たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

スカイブリッジ・シルバークリスラウンジを堪能し、NH860便ANAプレミアムエコノミー席で帰国 / 2024.05 香港旅行記(6・終)

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の続き。今日は14:45発のNH860便で帰ります。

12:30前に香港国際空港へ到着。ANAのカウンターでチェックイン。カウンターはガラガラで一瞬でチェックイン完了した。

保安検査場はちょっと混んでいたが、香港の出国は顔認証なのでそれほど時間はかからず、10分ほどで出国。

香港国際空港の新名所、スカイブリッジ

普段であればまっすぐラウンジに行くのであるが、今回は香港国際空港の新名所?であるこちらへ。

ずらっと並ぶ搭乗口の途中、13-22番ゲートと書かれた方向に向かうとエスカレーターがある。登った先が新名所、スカイブリッジである。

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ここは拡張された13-22番搭乗口へ向かう単なる通路なのだが、誘導路を横断するのでものすごく景色が良いのだ。

なるほど、駐機するヒコーキを見下ろす角度で眺めることができるというのはなかなかない機会だ。そして一番の見どころはその誘導路をガラス張りの床から真下に見ることができること。ここで飛行機が通ったらさぞかし迫力があるだろうな、と思うところだが、一番手前の5-10・12・20-22番ゲート(たぶんこれで全部なはず)に発着するごく一部の便しか通らないので、ここを通るシーンを抑えるには時間に余裕をもって狙う必要がある。あいにく自分がいたタイミングでは通る便はなし。残念。

一番奥にはスカイデッキという展望台があり、第三滑走路、そして建設中の新ターミナルの風景を見ることができる。工事中の殺風景な景色だけど、あと数年もするとこの先に新ターミナルができるのね。しかし、香港空港はただでさえ広いというか細長くて端っこまで行くのはくたびれるのであんまり好きじゃないんだけど、もっと広くなるのか。もちろん連絡用の交通手段はあるらしいが、行き来に時間かかりそうだ。

シンガポール航空シルバークリスラウンジ

スカイブリッジを後にしてラウンジへ向かうことにする。

以前は香港国際空港におけるスターアライアンスのラウンジはユナイテッド、タイ、シンガポールと3つあったはずだが、コロナ禍後はシンガポール航空シルバークリスラウンジしかない。

Chase Sapphire Lounge by The Club

NH860便に限ってはサファイアラウンジというプライオリティパスでも入れるラウンジも使えるそうで、このラウンジは使ったことがないのでちょっと興味はあるのだが、40番ゲート付近と遠く、今日のNH860便の28番ゲートからは離れているので、シルバークリスラウンジへ行った。

ここは何度か使ったことがあり、前回使ったのは2016年なのでもう8年も経っているが、その時の写真を見る限りは8年前とそんなに雰囲気は変わってなさそうだ。

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ラウンジ内は窓こそないがそこそこ広い。NH860便に乗るらしき日本人もちらほらいて混んでいたが、席はそこそこ空いていた。

奥の方にはビジネスクラスの座席っぽい設えの椅子があり、ここに座る。個室感があって良かったが、ブッフェスペースから遠かったので皿を運ぶのはちょっと不便かも。

そのブッフェだが、さすがシンガポール航空だけあって質量とも豊富で、ここでお昼ご飯とした。基本的にはインターナショナルなメニューだったが飲茶など香港ぽいメニューもあり、そして雲吞麺やラクサを別オーダーで頼むことができる。この雲吞麺、一口サイズで軽く食べられるのがまたありがたく、香港最後の食事を美味しく頂いた。

シルバークリス名物のハーゲンダッツは自分の嫌いなチョコレートっぽかったのでデザートはフルーツを中心にチョイス。フレッシュな果物たちが美味しかったな。

そして街歩きで汗をかいたのでシャワー室も借りた。シャワーとの仕切りがペラペラなカーテンだったり思ったよりもチープな作りだったが、搭乗前にさっぱりできるのは本当にありがたい。上級会員資格持ってると本当に旅が楽だね。

NH860便・プレミアムエコノミー席で帰国の途に

搭乗時刻になったのでNH860便の待つ28番ゲートへ。搭乗口の案内は格好良いディスプレイ表示になっていた。今日のNH860便の機材はB787-8・JA805A号機。

