たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

NH218便・ANAビジネスクラスでミュンヘンから帰国、そしてエクストリーム出社 / 2024.02 ドイツ1泊4日弾丸旅行(8・終)

ドイツからの帰りはミュンヘン10:15発NH218便である。

コロナ前は現地夜発だったANAミュンヘン線であるが、現在は現地午前発になっている。なので翌朝エクストリーム出社が可能になったわけであるが、いかんせんミュンヘン10:15発だと朝現地では空港へ移動するだけになってしまうので、ちょっと勿体ない気がするな…。

ミュンヘン空港ルフトハンザ航空セネターラウンジ

ET420型を追っかけた後、S8でFlughafen Münchenにちょうど2時間前の8:15到着。ミュンヘン空港は21年前にSバーンで来たことはあり、また14年前にブダペストへの乗り継ぎで使ったが、ドイツからの出国で利用するのは初めてだ。

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Sバーンの駅はターミナル1の地下にあるが、NH218便はターミナル2なので移動。ターミナル間は大屋根に覆われた広場で繋がっていて移動は便利。

ANAのカウンターで搭乗券だけ発券してもらい、保安検査場を通じてシェンゲン協定内の制限エリアへ、続いて出国審査を受ける。出国審査は多少並んでいたが10分ほどで通過。出国時は何も聞かれなかった。ここまで非常にスムーズな流れで、ミュンヘン空港なかなか使い勝手が良さそうだ。

ルフトハンザドイツ航空セネターラウンジへ向かうとしよう。

セネターラウンジはそれほど広くはなかったが、ルフトハンザらしいスタイリッシュなインテリア。NH218便のほか、2時間後にLH714便も飛んでいるので日本人の姿も多かったが、席には十分余裕があった。

食べ物はそれほどメニューは多くはなかったが、必要十分。これまで何故かルフトハンザのラウンジではソーセージに縁がなかったのだが、ここではニュルンベルガーソーセージがあった。これは嬉しい。

朝ごはんを食べてこなかったのでここでドイツ最後の食事をとる。ラウンジ入れるのは本当に便利だな。

NH218便のビジネスクラスに搭乗

H31番ゲートへ向かい、NH218便に搭乗。今日の機材はB787-9・JA928A号機。行きのNH203便と同じB787-9である。

帰りはありがたいことにビジネスクラスである。ANAビジネスクラス席に乗るのはインドネシアに行ったとき以来5年ぶり、ANAビジネススタッガード(ANA BUSINESS STAGGERED)に座るのは前回のドイツ以来6年ぶり3回目だ。

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座席は前回のドイツ帰りのNH210便と全く同じ7A。本当は違うところに座りたかったのだが予約した時点で窓側がここしか空いてなかった。なので細かな座席の紹介は6年前のブログを参照ください。

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CAさんの挨拶を受けてコートを預ける。ああ、ビジネスクラス席は人権を感じるわ(苦笑)

スタッガードに乗るのも3回目となると、最初の感動は遠のき、隣席の気配などがやけに気になったりはするけれど、まあそれは贅沢な話だ。

今日のNH218便のビジネスクラスはほぼ満席。みんなよく高い金払って乗るなぁ。特典航空券でしか乗れない自分としては羨ましい。

オレンジジュースのウェルカムドリンクを頂き、あとは離陸を待つばかり…と思ってたのだが、荷物積み込みに時間を要しているということで出発が遅れるようだ。普段であれば夕方に日本に戻ってそのまま家に帰るだけだったのだが、今回はこの後会社なのでちょっと心配になる。さらに明日、用ができて結局在宅勤務にできなかったので、一度家に帰れるかがちょっと怪しくなってきた。まあ、社員証とパソコン持ってきたのでそのまま出社はできるのだけど…。

結局プッシュバックを開始したのは25分ほど遅れた10:41であった。10:50にミュンヘン空港を離陸。

ドイツらしい平野が眼下に広がっていく。さよならドイツ。次に来るのはいつになるか…。

NH218便ビジネスクラス機内食(洋食)

