今回宿泊したのはホテルグランバッハ京都セレクトである。
ホテルグランバッハ京都セレクト 公式サイト | 四条通りのホテルならホテルグランバッハ京都セレクト
ホテルグランバッハ京都セレクトは、四条通りに面し、阪急京都線河原町駅から徒歩約5分と、観光にもビジネスにも絶好のロケーションに2014年の春に誕生します。癒しや自然との調和を感じられる空間とホスピタリティをご提供します。
先日泊った三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺よりは少し西寄りに位置するが、四条河原町交差点から十分歩いて行ける交通の便の良い場所にある。事前に調べた感じでは結構評判が良さそうであるが、今(2021年)において「バッハ」っつうのはイマイチな名前な気が…。
ここは2014年にオープンしたということで過去も宿泊候補になってもおかしくないはずなのだが、全く記憶がないということは、2年前は会社の規定内では泊まれなかったのだろうか。今回は1泊朝食付でも7500円くらいだった。
外観・ホテル設備
ホテルは四条通に面しているのだが、1階はPLAZAでホテルの入口は路地を入ったところにある。これがこじんまりし過ぎてて気づかなかったら通り過ぎそうだ。
エレベーターに乗って2階のフロントへ。バッハと名乗るだけあって洋風のお洒落なフロントである。
普段であればフロント奥の2階レストランでラウンジサービスが提供されているのだが、緊急事態宣言で20時までしか開いてない。
ただこのホテルは22時までであれば飲み物とお茶漬けがテイクアウトでサービスされている。今日は21時過ぎのチェックインなので、温かいご飯をいただけるだけありがたい。
が…なんかこの洋風なレストランスペースで、お茶漬けをテイクアウトというのもなんか微妙な気が…飲み物もジュースとかあるし。
雅・ダブルルーム
アサインされたのは4階のダブルルーム。
一番スタンダードな部屋でかつ低層階なのでそこまで豪華な部屋ではない。広さも16平方メートルと一人なら十分だが、2人だと狭いかな。
ベッドには和風な模様が施されているが、正直この模様はいるかなぁ。洋風なら洋風に徹すればよいのに。
ベッドの反対側は洗面台、トイレ、シャワールームがセットされている。このホテルも大浴場があるのでシャワーしかない。
で、このホテルも机はこれだけ。椅子がソファなのでちょっと過ごしやすい気はしたが、これじゃ仕事する気にはなれないな。 四条河原町界隈のホテルは仕事で宿泊する人はいないのだろうか…。
一番ランクの低い部屋だからなのか、なのに、なのかわからないけど、部屋が四条通に面したコーナールームで、四条通が見下ろせるのはポイントが高い。特に車の音が聞こえるなどもなかったので、であれば外が見えた方が楽しい。
そんなわけで、早速テイクアウトしたお茶漬けとコーヒーを食べるが…うーん、なんか微妙な組み合わせだ。 まあタダで温かいものを食べれるだけでありがたいのだけど。
シャワールームで気になったのがこのあちこちについている吹き出し口。試しに使ってみたら勢いよくお湯が砲撃?してくる。これは面白い。汗を落とすには威力抜群だ。
3階に大浴場があるのだが、正直大浴場といえるほど広くはない。バッハと名乗るだけあって音符がアクセントとなっている内装であるが、ちょっと色合いが微妙な感じで、経年劣化しやすそうな気がした。
レストランの朝食
翌朝。朝食はブッフェではなく、おばんざいメニューをお重にした和食か、アフタヌーンティーのような器が特徴な洋食が選べる。
どうしようか悩んだ末にチェックイン時に和食をチョイスした。
出てきたお重からお皿を並べて朝食とするが、うーん、正直この内装のレストランで和食は猛烈に合わないな。 洋食にすればよかったかな。洋食選んでる人のほうが多そうだった。
あとこのレストランは朝7時から営業と遅い。正直7時だと、朝どっか立ち寄ろうと思うと遅いんだよね。せめて6時半から開けてほしいのだけど、このあたりもビジネスマン相手にはしてなさそうな感じがした。
ホテルグランバッハ京都セレクトのまとめ
率直に言ってどこが評判良いのかさっぱりわからなかったな…。
とにかく最初に感じた、洋風なのにどころどころ和風なサービスがどんどん違和感を増すばかりという印象である。バッハを名乗る洋風なホテルにしたいなら、京都だろうがなんだろうが洋風に徹しろよという気がした。
ものすごく中途半端に和風テイストを入れてくるので、それが非常に違和感を感じる。 なので、このホテルに泊まるなら、自分みたいにお茶漬けとか和食を頼まずに、洋食一本で洋風一筋のホテルステイを楽しめば、また印象が変わる気がする。
しかし、四条河原町界隈はビジネスマンの出張向けとしてはホント良いホテルがないなぁ。 多少交通の便が悪くても違うエリアのホテルを選ぶのが良い気がします。