さて機内に入り自分の席はというと…

はい、今回もプレミアムエコノミー席である。今回は事前チェックインでは全然空きが出ず、非常口席も空いてなかったのだが、東涌駅から空港に向かうS1路線バスの中でようやく空席が出て確保できた。これでまた86㎝シートピッチのエコノミー席を体験する機会がまた遠のいてしまったが、往復プレミアムエコノミー席というのはANA様様ですな。

NH860便は定刻よりも早い14:36にプッシュバック、先ほど通ったスカイブリッジを横目で見ながら14:53に離陸。帰国便は右窓下から香港市街が望めるのだが、今日の香港は曇り空ですぐに下は雲で覆われてしまった。さよなら香港。

ほどなく雲を抜けて青空が見えてくるが、今日は結構気流が悪くて揺れる。度々サービスが中断するくらいの揺れが沖縄付近まで続いていた。

揺れがちょっと収まったタイミングでトイレに向かい、エコノミークラス席へ行ってみると、帰りも空いていて半分ちょっとしか埋まっていなかった。そして行きは満席だったプレミアムエコノミー席も帰りは半分くらいしか埋まっておらず、自分の隣席も空席だった。なんで事前チェックインで全然空いてなかったのがよくわからないが、しかしANAの香港便本当に客が少なくて、今後が心配になるなぁ。

復路の機内食。「鶏の照り焼き」「豚肉の煮込みマッシュポテト添え」からの選択だったので豚肉の煮込みを選択。マッシュポテトが美味しかったが、ちょっと人参やインゲンが大味だったかな。豚肉はちょっと辛めなソースだったのが意外だった。

そして復路もハーゲンダッツ。美味しく頂きました。

揺れでところどころサービスが中断したこともあり、食事が下げられた頃にはもう九州を過ぎるあたりまで戻ってきていた。もうすぐ旅も終わりだね。

羽田空港第2ターミナルからドタバタ帰宅

日本時間で19時を過ぎ、羽田空港への着陸態勢に入ると、これまで減光されていた機内が明るくなった。うーん、本当にANAは暗くなると泣いちゃう人が経営陣にいるんじゃないか…。

スカイツリーを横目に見ながら、定刻20:00よりもだいぶ早い19:31に羽田空港へ着陸。NH860便は第2ターミナル着…だそうなのだが、到着したのはいつもの通り沖止め。しかも2タミの北側なので南側の国際線到着ロビーの真逆側。ああ、これは時間かかるな…。

バスに乗り、バスゲートから真っ先に出てCIQを先頭切って通過して隠れ家みたいな国際線到着口に出たのが20:01。大急ぎで券売機でリムジンバスのチケットを買うも出てきたのは次の20:20発。しかしこれはいつものことなので、6番バス乗り場へ行き繰り上げを依頼、20:05のバスにぎりぎり乗車できた。

まあ、15分おきにバス走っているのでのんびり次の便でも良いのだけど、どうしても羽田空港、しかも2タミに着くと最速でバスに乗ろうとする癖が抜けないんだよね…。ヒコーキ大好きなのに、なんで到着時だけは一刻も早く外へ出てバスに乗りたくなるのか…苦笑

まあ、おかげで21時過ぎには家に帰ることができたのだが、土日まるっと空けた週末海外旅はだんだん体には厳しくなってきたのか、次の日が在宅勤務だったにも関わらず辛かった…。歳を取るのは寂しいなぁ。

久々の香港旅行を終えて

あっという間の1泊2日であったが、一番の目的のiPhone購入が滞りなくできたほか、あちこち行くことができて満足であった。香港は何度行っても楽しい。

図書館で借りた地球の歩き方最新版のコラムから政治・経済などが削除されたのは地味にショックで、少し心配してたのだが、5年前と比較しても、東洋と西洋が行き交うインターナショナルな雰囲気は全く変わることなく、実に魅力的な街だった。

とはいえ、今後香港がどうなっていくのかは気になるけど、物価は高いけど航空券が安いので、また近いうちに行きたいと思います。今度はランタオ島や離島も攻めてみたい。

(おわり)