たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

続・京都出張シリーズ(11):仁和寺・龍安寺・広隆寺(2021年8月~9月)

今回の出張では普段は京都の中心部から遠くてなかなか訪れることの少ない洛西エリアも時間を作ってちょこちょこ巡りました。

仁和寺

世界遺産としても有名な仁和寺は、高山寺からの帰りにちょろっと訪れてみた。

修学旅行のころに訪れたような気はするのだが、はっきりとした記憶になく、なので初訪問に等しい。

もうちょっと修学旅行の時まじめに京都を見て回るべきだったな…。

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仁王門の堂々たる構えがまず見事。そして五重塔の端正な姿にうっとり。このあたりは桜の名所であり、また春に来てみたいものだ。

奥の国宝、金堂はそれに比べるとちょっとぱっとしないように見えるが、これは江戸時代に紫宸殿を移築したもので、現存する最古の紫宸殿として貴重なものだそうだ。コロナ終息を祈願して手を合わせる。

龍安寺

ホテルグランバッハ京都に宿泊した日、朝食を食べた後市バスに乗って龍安寺に向かった。

仁和寺のすぐ近くなので一緒に回れれば一番良かったのだが、何分出張ついでなのでそこまで時間がなく、改めて訪れた次第である。

龍安寺は少なくとも幼稚園児の時に行ったことはあり、修学旅行のころにも行ったかもしれないのだが、何分昔過ぎるのでこちらも初訪問に等しい。

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龍安寺前まで行くバスがなかったので立命館大学前で降りてきぬかけの道を歩く。緩やかなカーブを描きながら緑豊かな山麓の道を歩くのは気分が良いが、8月末とはいえ朝8時の京都はもう暑い…。

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龍安寺といえば何より有名なのは方丈にある石庭である。さっそく向かうことにしよう。

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朝8時台、そして緊急事態宣言が出ていたこともあって、普段であれば観光客でごった返す石庭は終始誰もいなかった。 あまりに寂しすぎたけど、こんな時期でないと誰もいない龍安寺など体験できないだろうと思って無理して来た甲斐があった。コロナ禍の出張の役得だよね。

汗を冷ましながら、しばし無になってこの石庭と向き合う。

広隆寺

9月半ば、出張が午前で終わった日、伊丹経由で帰る前に広隆寺に立ち寄った。

最寄り駅は嵐電太秦広隆寺駅だが、地下鉄で太秦天神川駅まで来たので、そこから、嵐電沿いの道を歩きながら広隆寺へ向かう。

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広隆寺といえば、よく写真で見るのはこの堂々たる山門であろうと思う。

特に山門前の道路に嵐電が走っており、路面電車然とした往時の京都らしい写真が撮れるのが良い。

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広隆寺は京都最古の寺院とされているが、建物は再建されたものが多く、一番の見どころは霊宝殿に集められた仏像たちのようだ。

特に弥勒菩薩半跏思惟像(宝冠弥勒)は、ちょっと微笑んだ顔が印象的な国宝第1号に指定された仏像としてとくに有名だそうで、そうだ京都行こうのアーカイブ映像でも印象的だったので一度見てみたいと思ってやってきた。

が…、この霊宝殿、正直期待はずれだったなぁ。 写真が撮れないのは仕方ないとしても、全体的に暗くて、肝心の仏像や文字が良く見えない。宝冠弥勒もかなり離れた場所に置かれていて、よく見えんかったですわ…。

ここは一度行けば十分かな…嵐電とのツーショットが一番良かったかなという気がします。

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続・京都出張シリーズ(10):高山寺特別拝観(2021年8月)

今回の出張では朝を中心にあちこち出かける機会に恵まれたので(もちろん仕事もやってますよ!笑)、その記録を振り返ってみたい。

まずは三尾エリアの高山寺です。

世界遺産 栂尾山 高山寺 公式ホームページ

世界遺産 栂尾山 高山寺は、京都市右京区の栂尾(とがのお)にある古刹である。建永元年(1206)明恵上人が後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、名を高山寺として再興し、鳥獣人物戯画、日本最古の茶園として知られる。

わざわざ京都市内から遠く離れた高山寺に行きたいなと思ったのは、東京国立博物館でこの春行われた特別展 「国宝 鳥獣戯画のすべて」に行ったことがきっかけである。

東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」

再開のお知らせ(2021年5月29日発表) 特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は6月1日(火)より再開いたします。また、会期を6月20日(日)まで延長します。 開館日、開館時間、チケットの購入等についての詳細は展覧会公式サイトにてお知らせします。...

