、平日の昼しか見れないとは非常にハードルが高いし勿体なさすぎる。土日こそ開けてくれないものですかね…今度、夏休みとかになんとか再訪してみたい。

さて、午後も奈良観光の続きです。

ABホテル奈良に宿泊 / 全国旅行支援でワーケーション(9)

秋だけのはずだった全国旅行支援のホテル泊記録、延長を重ねて今回は3月末の大阪出張ついでの宿泊記録です。宿泊先はABホテル奈良

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3月に予定が入った大阪行き。業務自体は日帰りで十分だったのだが、ちょうど翌日が春分の日で休みだったので、どこか泊まることを思いついた。

ラッキーなことに旅行支援が年度末まで延長されたことから近畿圏のホテルが比較的安く、なかでも一番ホテル代が安かった奈良に宿泊することにした。

奈良県「いまなら。キャンペーン2022プラス」と称して全国旅行支援に上乗せした補助を行っており、なんとホテル代が最大で半額になる上に地域クーポンも最大3000円もらえる。

www.nara-campaign.com

今回結局地域クーポンを含めるとわずか1500円!ほどでの宿泊となり、大変お得だった。

京都には年中行ってるのに奈良はなかなか行く機会がなく、気づけば2018年夏以来。久々の奈良の旅を楽しみたいところだ。

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大阪からABホテル奈良まで移動

ABホテル奈良はJR奈良駅から徒歩3分ほどのところにある。

なので大阪から行くには大和路線で行くのが普通であるが、ひねくれ者?なので懇親会が終わった後、鶴橋から近鉄で大和八木乗り換えで八木西口、そこから畝傍駅まで歩いて桜井線に乗るという、尋常じゃない?乗り継ぎで奈良へ向かった。

ただ尋常じゃない割には鶴橋から奈良まで1時間10分ちょっとと、桜井線の乗り継ぎさえ良ければなかなか使える乗り継ぎな気がした。

JR奈良駅前はスーパーホテルをはじめ、小ぎれいなホテルが集まっている。10年前に泊ったことのあるスーパーホテルは今回も候補だったのだが、さすが駅直結だけあって強気の価格だったので今回はパス。裏手のABホテルへ向かいます。

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外観・ロビー

ABホテルに宿泊するのは大阪・京都に続いて3回目だが、ここも似たような、奥に細長い建物だった。

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こじんまりとしたフロントやロビーも既視感があるが、今日は寝るだけなので何の問題もない。こざっぱりして気持ちが良い。

フロントで旅行支援の手続きだけ行い、支払いはチェックイン機で済ます。早速部屋に向かいます。

シングルルームA

今回宿泊したのは一番リーズナブルなシングルAである。

部屋の広さは12.3平方メートル。調度品が少ないので結構広く感じる。

ベッドの広さは120㎝と狭めだが、一人なので問題ない。140cmあったほうが広いけど、別に寝るだけならこの幅で十分だと思う。

テレビのサイズが32インチと今時にしては小さいのだが、このご時世もはやテレビなどほとんど見ないからこれも問題なし。ワールドビジネスサテライトくらい見ようにも、奈良は見れないしね。ホント、大阪以外でテレビ東京が見れないというのはなんとかならないのかしら。

机は広く、椅子もしっかりしているので仕事環境もばっちり。まあ、今日はもう仕事しないけど…。

バストイレは標準的なユニットバスであるが、小さいながらも大浴場がついているので、そちらでのんびりと疲れを癒すことができる。大浴場があるのは素晴らしいね。

窓の外は駐車場ビューで格別のものはない。右手にJRの高架線が走っているのだが、防音がしっかりしているのか、電車の音はほとんど聞こえなかった。

無料朝食サービス

ABホテル奈良は宿泊客すべてに対して無料の朝食サービスを提供している。

7時前に朝食会場へ。昨晩チェックインする際にはほとんど人の姿を見かけなかったのだが、多くの人が宿泊していたようでそこそこ混んでいた。

観光客の姿もいるが、用務客の姿も目立つのがABホテルの特徴だ。ビジネスホテル本来の客に強く支持されているのだろうね。

ザ・食堂といった風情であるが、無料なのでこれで十分である。

ブッフェスタイルで提供されているが、どっちかというと和食系のおかずが多かったので和食テイストにしてみた。朝から沢山いただけて満足です。

ちょっと残念なのが奈良っぽいおかずが全くなかったこと。あとデザートも大したものがなかった。まあ、奈良っぽいもの、といっても柿の葉寿司くらいしか思いつかず、あれがあってもなくてもあんまり変わらないのかもだけど。

ABホテル奈良のまとめ

特に奈良っぽさは全くないホテルではあったが、駅から近いし大浴場もあるし、これだけ安ければ十分でしょう。スーパーホテルはちょっと高いし、アパホテルは大浴場がなかったりするので、奈良界隈でリーズナブルに宿泊するならここは有力候補になると思います。

さて、奈良観光と行きましょうか。

 

東横イン新宿歌舞伎町に宿泊 / 全国旅行支援でワーケーション(8)

