たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

続・京都出張シリーズ(11):仁和寺・龍安寺・広隆寺(2021年8月~9月)

今回の出張では普段は京都の中心部から遠くてなかなか訪れることの少ない洛西エリアも時間を作ってちょこちょこ巡りました。

仁和寺

世界遺産としても有名な仁和寺は、高山寺からの帰りにちょろっと訪れてみた。

修学旅行のころに訪れたような気はするのだが、はっきりとした記憶になく、なので初訪問に等しい。

もうちょっと修学旅行の時まじめに京都を見て回るべきだったな…。

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仁王門の堂々たる構えがまず見事。そして五重塔の端正な姿にうっとり。このあたりは桜の名所であり、また春に来てみたいものだ。

奥の国宝、金堂はそれに比べるとちょっとぱっとしないように見えるが、これは江戸時代に紫宸殿を移築したもので、現存する最古の紫宸殿として貴重なものだそうだ。コロナ終息を祈願して手を合わせる。

龍安寺

ホテルグランバッハ京都に宿泊した日、朝食を食べた後市バスに乗って龍安寺に向かった。

仁和寺のすぐ近くなので一緒に回れれば一番良かったのだが、何分出張ついでなのでそこまで時間がなく、改めて訪れた次第である。

龍安寺は少なくとも幼稚園児の時に行ったことはあり、修学旅行のころにも行ったかもしれないのだが、何分昔過ぎるのでこちらも初訪問に等しい。

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龍安寺前まで行くバスがなかったので立命館大学前で降りてきぬかけの道を歩く。緩やかなカーブを描きながら緑豊かな山麓の道を歩くのは気分が良いが、8月末とはいえ朝8時の京都はもう暑い…。

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龍安寺といえば何より有名なのは方丈にある石庭である。さっそく向かうことにしよう。

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朝8時台、そして緊急事態宣言が出ていたこともあって、普段であれば観光客でごった返す石庭は終始誰もいなかった。 あまりに寂しすぎたけど、こんな時期でないと誰もいない龍安寺など体験できないだろうと思って無理して来た甲斐があった。コロナ禍の出張の役得だよね。

汗を冷ましながら、しばし無になってこの石庭と向き合う。

広隆寺

9月半ば、出張が午前で終わった日、伊丹経由で帰る前に広隆寺に立ち寄った。

最寄り駅は嵐電太秦広隆寺駅だが、地下鉄で太秦天神川駅まで来たので、そこから、嵐電沿いの道を歩きながら広隆寺へ向かう。

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広隆寺といえば、よく写真で見るのはこの堂々たる山門であろうと思う。

特に山門前の道路に嵐電が走っており、路面電車然とした往時の京都らしい写真が撮れるのが良い。

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広隆寺は京都最古の寺院とされているが、建物は再建されたものが多く、一番の見どころは霊宝殿に集められた仏像たちのようだ。

特に弥勒菩薩半跏思惟像(宝冠弥勒)は、ちょっと微笑んだ顔が印象的な国宝第1号に指定された仏像としてとくに有名だそうで、そうだ京都行こうのアーカイブ映像でも印象的だったので一度見てみたいと思ってやってきた。

が…、この霊宝殿、正直期待はずれだったなぁ。 写真が撮れないのは仕方ないとしても、全体的に暗くて、肝心の仏像や文字が良く見えない。宝冠弥勒もかなり離れた場所に置かれていて、よく見えんかったですわ…。

ここは一度行けば十分かな…嵐電とのツーショットが一番良かったかなという気がします。

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