ご存じの通り緊急事態宣言の影響ですったもんだあって注目を浴びたことから、せっかくなので行ってみるかと思い会社帰りに見に行ったのだが、鳥獣戯画そのものも興味深かったが高山寺という世界遺産の寺や、明恵上人という正直あまり聞いたことのない人のことを知り、これはぜひ次に京都へ行った時には訪れたいなと思うようになった。

そんなわけで、8月一発目の出張は仕事が午後からだったので、午前、念願の高山寺へ行くことにした。

京都市バスで高雄へ

高山寺へはJRバスが市バスで市内から50分ほどかかるが、両方合わせると日中は20分おきに走っているので交通の便は悪くない。

行きは市バスに乗ることにして、四条烏丸8:25発の8系統に乗る。

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この日はちょうど京都府にも緊急事態宣言が出された週末で、週明けから主な観光スポットが休止になることになってたこともあり、観光客ぽい人は全くいなかった。まだ夏休みだというのに、京都の観光業界はどうなってしまうのだろう。

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嵯峨野エリアを過ぎ30分ほど乗ると、山が迫ってくる。とても市バスが走るエリアとは思えないが、この区間は今年3月から均一運賃エリアになり、これまで高雄止まりだった市バスも高山寺の最寄りの栂ノ尾まで延長されとても便利になった。

京都市交通局はコロナの影響で火の車なのによくそんなことするわなと思うけど。

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50分ほど乗り終点の栂ノ尾に到着。終点まで乗ってたのは自分一人だった。

清滝川の水の流れる音が心地よく、心持ち涼しさも感じる。

高山寺境内を散策

バス停からすぐ裏参道から境内には入れるが、少し道路を戻ったところにある表参道から境内に入る。

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檜の巨木や楓の青い木々がとても瑞々しい。紅葉の時期はまた見事なのだろう。 ただ所々、空が開けている場所がある。このあたりは2018年9月に台風被害を受けた場所なのだそうだ。

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階段を上った一番奥にある金堂、開山堂、そして明恵上人御廟といった建物を巡る。 高山寺奈良時代に創建された古刹とされているが、金堂や開山堂は室町時代に火災にあい、江戸時代に再建されたものだそうだ。

朝早いこともあって訪れる人も少なく、厳粛な気分になる。参道の脇を流れる水の音が心地よい。

高山寺の特別拝観へ

さて、国宝に指定されている高山寺最大の見どころ、石水院へ向かうことにする。

今回、10時からの特別拝観を予約している。

国宝鳥獣人物戯画 世界遺産 高山寺「遺香庵」特別拝観

漫画のルーツともいわれ親しまれている、「国宝 鳥獣人物戯画」を所蔵する高山寺は、栂尾山に佇む歴史ある古刹です。2018年9月の台風で、境内には約300本もの大木が倒れ、大きな被害を受けました。復旧工事を行うため、2019年にクラウドファンディングを実施。1,500人以上の温かいご支援で、2020年3月31日に、一次復旧工事が完了。2020年4月1日より、境内全域が公開されました。

値段が4000円とかなり高いのだが、評判が良いらしく、何より特別拝観という言葉に弱い(苦笑)ので、せっかく行くならと思い申し込むことにした。

この回の参加者は自分を含めて4人。ネットで簡単に申し込めるのだが、この特別拝観も緊急事態宣言中は電話予約のみ(事実上の中止)となり、ギリギリのタイミングで来ることができた。

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石水院は鎌倉時代に建てられた明恵上人の時代から唯一残る遺構で、南面の縁側に腰をおろすとからは清滝川を挟んで向山がぱっと開け、実に見事な景色を楽しむことができる。ここで特別拝観が始まるまでのんびりとしたひと時を過ごす。

中には「鳥獣人物戯画絵巻」が飾られているのだが、ここに飾られているのはレプリカである。部屋の中の文化財は写真撮影NGのようなので、一瞥するにとどめる。

特別拝観はまずここで執事から高山寺の歴史を聞くことから始まる。 鳥獣戯画で有名であり、世界遺産にもなっている高山寺であるが、決して鳥獣戯画があるから世界遺産になったわけではなく、高山寺中興の祖たる明恵上人の功績が世界遺産になったといっても過言ではない。 宗派を作らなかったので学校の教科書に出てくることは少ない明恵上人であるが、その無欲な釈迦信仰の様が多くの人から信頼され、鎌倉時代多く開かれた数々の宗派と繋がりを持つ重要な存在であり、それゆえ鳥獣戯画をはじめとする数々の文化財がここ高山寺に集まり、世界遺産に指定されたということを、恥ずかしながら執事の話を聞いて初めて知った次第である。

わずか10分ちょっとの案内ではあったが、それだけでもこの特別拝観に参加した甲斐があったなと思いました。

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続いて通常は非公開の茶室、遺香庵を見学。

こちらは昭和期に財界からの寄付で建てられたので築100年近くたつとはいえ由緒ある建物というわけではないが、周囲の石積みは、鎌倉時代のものもあるらしく、往時の財界の気概を感じる茶室が自然にごく溶け込んでいるのも納得である。