NH218便は普段であればロシア上空を通過するので北上するのだが、今回はアジア大陸を横断するルートを通るので東へ向かう。このためヨーロッパの中では南東部に位置するミュンヘンから出発するNH218便はヨーロッパから日本へ向かう便としては飛行時間が一番短い。といっても12時間以上はかかるのだけど。

ウィーン付近で機内サービスが始まる。ウィーン、あるいはブダペストの街並みでも見れないかなと思ったのだが、ちょうどそのあたりだけ雲がかかっていて見れなかった。残念。

機内食は事前に洋食を指定してある。普段だと夜中のサービスで眠くて途中で寝てしまうのだが、今日はランチなので最後までゆっくり楽しめそうだ。

アミューズ

・フォアグラカナッペ
・ニソワーズサラダ

酒飲みでないのでいつも全く美味しいと思えなかったアミューズだが、今回はまあ普通に美味しかった。

■アペタイザー

・サーモンとキヌアのサラダ アボカドソース
・3種のブレッドをバターとオリーブオイルとともに

もうちょっと野菜が多いとなお良かったのだけど、サーモンはフレッシュで美味しかった。

■メインディッシュ

・ 牛フィレ肉のソテー カフェ・ド・パリのニョッキと野菜のソテー添え [404 kcal]

牛フィレ肉のソテーは絶妙な焼き加減と柔らかさで美味しかった。久々に美味しい機内食を食べた気がする。一方でニョッキは何の味もしなくて、量も多くてちょっとイマイチだったかなぁ。

あと、昔は大皿に載せて提供してくれたのだが、今は長距離線でも小さな皿になってしまったので、なんとなく高級感がなくなった気がするかな…。まあ、特典航空券で乗る人間に高級感だなんだってANAも言われたくはないだろうけど。

■デザート

・フルーツ

ここまで2時間弱。今回は無事コーヒーまでたどり着きました。ごちそうさまでした。

NH218便はちょうどトルコ上空を飛んでいた。このあたりはもちろん行ったことがない。まだまだ行ったことがないところばかり。残り人生でどこまで巡ることができるだろうか…。

ところで、ANAの3Dスカイマップ、これまで使いづらい2Dに戻せと毎度毎度書いていたのだが、「トータルルート」の縮尺を変えることによって、ある程度2Dと同じ感覚の画面を出すことができることを、隣に座っていたおっさんの画面を盗み見て初めて知った。おっさん、やるな(苦笑)

ドイツ時間では13時過ぎ、もちろん寝るには早い時間なのだが、日本時間では21時過ぎなので、明日に備えて座席をフラットにして寝ることにしましょうか…。

中央アジア上空で軽食

目が覚めると3時間ほど経った頃か。カザフスタンの上空を飛んでいるようだ。もうちょっと寝たかと思っていたのだが思ったよりも進んでない。ただ目覚めてしまったので、あまりおなかは空いてなかったがちょっと食事を注文。

一風堂 プラントベース ラーメン ~プラとん(Pla-Ton)~ 」である。ANAビジネスクラスで提供される一風堂のラーメンは毎度楽しみにしていたのだが、2022年12月より提供を開始した動物由来の食材を一切利用しないラーメンにリニューアルされた。

一風堂のプラントベースラーメンが機内食に新登場!|プレスリリース|ANAグループ企業情報

食べてみると、本当にトンコツ使ってないのってくらいな味わいが美味しかったけど、やっぱ2015年に一番最初に食べた一風堂の味わいには及ばないかな…まあ思い出補正もあるんだろうけど。

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アイスクリームとオレンジジュースも頂く。ごちそうさまでした。

さてここからもうひと眠りと思ったのだが、なかなか寝付けられない。ビジネスクラスのフラットシートだともっとぐっすり寝れた記憶があるのだが、年のせいなのか、午前出発便だからか、うとうとしただけだった。翌朝が辛いな…。

仕方がないので音楽を子守唄にして寝るか…と思ってリストを見てちょっと気になったこと。このエンヤのアルバム、本来であれば18曲入っているはずなのに7曲しか聞けないのである。昔はアルバム全部聞けた気がするのだが、ANA国際線の音楽はいつからこんなケチるようになったんだろう…?

