今年に入って札幌での仕事ができ、3月に日帰りで一度来たのだが、4月に入り宿泊する用ができた。
その際に泊まった「ベッセルホテルカンパーナすすきの」の記録です。
公式サイト|ベッセルホテルカンパーナすすきの|最安値
ベッセルホテルカンパーナすすきのは、地下鉄南北線「すすきの駅」から徒歩4分。大浴場完備。全室禁煙。全室Wi-Fi完備。家族旅行やグループ旅行などの観光旅行のほか、ビジネスユースにも対応し幅広いお客様にご利用いただけます。18歳以下のお子様添い寝は無料。
ベッセルホテルは最近特にお気に入りのホテルであり、今回ほかのホテルは見向きもせずに選択。 これで最上位ブランドのカンパーナホテルは沖縄・京都・名古屋・札幌と全制覇であります。
外観・館内設備
ベッセルホテルカンパーナすすきのは地下鉄すすきの駅から徒歩4分と言われているが、実際はもうちょっと遠いかな。市電の資生館小学校前電停が一番近い。
市電が走る西7丁目通に面したグレーのシックな建物がホテルである。大通あたりから歩くと結構遠いが、すすきのの中心から離れているので周囲は静かだ。
入口を入るとまず目につくのがバーのようなカウンター。コロナがなければバーの営業でもしていたのかもしれないが、今は何も営業していなかった。
フロントでチェックイン。宿泊者が少ないのか、アップグレードしますとのこと。京都がその典型であるが、ベッセルホテルは結構アップグレードをしてくれる印象で、こういった心遣いは嬉しいね。
入口奥にはこじんまりしたラウンジがあり、宿泊者向けにフリードリンクが提供されている。 フリードリンクサービスは特に部屋で仕事をするときなど本当に重宝する。今回もありがたくいただいた。
スタンダードツインルーム
シングルルームを予約していたのだが、アップグレードでツインルームがアサインされたようだ。
他のベッセルホテルと同様、靴を脱ぐタイプの客室だった。
部屋の広さは20平方メートルとそれほど広くないので、ツインベッドが部屋の大半を占めるが、狭さはそれほど感じなかった。
というのはからくりがあり、この部屋には机がなかったのである。あるのはベッドサイドの丸テーブルのみであった。 うーん、今日はここでWeb会議をはじめ仕事がたくさん入ってたのに…。
ただ、このテーブル、PCは普通に置けたし、ソファが意外にゆったり座ることができて、仕事は想定よりは捗った。
なのだけどプライベートならともかく、仕事で泊まるんだったらやっぱちゃんとした机が欲しいなぁ…。
テレビはベッドの前に置かれており、仕事が終わればベッドに寝転んでテレビを見ることができる。
ちょっと面白かったのが洗面所内蔵の棚。ここに冷蔵庫やナイトウェアなども格納されていた。スペースを有効活用した作りだなと感心はしたけど、これ実際2人で宿泊したら何してるか丸見えなので良いのかどうか、と言う気はする。
窓外の景色は西側だったので住宅が立ち並ぶ平凡な景色であったが、奥には藻岩山が見えた。 雪はほぼ見えなかったがまだまだ藻岩山春遠しと言う感じでした。
バストイレはごく普通のユニットバスであるが、洗面所が外に出たのでスペースは広々としていた。 ただここは2階に大浴場があるので、仕事が終わればゆったりと疲れを癒してくれる。
そういえば名古屋や京都では脱衣所のタオルを置かなくなっていたが、今回はちゃんと置いてあった。また置くようになったのかな。
期待の朝食ブッフェ
さてベッセルホテルの一番のポイントは朝食。特にこのすすきのは、朝食の豪華さが他のホテルを圧倒するほどで有名であり、楽しみである。
しかも朝食は朝6時から提供している。ビジネス利用でも朝早くから観光する人も朝食を食べられるのはありがたいね。
1階のラウンジ奥の朝食スペースはとても広かった。ピークシーズンはこれでも満席になるのだろうが、オフシーズンの平日なので終始ガラガラでゆったりと食べられた。
和食も洋食も種類豊富であるが、なんといっても目玉は「感じる朝ごはん_北海道」と銘打っているだけあり、さまざまな北海道の味覚を味わえるところである。
豚丼やザンギ、スープカレーといった肉系のメニュー、そして海鮮丼は具の種類が多い!さらには蟹まで食べ放題だった!
北海道産のきたあかりも酢飯か普通のご飯を選べる。
そして個人的にうれしいのはサーモンが炙ってあるところ。これは美味しそうだ。
そんなわけで沢山よそってしまいました…北海道の種類豊富なメニューは彩りも豊かでインスタ映えしてよいね。
とにかく海鮮丼が美味しかった!いくらはとても新鮮だし、脂ののったサーモンがこれまた美味しい!ホテルの朝食とは思えない豪華さに感動である。ここにない味覚と言えばラーメンくらいか。朝食べてしまえば北海道グルメは十分だ。
デザートも種類が多かった。中でも嬉しいのはアイスクリームがあったこと。濃厚なミルクの味わいが絶品でした。
強いて言えばフルーツ系がもうちょっとあると良かったかな。 ということで、期待通りの朝食のレベルの高さに大満足でした。
沖縄、京都、名古屋とベッセルホテルのレベルの高い朝食にそれぞれ満足してきてはいたが、ここの豪華さはそれらを軽く凌駕しており、そりゃ有名になるわなぁというのも納得であった。
ベッセルホテルカンパーナすすきののまとめ
前評判通りのレベルの高い宿泊に大満足でした。 特に朝食が本当に素晴らしい。先に書いた7月のドーミーインも、ここの朝食を食べた後の宿泊では正直見劣りしてしまう。ベッセルホテルの底力を感じるとんでもないホテルでした。
ただ強いて言えば、ツインへのアップグレードはホント余計だったかな。思わずアンケートに書いてしまった。まあチェックイン時に確認すれば良かったのだけど、好意だし無にはしづらいのよね。その点、京都はちゃんとツインルームでも机があるので、その分部屋が狭いけど、仕事での宿泊には躊躇しないのだが、仕事で宿泊するときにまたツインに上げられてしまうと…というのはちょっと考えてしまうかも。
ただプライベートでの宿泊だったらもう札幌はここ一択だなという気がします。 が、なんとしたことか、今(2021年8月現在)、以下のサイトに記載の通り、ベッセルホテルカンパーナすすきのはコロナ宿泊療養施設として使われており9月末まで休業している。 まあコロナの状況は深刻さを増しておりしょうがないところはあるのだが、よりによってこのホテルを使うかなぁというのは正直あるのよねぇ…。
早く気軽に宿泊できるようになることを祈るばかりである。