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そして注目すべきは苔むした庭の見事なこと!それもそのはず、近代日本庭園の先駆者とされる七代目小川治兵衛晩年の作庭だそうだ。

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続いて日本最古の茶畑を見学。ここ高山寺は中国・宋から輸入した茶葉を最初に植えた場所なんだそうだ。

今でも細々と育てているお茶の葉を見て、歴史の深さを感じる。 茶畑は境内からも見ることができるが、畑の中には入れないので、特別拝観だけの役得である。

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石水院へ戻り、書室で抹茶と小豆を寒天で固めた甘いお菓子(栂の月)を食べて一服。抹茶は先ほどの茶畑のものかと思ったら宇治茶だそうだ。ちと残念だが、宇治茶も元をただせばここの茶葉が宇治へ伝わったものである。

特製ご朱印鳥獣戯画のポストカードやクリアファイルをもらって1時間ちょっとの特別拝観は終わりである。

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高山寺特別拝観のまとめ

特別拝観は1時間にわたって深い案内をしてくれたので、高山寺に関する知識が深まり、とても充実したものだった。

石水院は正直何の案内もなければ鳥獣戯画のレプリカ見て終わっちゃうのではないだろうか。 高山寺の奥深さは鳥獣戯画以外のところにある。それを学ぶことができる特別拝観はとてもおすすめだと思う。

本当であれば神護寺西明寺なども見て回りたいところだが、全部見たら仕事に間に合わなくなってしまうので(汗)、帰りはJRバスに乗って市内へ戻りました。今度は紅葉の時期にまた行きたいものですな。

 

続・京都出張シリーズ(9):ベッセルホテルカンパーナ京都五条

今回の出張シリーズでは最初の1泊と最後の3泊は、もはや定宿となっているベッセルホテルカンパーナ京都五条に宿泊した。

ベッセルホテルカンパーナ京都五条

ベッセルホテルカンパーナ京都五条は、五条駅3番出口から徒歩1分で、大浴場完備。全室Wi-Fi完備、サータ社製のポケットコイルベッドを設置。優れたクッション性で良質の安眠をご提供します。京都観光の拠点、またはビジネスにご利用ください。

もうこのブログにも3回書いてるので正直新ネタはないのだが、今回も快適な宿泊だったので記録には留めておきたいと思う。

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外観・ホテル設備

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ホテルは地下鉄五条駅から徒歩1分。そんなに便利な場所ではないが、もうホテルを見るだけでほっと一息ついてしまう。

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ちなみにこのホテルのセールスポイントとして、隣がセブンイレブンというのがよく挙げられるが、実はそれよりも道路の斜め反対側にフレスコ五条店がある方が自分としてはポイント高いのではないかと思う。ペットボトルは84円くらいで買えるし、何よりアイスが3割引き。月2回くらい半額セールをやってるので、セブンイレブンの半額でアイスが食べられるんですよ!(笑)

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1回目は8月だったので夏季限定のアイスキャンディーサービスがあった。ドーミーインとかと違って通年ないのは残念だが、その代わりここは23時までドリンク飲み放題なのが実に良い。オレンジジュースもミニッツメイドだし(お子様)。

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地味に関心するのがこのエレベーター。3基あるうえに高速モードで動くのでほんと待たされない。口コミでも結構書かれているのだが、これ実に快適なのです。

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2階大浴場入口の和の装飾は本当に素敵だね。 そして1か月いろんなホテルを渡り歩くと、ここの大浴場は実に広い。水道水感ありありなのがちょっと残念ではあるが、広いのでのんびりできるのが好印象だ。

スタンダードツインルーム

今回、すべてワクチン接種者向けプランでシングルルームを予約したのだが、結果、いつも通りツインルームであった。

これまで6回シングルルームを予約しながらすべてツインルームにアップされており、大変ありがたい限りだが、そろそろ違う部屋が見てみたいものです…苦笑

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8月は国道沿いの最上階9階がアサインされた。

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9月は消防署寄りの6階がアサインされた。どちら向きでも1人なら快適。

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ここはツインルームでもちゃんとした机があり、しかも有線LANの口まであるのでビジネス利用は申し分ない。飲み物が欲しければ1階に取りに行けばよいし、ワーケーションの拠点としても良いね。

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9階の廊下からは、隣の隣の消防署を見下ろす形になるので清水寺の三重塔がよく見えた。なかなかの景色だけど、こればっかりはどこの階に泊まるか次第なので運だね。

ハイブリッドな朝ごはん

さて、期待の朝ごはんです。

今回、特に後半は3連泊だったのだが、ここは和食の日、洋食の日と分けられるくらい種類がたくさんあるので飽きがこない。 ただ実際泊まってみて驚いたのは、日々少しずつメニューが変わっているのだ。