到着前の朝食(洋食)

北京を過ぎたあたりで機内が明るくなった。あと2時間半ほどで日本である。行きよりも所要時間が短いこともあるが、やっぱりビジネスクラスだとあっという間だな…。

朝食はオーダーがくるまで悩みに悩んだのだが、洋食にした。

・メインディッシュ
 野菜とチェダーチーズのフリッタータ [335 kcal]
・ブレッド
 2種のブレッドをバターとともに
・フルーツ

うーん、まあ、想定通りの味で美味しかったけど、もうちょっとボリュームがあるとなお良かったかな…アラカルトで何か頼めば良かったかも。

朝の富士山を眺めながら羽田空港

さて、韓国上空から日本を縦断して太平洋へ。いよいよ羽田空港です。

と、ずっと真っ暗だったシェードを明るくさせてみると…

ああ、富士山ですよ…!

このルートだと左窓に富士山が見えるのね。日本人にとってこの光景は本当に嬉しかった。右窓は右窓で日の出が見えるのだけど眩しいので、現在の欧州線だったら座席は左側一択だな。

この日は北風が強くなかったからか、千葉県上空をぐるっと回ってB滑走路への着陸だった。千葉の見慣れた景色が見れたのは良かったけど、到着時間が気になるところ。

結局羽田空港第2ターミナル到着は定刻6:55よりも若干遅れた7:05だった。帰ってきちゃいました…。色々言いましたが、やっぱりビジネスクラスは快適でした。また乗りたい。

羽田空港第2ターミナル・シャワールームを利用

大急ぎで入国審査、税関検査を受ける。ちょうどシドニーからの到着便と重なり、税関で多少待たされるが、7:14に到着口に出ることができた。

若干時間があったので、羽田空港でシャワーを浴びて7:40発の高速バスで家帰って出社できるかも…と思って、地下1階のTIATシャワールームへ向かう。

tokyo-haneda.com

ここはANAの上級会員およびビジネスクラス利用者は無料でシャワーを浴びることができる。

が、なんとしたことか満室であった。2人待ちで30分は待つらしい。うーん、ANAの2タミ到着便なんかたかが知れてるのに何で満室なのか?と思うが、せっかくきたので自宅へ帰るのは諦めることにしてここでシャワーを浴びることにした。エクストリーム出社確定である…泣

部屋は結構広かった。シャワー室は質素な造りだったけど清潔で、汗を流すだけだったらこれで十分。旅の疲れを癒すことができた。

羽田空港第2ターミナル駅から東京モノレールに乗る。今日の目的地は新宿の先なので京急のほうが便利なのだが、この時間急行しか走っておらず遅いし、モノレールにしたほうがちょっとでも旅気分が味わえるかと思いモノレールにしたのだがこれが大正解。浜松町から乗り換えた山手線に田町で座れたが、品川から大混雑になっていたので、京急に乗ってたら大変なことになってたところだった。

しかし羽田空港から東京の西側へ行くのは不便だなぁ。東側の方が成田に行くにも羽田に行くにも絶対便利だと思うのに、なんでみんな西側に住むのだろう。

ドイツ1泊4日弾丸旅行記のまとめ

6年ぶりのドイツ、思いつくままに行って本当に良かった。特に4月18日からのANAビジネスクラス特典航空券のマイル数改訂後だと下手するとマイルが足らず行けなくなるところだったので、思いついたが吉日、というのは本当に大事だと思う。

www.ana.co.jp

マイルがすっからかんになってしまったのでしばらく行くことはないだろうけど、次行くときは今度こそ何日か休んでベルリンとかドレスデンとか旧東ドイツエリアに行きたいものだ。そうすると次はX年後?の退職祝いか…泣

(おわり)