京都滞在4泊目はホテルリソルトリニティ京都である。
【公式】ホテルリソルトリニティ京都 | 京都 ホテル
風情ある京町屋を思わせる静寂で落ち着いた佇まい の麩屋町通りに2018年秋に新規開業。地下鉄「東西線」9番出口から徒歩2分。宿泊者専用大浴場 で上質なくつろぎをご提供いたします。
そこそこの値段で良さげでまだ泊まったことのないホテルということで選んでみた。
ただネックなのは最寄り駅が京都市役所駅ってこと。市街地からは歩けなくはないけど微妙に遠いのよね。2年前も宿泊候補だったのだが、その時はそれで見送ってた。
外観・ホテル設備
この日は四条河原町から15分くらい歩いてホテルに向かったが、雨だったのでちょっとくたびれた。
ちなみにホテルの案内では京都市役所駅9番出口から徒歩2分とあるが、その9番出口が西の端なので、駅の改札口からだと5分以上はかかる。
麩屋町通の静かな佇まいの中に、新しいビルが見えてくるとそこがホテルである。 夜なので幻想的に見えるけど、京町屋って言うほどではないかな。というか、最近京都のホテルは夜の外観でインスタ映えっぽく誤魔化してるところがすごく多いよね。
こじんまりしたフロントでチェックイン。後ろのバーは、一昔前であればインバウンドに大人気だっただろうが、コロナ禍で営業してないみたいだ。
部屋へ向かうにはいったん中庭を経由する。今日はあいにく雨が吹き込んできてしまっているが、一瞬外の空気を吸えるのはこれはこれでよい演出だと思う。
ワイドダブルルーム
今回アサインされたのは6階のワイドダブルルーム。
部屋に入ると扉で仕切られていて、手前側にバストイレとクローゼットがあり、部屋へは靴を脱いで入る形になっていた。 なんとなく自分の部屋みたいで、調度品もちょっと赤が目立つかなと思ったくらいでセンスがあって良い感じ。
奥に入ると目立つのがベッドの大きさ。シングルベッドほぼ2つ分、幅が210cmもあるのだ。これだけ広いベッドを独り占めできるのは嬉しい。
窓は障子テイストとなっているが、その奥は電動窓となっていていた。眺望は良くないみたいであまり開けてほしくなさそうだったので、雨だったこともあり開けず。
ベッドの前には大きなテレビ、その前に2人がけの椅子と大きなテーブルが設えてあった。 このテーブルはなかなか使い勝手がよく、食事をするだけでなく仕事をするにも好都合である。
が…自分が探した限り、このテーブルの近くに電源がなかった。2018年築のホテルなのに、テーブルに電源がないなんて信じ難いのだが、周りを見渡しても電源がないのである。うーん、これは理解不能だったな。
テーブルのあたりから玄関の方を撮るとこんな感じです。
バストイレは標準的なユニットバスタイプ。コップの色が2つ分かれているのは好印象。
ちょっと目を引いたのがお茶で、宇治抹茶が楽しめるらしい。せっかくなので点ててみたいのだが、何が悪かったのか、泡立つ感じには全然なりませんでした…。
部屋の広さは19平方メートルとそれほど広くないのだが、テーブルと机などうまく配置することによって全然狭さは感じなかったかな。 一人であれば十分の広さである。
1階には大浴場があったが、正直大浴場と言えるほど広くはなかった。ピーク時にはかなり混みあいそう。 最近こういう対して広くない大浴場を設置するホテルが多いのだが、コロナ禍だから良いけれど客が増えたときに回せるのだろうか。
BLUE BOOKS cafe KYOTOで朝ごはん
翌朝。今日もあいにくの雨模様だが、1階のレストランで和洋ブッフェといきましょうか。
中庭を通って、レストラン「BLUE BOOKS cafe KYOTO」へ。バーもそうだったけど、すごくお洒落な内装である。
和洋30種類のメニューとホームページに書いてあったけど、優勢なのは洋のほうだった。パンやサラダが種類豊富なのが良い。
一方和食は、ちょっとおばんざいとかホームページに書かれている割にはもうちょっとかなぁ。 あと、気になったのはドリンクコーナーに日本茶系が見当たらなかったこと。まあ自分はオレンジジュースがあれば問題ないのだけど(お子様)
お盆が小さかったので、和食と洋食を別々に盛り付け。大皿は洋食、細長い皿が和食と使い分けているみたいだった。
まあ美味しかったけど、ちょっとパンチが足らなかったかな。既製品感がするものばかりで、ああ大満足という目を引くものがなかった気がする。
ホテルリソルトリニティ京都のまとめ
2018年オープンと、例えば2015年オープンのベッセルホテルカンパーナ京都五条など競合する人気ホテルの設えをよく調べているなぁという印象があり、まだ開業3年ということもあって価格もそこそこ高値をキープしているようだったけど、個人的には、まあ良かったけどリピートするかはどうかなぁという気がした。
一番微妙だったのがテーブルに電源がなかったことであるが、まあそれはタップでも用意しておけば解決するとして、朝食が今一つだったのと、京都市役所駅から遠かったのが大きい。正直地下鉄東西線に乗れてもうれしいこと何もないんだよね。かといって、御池通そんなにバスが走ってないので、バスでリカバーするのも難しいし。ここから東山、あるいは蹴上で降りて、平安神宮とか南禅寺に行くとかならベストポジションなのかもしれない。
あとは、朝食がもうちょっと一ひねりされていると良いかなぁという気がします。