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例えば洋食メニューの麺類は、ある日は明太子、別の日はミートソース、更に別の日は焼きそばと毎日違っていたし、肉系メニューもある日は焼売だったりした。あと客数によって皿の大きさも日々違っていて、きめ細やかなコントロールの跡が伺える。

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おばんざい系も、人気定番メニューのチキンの西京焼きは不動だけど、それ以外はちょこちょこメニューが変わっていた。

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そしてデザートまで毎日変わっていくのだからホント素晴らしいですわ…。

ドーミーインとか、連泊しても毎日ほとんどメニューが変わらず、いくら種類豊富でもだんだん飽きてくるのとは雲泥の違いだと思う。

そんなわけで、4回の食事でとにかく色々食べました…。

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2回目は、期間限定であなご丼がサービスされていた。あなごをこんなに食べたのは初めて。

1回目、2回目は和テイスト、3回目は洋テイスト、4回目はごちゃ混ぜにしてみたつもり。

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そしてデザートも毎日違うものをパクパクと。いやぁ今見ても良かったなぁ。

あと、小川珈琲のコーヒーがまた美味しい。これ一回飲むと、コーヒーサーバーのコーヒーが苦くて美味しくなくなるんだよね。 こんなコーヒーって味が違うものなんだ、というのを実感します。

Ghost Kitchenとスリランカカレー

最後に朝以外の食事メニューを。

最近このホテルでは、Ghost Kitchenという会社と組んで、朝食でしか使われていない厨房を活用したデリバリーサービスを開始している。 8月はコロナも吹き荒れていたので、外で食べるのはやめてこのデリバリーで夕食としてみた。

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メニューはこんな感じで、種類豊富なのは良いのだけど、残念なことに京都っぽいものが一つもない。

ちょっと考えたうえで、肉吸いを頼んでみた。まあ、大阪の料理なんだけど、関西の料理なので。

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肉吸いなので量的にはそんなでもないかなと思ってたのだが、豆腐や肉がかなりボリューミーに入ってたので、結構お腹いっぱいになった。 ただ、ウーバーイーツの人が行き来してたので、京都市民には人気なのかもだけど、やっぱ関東民からすると、一品くらいは京都名物の品を入れてほしいところだなぁ…。

続いて9月。4日間限りでスリランカフェアをやっていてスリランカカレーを提供してたので昼食に食べに来た。

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なんでスリランカなのかと思ったら、副支配人のジュードさんがスリランカ出身だからとのこと。実際ジュードさんが接客対応していたが、日本語ペラペラなスマートな方で、こういう方が副支配人だからこのホテルのサービスレベルは高いのかと感心。

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朝食を提供しているエリアを区切って、スリランカの写真や音楽が飾られ、つかの間の海外気分に浸る。

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そして注文したスリランカカレーは、全然辛くなくてまろやかな味がむちゃくちゃ美味しかった。 あまりに美味しすぎたので、もう一度夕食に食べに来てしまいました。 あんまり人入ってなさそうだったけど、ホント勿体ない。これ通年メニューにしてくれないかなぁ。毎回頼んじゃいますよ。

ベッセルホテルカンパーナ京都五条のまとめ

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今回最初に1泊して、約1か月間他のホテルに浮気?して最後に3泊戻ってきたのだが、結論としては京都のホテルはベッセルホテルカンパーナ京都五条で決まりということですな。

もちろん他に快適な高級ホテルはたくさんあるし、ビジネスホテルでも快適なホテルはたくさんあるのだが、ここはとてもバランスが良い。尖ったところはないのだが、朝食は美味しいし大浴場は広いし、ツインルームでも机あるしラウンジサービスも充実。スタッフはみなフレンドリーなうえに宿泊費もリーズナブル。マイナスポイントがどこにもない。ネガになる要素がほとんどないという安心感が素晴らしいと思う。

ただひとつ。やっぱ五条通は不便なんだけど…これからも京都ステイの最有力候補として利用し続けたいと思います。

 

続・京都出張シリーズ(8):ABホテル京都四条堀川

今回宿泊したのは前回に引き続きABホテルであります。

今度は四条堀川にあるABホテル京都四条堀川です。

【公式】ABホテル京都四条堀川 | 地下鉄「四条駅」・阪急電鉄「烏丸駅」2番出口より徒歩7分

京都市四条通堀川でご宿泊の方はABホテルをご利用下さい。地下鉄「四条駅」・阪急電鉄烏丸駅」2番出口より徒歩7分。ビジネスにも観光にもご利用いただけます。

 

今回も前回同様、急遽京都に泊まることになり、会社のシステムを使わないで予約したので、安いところを…というところで選んだ。

ここも朝食付きで1泊3200円と超激安であった。

外観・ホテル設備

ABホテル京都四条堀川はその名の通り四条堀川の交差点脇にある。四条通側にあり、2年前に泊まったスマイルホテルのちょっと先なので、阪急烏丸駅から歩けなくはない距離にある。四条堀川の交差点を南に進めば、去年泊まったアーバンホテル京都四条プレミアムがあり、このあたりもホテルの激戦区だ。

