たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ANA・NH411便で神戸へ寄り道も、神戸北野天満神社で花見ならず / 2024.03 京都花見旅(1)

2022年、2023年に続き、今年2024年も京都花見旅へ行ってまいりました。

■2022年の花見旅

www.tamazo-diary.net

■2023年の花見旅

www.tamazo-diary.net

3月末の見頃予想が大外れ

過去2年は4月頭の休みに出かけていたのだが、今年は4月1週目の土日が6-7日であり、ここ数年の開花状況を見ると遅すぎるのではないかと思い、今年は3月最終週の土日である30-31日が見頃になるのではと予想し、多少遅れても良いように日曜の31日を軸に出かけることにした。が、ご存じの通り今年は開花が遅れに遅れ、ソメイヨシノの見頃は6-7日で盛大にスカしました…これだから花見は予定が立てづらくて困る。

しかし、自然現象で仕方がないとはいえ、3月下旬になっても開花予想を外しまくった気象関係者は反省すべきだと思うのに、誰一人として申し訳ないと言わないのはどうだかなぁと思う。ごめんなさいしたら死んじゃう病なのかしら。気象予報士の名が泣くよ。

とはいえ、京都の花見はソメイヨシノだけではない。開花の早いしだれ桜が逆に見頃だったので、しだれ桜の名所を巡って、大いに満足した花見旅ではあった。

昨年はワーケーションを絡めて1泊したのだが、この30-31日は宿代がアホみたいに高騰していてとても泊まれる水準ではなかったので今回は日帰りである。もう京都は工夫しないと庶民が宿泊して出かける行先ではなくなってしまったなぁ。

ANA便でまずは神戸へ寄り道

3月31日。都営新宿線の始発に乗り、高速バスで羽田空港第2ターミナルへ。

今日の往路は羽田6:40発NH411便・神戸行でまずは神戸に寄り道する。京都へ行くのに神戸へ行くのは言うまでもなく非効率であるのだが、伊丹空港の利用料がかからない分安く、キャンペーンで当たったスカイコインの期限が迫っていたこともあり、一度乗ってみたかった神戸線で行くことにしたのである。

今日の機材はA321・JA114A号機。朝早い便でマイナーな神戸行であることから、機内は半分ちょっとという搭乗率ですいていた。

離陸後、伊丹線であれば相模灘の南から海上をずっと通っていくのだが、神戸線は内陸部を通っていくので、伊丹線であれば右側席から望む江の島や富士山が左側席から見ることになる。特に富士山は山の近くを通るのでものすごく大きい。やっぱ富士山は何度見ても良いなぁ。

もう一つの見どころと言えば、左窓から京都市街が一望できること。なのだが、この日は空が全体的にもやっていて、琵琶湖はかろうじて見えたのだが京都市街地はほとんど見れなった。肉眼ではかろうじて碁盤の目の市内っぽい景色が見れたのだが、スマホの写真ではほとんど判別できず…残念。

加古川付近で旋回して、明石海峡大橋を見下して神戸市街地を左に見ながら着陸態勢へ。この景色、なかなか楽しいなぁと思ったら…。

おーい、神戸空港を通り過ぎているじゃん…泣

神戸空港の着陸は東からのアプローチが基本なようで、一旦空港を通り過ぎて旋回して着陸するようなのだが、これは非常にまどろっこしい。ただでさえ非力なA321でまだまだ強い偏西風に押されて600kmそこそこの巡航速度でちんたら来ていたのに、最後の最後でさらに時間食われるのはたまったものではないなぁ。

結局、飛行時間は1時間以上、ドアクローズから到着まで1時間20分以上、今日から夏ダイヤということもあって定刻よりも15分以上遅れと、伊丹線に比べると時間がかかってしんどかった。もう神戸線は乗んなくて良いな。

北野天満神社で花見ならず

さて、せっかく神戸に来たので、京都に行く前にどこか見物しておきたい。特に花見とかできたらなぁと思って、どこか花見の名所がないかなと思って調べていたら、神戸北野天満神社という神社に目がついた。

天空の杜 神戸北野天満神社

京都にある北野天満宮とよく似た名前で紛らわしいが、異人館が集まる北野エリアに位置する神社である。というか、風見鶏の家のすぐ裏だそうだ。そんなところに神社があるなんて知らなかったが、異人館や神戸の街並みと桜を見下す眺めが素晴らしいらしい。これは楽しみである。

異人館の集まる北野エリアへ行き、神社へ。

小さな神社であったが、こんなところにもインバウンドが沢山。全く日本は変わってしまった。さて、肝心の桜ですが…

えーと、全く咲いてませんでした…泣

っていうか、一輪たりとも花が咲いてなかったのにはびっくりである。神戸は京都や大阪よりも気温が低いのかしら。まあ、天候相手じゃしょうがないのだけど、残念だなぁ。景色自体は良かったのでまた機会があれば訪れてみたい。

ちなみに北野を訪れたのは阪神大震災直後、1995年の年末以来なので、29年ぶりである。その時の写真がこちら。風見鶏の家の屋根がまだ補修中ですな。しかし、あれからもう30年近くになるのか…まいったなぁ。

さて、ここからは阪急乗り継ぎで京都へ向かいましょうかね。

(つづく)