全国旅行支援を使ったワーケーション第2弾は京王プレッソイン新宿である。
11月初旬に新宿で行われるイベントの対応をすることになっており、夜遅くなりそうだったので、旅行支援と絡めて宿泊してしまうことを思いついた。
旅行支援が始まる前に予約したので、後付けで旅行支援が適用され、確か1泊あたり6,500円ちょい、実質700円くらいで宿泊でき大変お得であったが、旅行支援開始後に予約サイトを見たら同じ部屋の値段が1泊9,000円くらいになっていた。まあコロナ前は都内のビジネスホテルはそのくらいの値段してたと思うけど、この価格差を見ちゃうとなんだかなぁと思っちゃうね。
外観・ロビー
京王プレッソイン新宿は新宿駅南口から徒歩10分ほどと結構離れているが、都営新宿線からだと新線新宿駅の都庁側出口を使えば多少近くなるので好都合だ。
フロントは2階にあり、1階はローソンがあるので買い物には便利だ。さっそくエスカレーターを上りチェックインと行きましょうか。
が、チェックインが行列になっていて、ロビーで待たされる羽目に。アパホテルの1秒チェックインを見てしまうと、旧来のチェックイン方式なこのホテルの遅さが際立ってしまう。内装はオーソドックスで落ち着いてるけど、アパはこのあたり素晴らしいね。
10分以上待たされてようやくチェックインが終わり、部屋に向かいます。
シングルルームB
今回宿泊するのは10階のシングルルームBである。
部屋は12平方メートルとそれほど広くはない。
シングルルームBは普通のシングルルームと部屋タイプ自体は差はないが、土足禁止になってるほか、椅子がやや豪華になっておりリモートワーク向きといった作りになっていた。今回はあまりここで仕事はしなかったけど、靴を脱いでくつろげるのは何かとありがたい。
机は広々としているが、テレビが鎮座しているのでその分は割り引く必要がある。机の前に窓があるのは爽快感があって良い。
その景色であるが、甲州街道に面していて、特筆すべき眺めではないが広々とした空間を臨めるのはありがたい。交通量の多い甲州街道ではあるが車の音は全くと言っていいほど聞こえなかった。
フロア図を見ると、右側の甲州街道に面した部屋は意外に多くないようで、もしかしたらシングルルームBがそこにあてがわれているのかもしれない。
ベッドは普通のシングルベッドで特筆すべき点はなく、ややくたびれた感も感じられるが、ベッドサイドにはコンセントが設置されるなど最近の必需品はちゃんと備えられていた。
バストイレはありきたりなユニットタイプ。大浴場の設備はないので、こちらを使ったが、もうちょっとお湯の出が良いと良かったかな。
無料の朝食
京王プレッソインは、朝食が無料というのが特徴である。ホテルと言えば朝食なので、ありがたい。
朝食は1階の朝食コーナーで提供される。甲州街道に面した雰囲気から勝手に2階を想定していたのだが、ローソンの奥にこういう場所があったようだ。
中に入ると、食堂ばりにぎっしりと詰まったテーブルと椅子に、アクリル板がびしっと設置されてかなり重苦しい雰囲気。人数制限かけられるくらいならこのほうが良いけれど、果たしてこの過剰ともいえる対策は一体いつまで続くのやら…。
メニューはパンやサラダ、おかず数品に、カレーやお茶漬けが揃っている。無料だけあってそこまで豪華なメニューではないが、必要十分だ。
なおこのカレーは京王系列のC&Cカレーなんだそうだ。C&Cカレーファンは結構多いようなので、これは嬉しいと思う人もいるのでは。
京王プレッソイン新宿のまとめ
イベントで遅くなっても家に帰らずにすぐベッド、というのは最高だったけど、全体としては可もなく不可もなくというホテルで、アパホテルのような強烈な自己主張がないだけちょっと面白味には欠けた宿泊だったかな。
一時期京王プレッソインは都心部に結構展開していてビジネスホテルでは一歩抜きんでたイメージがあったのだが、今となっては普通のビジネスホテルで、何か飛び出たものがないと今後はなかなかつらいのでは。
朝食が無料なのはありがたかったけど、新宿エリアは今はコロナ療養施設になってて選びづらいけどアパホテルのタワーが歌舞伎町や西新宿にもあるので、次新宿でホテルでのんびりといった場合にはアパホテルを選んじゃうかもなという気がします。