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中に入ると、前回のABホテル大阪堺筋本町と似たような感じのフロントとロビーがある。こちらでチェックイン。結構人の行き来は多く、稼働率は高そうだ。

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(画像は公式ホームページから借りました)

ここも1階に大浴場がある。それほど広くはなかったけれど、窓の外から京都らしい庭の設えがされているのが好印象だった。

アサインされた5階のシングルルームへ向かいます。

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シングルルーム

間取りを見る限りシングルAっぽいですが、ちょっと自信ありません。まあシングルAもBもそんなに差はないのだけど。

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部屋の広さは13.1平方メートルとそこそこ広く、ベッドは清潔でフカフカで心地よかった。

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ベッド正面にテレビと机が置かれている。机はシンプルな作りでパソコンを置いても十分すぎる大きさ。ビジネスユースとしては非常に使い勝手が良い。椅子もしっかりした作りなのが良いよね。

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机のあたりから入口方向を見るとこんな感じ。

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バストイレはユニットタイプで標準的。バスはそれほど広くはないが、大浴場があるので使わなかった。

朝食ブッフェ

朝食は1階レストランでブッフェである。

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大阪は完全に1人席だったが、京都は観光利用を考慮しているのか、2人がけ席が多かった。窓から京都らしい庭の景色が見れるのは開放的でよいよね。最近こういう凝った作りをしたホテルが増えてきた気がする。

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メニューは大阪と似たような感じではあるが、京都らしくおばんざいっぽいメニューもあったり、大阪よりちょっと豪華な感じ。

というより、大阪もそう思ったけど、この価格帯でこれだけ揃うのであればホント十分じゃないかなぁ。 あと、大阪でほしいなぁと思っていたヨーグルトがここにはあった!これもポイント高し。

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そんなわけで朝から沢山よそっていっぱい食べました。幸せなり。

ABホテル京都四条堀川のまとめ

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大阪のときも思ったけど、うんここで良いじゃん、という印象でした。 低価格で泊まるならここ一択な気がする。というか、もうちょっと高いホテルに泊まるよりもここで良いじゃんって思うほど。朝食とかもっと高くても手が込んでないところはいっぱいあるし、大浴場がないホテルも多いので、ビジネス利用だったらここで十分な気がする。観光利用だとちょっと物足りないかもだけど…。 あと、ビジネス利用だと四条堀川はちょい不便なのよね。観光だとバスが縦横に走る場所なので便利なのだけど。 キャリーバッグごろごろと運ぶときとかがちょっと大変かも。

まあそれを上回る快適さで個人的には十分満足です。 今回の京都滞在では2番目に良かったかな、くらいに思ったりしてます。

 

続・京都出張シリーズ(7・番外編):ABホテル大阪堺筋本町

今回は京都出張ながら大阪に泊まったので番外編であるが、ABホテル大阪堺筋本町である。

【公式】ABホテル大阪堺筋本町 | 大阪メトロ堺筋線「堺筋本町駅」12番出口より徒歩約3分

大阪市でご宿泊をお考えの方はABホテル大阪堺筋本町をご利用下さい。大阪メトロ堺筋線堺筋本町駅」12番出口より徒歩約3分。ビジネスにも観光にもご利用いただけます。

 

今回は急遽泊まることになり、会社のシステム経由で手配をしなかったので、どこでも良いから安いところをと思って選んだ。

場所がどこでも良いなら、大阪の乗りつぶしを夜~朝にしようと思って、大阪に遠征することにして、安くて良さげなホテルとしてチョイスした次第である。その値段、朝食付きで3200円!無茶苦茶安すぎなのだが、果たして。

外観・ホテル設備

ABホテル大阪堺筋本町は、大阪メトロの堺筋本町駅から徒歩3分ほどのところにある。御堂筋からは離れているが、対京都で考えれば堺筋線沿いなので移動は便利。

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これだけ安いのだから無人受付なのかなと思いきや、ちゃんとしたフロントもあり、ロビーもしっかりしていた。これは高評価。 1階の奥には大浴場(というほど広くはないが)がある。

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(画像は公式ホームページから借りました)

このクラスのホテルで大浴場があるのは非常にありがたいが、願わくば終わりが24時だとちょっと早いので、1時まで営業してくれるとありがたいところ。

あと、普通ホテルの大浴場は女性用だけ暗証番号がついているものが多いが、ここは男性用もついている。まあ考えればそれが普通な気がするが、ついつい忘れてしまう(というか一度忘れて取りに戻りました)