久々に全国旅行支援を使ってホテル泊をしてきた。宿泊先は東横イン新宿歌舞伎町である。

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2月初旬に行われるイベントの対応をすることになっており、夜遅くなりそうだったので、11月のときと同じように旅行支援と絡めて宿泊してしまうことを思いついた。

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が、1月から再開された旅行支援は割引率が下がってしまい、加えて、すっかりホテル価格が高騰してしまい、都内のビジネスホテルは1泊1万円以上平気でかかってしまっていて秋の頃のようにほとんどタダで宿泊できるようなお得感がなくなってしまった。

そうなってくると、比較的価格変動が少ない東横インのお得感が高い。なんとか旅行支援プランを見つけて1泊だけ宿泊することにした。とはいえ実質負担額は3500円以上かかり、宿泊しないで家に帰った方がどう考えても安いのだけど、少しくらいは旅気分でも味わいたいものだ。

しかし、旅行支援は実施タイミングが1年遅かったと本当に思う。旅行支援で取れないとホテル代金が高すぎて出かける気が起きないので、年度明けもやるとかいう報道が流れているが、もう3月で終わりにしてほしい。

外観・ロビー

東横イン新宿歌舞伎町はその名の通り歌舞伎町にあるが、北の端にあるので最寄り駅は東新宿駅である。東新宿から歩けば歌舞伎町の喧騒をほとんど感じることなくホテルにたどり着けるし、このあたりはアパホテルなど似たようなビジネスホテルが集まっているので夜遅くてもそんなに危ない感じはしない。

ただ副都心線東新宿駅は交差点より北よりにホームがあるので結構遠い。今回仕事場が渋谷だったので、疲れた身にはちょっと響いた。新宿三丁目もそうだけど、副都心線の駅は通路が長くて地図で見ると出口から近い場所もホームからだと結構歩くのはトラップだと思う。

いかにも東横インな感じの外観にちょっとほっとする。昔は良く東横インに泊ってたのだが、最近とんとご無沙汰だな。

オーソドックスな感じのフロント。自動チェックイン機もあるが、旅行支援利用だとクーポンの受け取りが必要なのでフロントでチェックインする。中華系の客が多く、いつの間にやらインバウンドが回復して来たのを感じますな。

フロントの奥にはラウンジがあり、ここでは翌朝無料の朝食が食べられる。東横インは宿泊者全員に無料で朝食が提供されるのがありがたい。

シングルルーム

アサインされたのは3階のシングルルームであった。

部屋の広さは12平方メートルとのことだが、余計な設備がないからか、ずいぶん広く感じた。何もないシンプルさが東横インの良さだね。

ベッドわきにはスマホ置き場や電源もあり使い勝手は良いが、ライトが読書灯しかなくて、就寝時にちょっとつけるライトが見た感じ見当たらなかったのは、真っ暗では寝れない人にはマイナスな気がするけど、どっかスイッチをいじればあるのかな。

机やいすはしっかりしており、ベッドまでの距離も広かったので仕事もしやすかった。テレビはそれほど大きくはないが、一人なのでこれで十分。

バストイレは標準的なユニットバスで、大浴場などといった設備はない。東横インはそういう付加設備が全くないので最近使ってこなかったのだよね。ここはアパホテルとかとの戦略の違いで、好みが分かれると思う。

部屋からは歌舞伎町名物のバッティングセンターが目の前にあり、もう日付が変わろうとしているのに煌煌と明かりがついていた。さすが不夜城歌舞伎町。

自分はくたびれたのでとっとと寝ることにします…。

無料朝食

翌朝。6時半からの無料朝食を食べに1階へ行きます。

1階は結構混んでいたが、テイクアウトで部屋で食べることもできるので、満席で席に困るということはなさそうだった。

内容は既製品中心で、特段美味しいというほとのものでもなかったが、種類はそれなりにあったので、いっぱい食べられて満足である。イベント仕事だとなかなか昼に時間通り食べられないので、朝がっつり食べられるのはありがたい。

ちなみに、7時過ぎた方がすいてたので、そんなに早起きする必要はなさそうである。

東横イン新宿歌舞伎町のまとめ

久々の東横イン宿泊ではあったが、シンプルな内容になつかしさと感じるとともに、なるほど確かにこのシンプルな内容を愛する東横インファンはいるんだろうなという風には感じた。アパホテルよりもわずか1平方メートル広い部屋も、アパよりは全然広くて快適だったし。もっとも、このご時世流行るのはアパみたいな大浴場があったりテレビが大きいとかエッジの効いたビジネスホテルな気がしており、事実ホテルの規模はどんどん差を広げられてるようだけど、東横インのような路線はこれはこれで必要なので、引き続き頑張ってほしい。

特に、繁忙期でもそんなに値段が変わらないのが東横インの絶対的な魅力なので、ここは維持してほしいものだ。

あと歌舞伎町のビジホエリアに初めて泊ったけど、店は沢山ある一方、歌舞伎町と無縁の宿泊もできるので、これはこれでありなんじゃないかと思いました。そんなにホテル価格も高くないし。