函館12:04発スーパー白鳥30号で、いよいよ竜飛海底駅へ向かいます。
座席前のテーブルには青函トンネルの通過時刻の案内があり、竜飛海底駅の記載もあったが、来春以降はどうするのだろう。(クリックで拡大)
連休中日の昼と言うこともありそんなに混んでおらず、自由席しかも海側を無事確保できた。
早朝の泣きそうな天気とは打って変わって、気持ち良い秋空が広がる。そして海の向こうには函館山が名残り惜しそうにずっと寄りそう。
30分にもわたってどっしりとした姿を眺めることのできるこの区間は本当に素晴らしい。
何度も通った区間だが、青函トンネルの案内放送を聞くと気持ちが高まる。
トンネルを140km/hで疾走すること約20分で竜飛海底駅へ到着する。
扉の開く2号車付近には激闘を戦い抜いた精鋭(笑)が集まってきた。
到着です!
しかしホームは極めて狭いので、警備員に追い立てられるように作業坑のベンチへ移動。
ここからはガイド氏の案内の元集団行動となる。
まずは人数確認。整理券の確認はないと聞いていたが、本当になかった。今日は定員40人ぴったりだったからいいけれど、41人いたらどうするのだろう。
その精鋭40人だが、予想よりも普通の人が多い。家族連れも複数いたし、カップルも何組かいた。チェックのシャツにリュックといういかにも鉄ちゃん!という人はいたけれど一桁くらいだったかな。
プレミアチケットになると18キッパー的な鉄ちゃんは手が出なくなるんだろうか。
この40人、平然を装いつつきっと裏ではヤフオクをチェックしたり東海エリアで0時打ちしたり様々なドラマがあったはずであるが、お互い聞かないことにしましょうかww
まずは先ほど降車した上りホームへ案内される。
こんな感じなので譲り合いの精神は必須です。
さすがに列車の通るトンネルは大きい!
そして、ずーっとはるか先まで続く人工構造物の眺めは感動ものです。こんな素晴らしいものを海底に作るなんて、日本人は偉大だね。
既に北海道新幹線用の3本目のレールは敷設が完了していた。工事は着々と進んでますね。
先ほど集合したベンチを通り過ぎると…
駅名票です。ここで記念撮影。
そして別名、来春以降は再びこの名前に戻る「竜飛定点」の表記も。
時刻表も完備。しかし上りホームに停車するのは先ほど乗ったスーパー白鳥30号のみである。
上りホームから下りホームへ、連絡通路を通ります。
ここが現時点で一般人が最も地中深く訪れることのできる場所、のはずである。
新青森発のコースでは降車、乗車とも下りホームなので、函館発コースの特権だ。
連絡通路の真ん中にはなぜか富士山の壁画が。記念なのでパチリ。
下りホームの作業坑に合流。大きな荷物はここで預け、展示場のある避難所へ向かいます。
(つづく)