シングルルーム

今回アサインされたのは9階のシングルルーム。

チェックイン時にアップグレードしたと言われた記憶があるので、シングルBだったかなぁと思うが、ちょっと自信がないです。

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部屋の広さは12.8平方メートルとそこそこ広い。ベッドが大部分を占めるが、2019年12月オープンでまだ新しいのでフカフカしていた。 ベッドに寝そべると目の前がテレビなので、のんびりテレビを見ることができる。

ちょうど金曜だったのでWBSを見てたのだが、今頃気づいたのだが、テレビ大阪大阪府のみが視聴エリアなので、京都とか兵庫は見れないのね…。これは意外でした。

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机や調度品はシンプルなので、逆に広々と利用でき、ビジネス利用としては申し分ない。

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バストイレは標準的なユニットタイプだが、大浴場があるので基本的には問題なし。

部屋タイプによっては洗い場つきタイプがあるようだ。このランクで洗い場つきとは正直驚異的だな。

朝食ブッフェ

翌朝。6時半からの朝食ブッフェを食べに2階へ。

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横並びの席配置は完全ビジネス向けだね。

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メニューはこれといって大阪らしさはないのだが、どれもしっかり作りこんでいて好印象。 個人的にブッフェのバロメーターとしているミニトマトもあったし、オレンジジュースも果汁100%(たぶん)だった。価格を考えるとこれだけ豊富なメニューが食べられるなら十分なのではないかしら。

欲を言えば、デザートがなかったのが気になったのでヨーグルトくらいあるとなお良かったかも。

ABホテル大阪堺筋本町のまとめ

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いやはや、予想よりもすごく快適な一夜でした。ビジネスホテルに宿泊するならこれで十分じゃないの?と思うほどでした。

ABホテルは首都圏ではあまり馴染みのないブランドだけど、コロナ禍でも好業績ということでニュースにもなっていたが、実際に宿泊してみてそうだよなとよくわかった。

ABホテル、業界人も目を疑う「黒字死守」の神髄 | レジャー・観光・ホテル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

ライバル会社の社員が、驚きと疑問の入り交じった声でつぶやいた。「ABホテルさんの客室稼働率はすごいですね。なんでこんな高いのでしょう……」。ABホテルとは、東海エリアを中心に全国31店舗(2021年2月時点)…

大阪での宿泊だけで言えば、今はホテル価格も下落しているのでわざわざ遠いエリアから地下鉄で移動してここを選ぶほどではないが、堺筋本町堺筋線、中央線沿いに用があるなどの場合は今後も有力な候補になりそうだ。

 

続・京都出張シリーズ(6):ホテルインターゲート京都四条新町

京都宿泊5回目はホテルインターゲート京都四条新町である。

【公式】ホテルインターゲート京都四条新町 - 四条駅徒歩5分のホテル

2018年3月開業。公式サイトでの予約がお得。地下鉄烏丸線四条駅より徒歩5分と京都観光にもビジネスにも便利な好立地。ごちそう野菜の朝ごはんには、野菜が持つ本来の美味しさを最大限に引き出した料理をご用意。

 

宿泊5回目となると、新規開拓をしようにも例えばブッフェがないとか大浴場がないとか、ちょっと飛んだ要素のあるところか、規定上は泊まれるがちょっと高いなぁというホテルしか見当たらなくなったので、ブログネタ的には今一つであるが、2019年に泊まったことがあり好印象だったホテルインターゲート京都四条新町にリピートすることにした。

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2年ぶりの宿泊で印象はさらに良くなるか否か。

外観・ホテル設備

ホテルインターゲート京都四条新町は新町通にあり、四条烏丸の交差点からはちょっと歩く。

新町通は最近ホテル激戦区でほかにも三井ガーデンホテル四条新町別邸とかかなり気になる存在のホテルもあったのだが、あちらはちょっと高くて今回(土日)の日程では確か規定内で泊まれなかった。その点ではインターゲートは土日でも7000円台で泊まれる比較的良心的な値段で好印象である。

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京町家をイメージした外観は秀逸だなぁと毎度思う。9月だからか、入り口の暖簾が黄色になっていた。季節ごとに変えているのだとしたら、この色合い、往年のJAL EXECUTIVE CLASS SEASONSと同じだなぁと思ったが、このネタで共感してくれる人もどれだけいることか。新人マイラーとか知らないよねきっと。

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開放的でお洒落なフロント、ラウンジといったパブリックスペースは相変わらず素敵だ。 今回アサインされ5回の部屋へエレベーターで向かう。エレベーターホールに置かれたソファがホスピタリティを感じますな。

スーペリアツインルーム

今回はスーペリアツインルームである。

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公式ホームページによると広さは22~24平方メートルとのことで、一人宿泊には十分広い。 幅1100mmのベッドには青いベッドスローがかけられており、全体的にクールな印象の部屋だった。

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テレビの隣には机と椅子が設えられており、仕事はしやすかった。今ラウンジサービスが20時までの短縮営業になっているのでラウンジで仕事ができず、そうなると机が部屋にないとちょっとつらい。 ただこの机と椅子は1つしかない。椅子はそばにもう1つあるのだが、この部屋2人で泊まる場合は机を囲んで座れず、部屋飲みなどには難儀しそう。

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ベッドから反対側を望む。クローゼットは広々としていたが、このエリアにだいぶスペースを割いている気がする。もうちょっと部屋に割り当てられる気がした。まあもう造っちゃった以上容易に改造はできないだろうけど。

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バストイレは標準的なユニットタイプであるが、洗面スペースが別に設けられているなど広々としている。まあここは大浴場があるので、基本は使わないけれども。

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(公式ホームページから借りました)

大浴場は、男性用はそんなに広くはなかった印象であるが、ゆったりと疲れを癒すことができた。

ぶぶ漬けバイキング

このホテルはラウンジサービスが大きなポイントの一つだが、緊急事態宣言の影響で20時クローズとなってしまっている。

夜食サービスとして提供されていたぶぶ漬けバイキングも19時から20時までとなっており、ここで何か食べないとコンビニ弁当とかになってしまうので、急ぎラウンジに向かいバイキングを食べることにしたい。 2年前は懇親会が2次会まであったので食べられず、今回が初体験です。しかし、懇親会が2次会まであった世の中など、もう想像がつかないな…。

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ラウンジは、同じことを考えている人で賑わっていた。出張に行き始めた8月末の京都は本当に燦燦たる状況だったが、土日だとちょっと客は戻ってきているのかな。人が少なすぎるのは寂しいが、人が多いと多いでまたうんざりしてしまったりする(単なるわがまま)

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ただ残念だったのはこのぶぶ漬けバイキング、全然具材のフォローができてなかった。一番がっかりだったのが刻み海苔が品切れになってたこと。お茶漬けで海苔がないなんて普通ないわ。 とりあえずインスタ映えしそうな盛り付け(笑)はして、美味しく食べたけど…。

あとドリンクが中途半端にボトルサービスにしているのですぐ無くなってたし、コーヒーはスタッフが提供するタイプで渋滞を起こしていたし、こんなのドリンクサーバーを置いておいてぶぶ漬けの具材フォローに回してほしい気がした。

焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはん

翌朝、ラウンジで朝食を取る。 焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはんとして洋食中心の一味違ったメニューが提供されている。

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美味しかったけど、なんか朝から揚げ物焼き物系が多くてちょっとヘビーだったかなぁ。 これは2年前よりも年を取って和食テイストになってきたということだろうか。 ただ、2年前のブログ写真と比較すると、盛り付ける量は逆に増えているのでそのせいか…苦笑

あとちょっと微妙だったのがスタートが朝7時だったこと。ちょっと7時だと遅いんだよね。朝6時からスムージーサービスがあるのは良いのだけど、せめて朝食は6時半から開けてほしい。

ホテルインターゲート京都四条新町のまとめ

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2度目の宿泊であったが、正直前回ほどの好印象はなかったかなぁ。前回素晴らしいと思ってたラウンジサービスが今回わずかしか楽しめなかったのと、前回は金~土だったのに比べ、やっぱ土~日泊は緊急事態宣言下であっても賑やかでちょっとサービスが雑な感じがした。これピーク時だともっと戦場と化してしまうのかしら。

ただ、コロナ禍かつ新町通で競合ホテルが林立しているが故に、このサービスレベルでも比較的良心的な値段で泊まれるこのホテルは今でも十分おすすめなのは変わりない。前回泊ったホテルリソルソリニティ京都と比べてどっち泊まるか、と言えば、自分はこっちかなぁ。

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ちなみに、今ホテル北側で再開発がされているので、ホテルがどんな感じに建っているのかがよく見ることができます。こんな感じでうねうねと繋いでいるのね。こちら再開発で何建てるのか見てなかったけど、またホテルなのかしら。

京都はかなり既存ホテル厳しそうなイメージだけど、これ以上ホテル建てて大丈夫なのかしら。

 

続・京都出張シリーズ(5):ホテルリソルトリニティ京都

京都滞在4泊目はホテルリソルトリニティ京都である。

【公式】ホテルリソルトリニティ京都 | 京都 ホテル

風情ある京町屋を思わせる静寂で落ち着いた佇まい の麩屋町通りに2018年秋に新規開業。地下鉄「東西線」9番出口から徒歩2分。宿泊者専用大浴場 で上質なくつろぎをご提供いたします。

そこそこの値段で良さげでまだ泊まったことのないホテルということで選んでみた。

ただネックなのは最寄り駅が京都市役所駅ってこと。市街地からは歩けなくはないけど微妙に遠いのよね。2年前も宿泊候補だったのだが、その時はそれで見送ってた。

外観・ホテル設備

この日は四条河原町から15分くらい歩いてホテルに向かったが、雨だったのでちょっとくたびれた。

ちなみにホテルの案内では京都市役所駅9番出口から徒歩2分とあるが、その9番出口が西の端なので、駅の改札口からだと5分以上はかかる。

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麩屋町通の静かな佇まいの中に、新しいビルが見えてくるとそこがホテルである。 夜なので幻想的に見えるけど、京町屋って言うほどではないかな。というか、最近京都のホテルは夜の外観でインスタ映えっぽく誤魔化してるところがすごく多いよね。

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こじんまりしたフロントでチェックイン。後ろのバーは、一昔前であればインバウンドに大人気だっただろうが、コロナ禍で営業してないみたいだ。

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部屋へ向かうにはいったん中庭を経由する。今日はあいにく雨が吹き込んできてしまっているが、一瞬外の空気を吸えるのはこれはこれでよい演出だと思う。

ワイドダブルルーム

今回アサインされたのは6階のワイドダブルルーム

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部屋に入ると扉で仕切られていて、手前側にバストイレとクローゼットがあり、部屋へは靴を脱いで入る形になっていた。 なんとなく自分の部屋みたいで、調度品もちょっと赤が目立つかなと思ったくらいでセンスがあって良い感じ。

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奥に入ると目立つのがベッドの大きさ。シングルベッドほぼ2つ分、幅が210cmもあるのだ。これだけ広いベッドを独り占めできるのは嬉しい。

窓は障子テイストとなっているが、その奥は電動窓となっていていた。眺望は良くないみたいであまり開けてほしくなさそうだったので、雨だったこともあり開けず。

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ベッドの前には大きなテレビ、その前に2人がけの椅子と大きなテーブルが設えてあった。 このテーブルはなかなか使い勝手がよく、食事をするだけでなく仕事をするにも好都合である。

が…自分が探した限り、このテーブルの近くに電源がなかった。2018年築のホテルなのに、テーブルに電源がないなんて信じ難いのだが、周りを見渡しても電源がないのである。うーん、これは理解不能だったな。

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テーブルのあたりから玄関の方を撮るとこんな感じです。

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バストイレは標準的なユニットバスタイプ。コップの色が2つ分かれているのは好印象。

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ちょっと目を引いたのがお茶で、宇治抹茶が楽しめるらしい。せっかくなので点ててみたいのだが、何が悪かったのか、泡立つ感じには全然なりませんでした…。

部屋の広さは19平方メートルとそれほど広くないのだが、テーブルと机などうまく配置することによって全然狭さは感じなかったかな。 一人であれば十分の広さである。

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(ホテル公式サイトから借用しました)

1階には大浴場があったが、正直大浴場と言えるほど広くはなかった。ピーク時にはかなり混みあいそう。 最近こういう対して広くない大浴場を設置するホテルが多いのだが、コロナ禍だから良いけれど客が増えたときに回せるのだろうか。

BLUE BOOKS cafe KYOTOで朝ごはん

翌朝。今日もあいにくの雨模様だが、1階のレストランで和洋ブッフェといきましょうか。

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中庭を通って、レストラン「BLUE BOOKS cafe KYOTO」へ。バーもそうだったけど、すごくお洒落な内装である。

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和洋30種類のメニューとホームページに書いてあったけど、優勢なのは洋のほうだった。パンやサラダが種類豊富なのが良い。

一方和食は、ちょっとおばんざいとかホームページに書かれている割にはもうちょっとかなぁ。 あと、気になったのはドリンクコーナーに日本茶系が見当たらなかったこと。まあ自分はオレンジジュースがあれば問題ないのだけど(お子様)

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お盆が小さかったので、和食と洋食を別々に盛り付け。大皿は洋食、細長い皿が和食と使い分けているみたいだった。

まあ美味しかったけど、ちょっとパンチが足らなかったかな。既製品感がするものばかりで、ああ大満足という目を引くものがなかった気がする。

ホテルリソルトリニティ京都のまとめ

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2018年オープンと、例えば2015年オープンのベッセルホテルカンパーナ京都五条など競合する人気ホテルの設えをよく調べているなぁという印象があり、まだ開業3年ということもあって価格もそこそこ高値をキープしているようだったけど、個人的には、まあ良かったけどリピートするかはどうかなぁという気がした。

一番微妙だったのがテーブルに電源がなかったことであるが、まあそれはタップでも用意しておけば解決するとして、朝食が今一つだったのと、京都市役所駅から遠かったのが大きい。正直地下鉄東西線に乗れてもうれしいこと何もないんだよね。かといって、御池通そんなにバスが走ってないので、バスでリカバーするのも難しいし。ここから東山、あるいは蹴上で降りて、平安神宮とか南禅寺に行くとかならベストポジションなのかもしれない。

あとは、朝食がもうちょっと一ひねりされていると良いかなぁという気がします。