表題のとおりで、今年はJALの上級会員を目指そうと思う。
このブログを長年見ている方はご存知かと思うが、自分はもともとJAL派で、ANAが嫌いなのだが、2002年~2004年までの間沢山あった海外出張の際の派閥争いの多数決に負けてANAばかり乗ることになり、その結果2004年にANAのプラチナ資格、そしてSFCを取得しておりそれ以来10年以上ANAの上級会員資格を持っている。
さすがに嫌いな会社でも10年にも渡って、ANAを初めスタアラゴールドを利用して来れば、そのサービスには十分満足しているのだが、なぜここで目指そうと思ったのかの理由は3つ。
一つはこの間の米国出張で、JALカードボーナスを入れると11000FOPほど加算されること。つまり上級会員になるためにはあと39000FOP頑張ればよい。海外出張が頻繁ではない人にとってこの値は結構大きい。
2つ目はその出張の復路、JL61便のSS7エコノミーにいたく感激したこと。こんなにエコノミーのシートに差が大きいならANAを選ぶ優位性といえばラウンジと優先搭乗くらいで、もしこれでJALの上級会員資格を持てれば、迷うことなくJALで出かけられるのではないか…。
そして最後、決定的だったのは以下の記事を読んだことである。
ANAHD片野坂社長、JALとの格差是正「もう結構ですと言える段階ではない」 http://www.aviationwire.jp/archives/89481
全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)の片野坂真哉社長は5月12日、公的支援を受けて再生した日本航空(JAL/JL、9201)との格差について、羽田の米国路線発着枠の傾斜配分後も解消される見込みはなく、今後も是正を求めていく姿勢を示した。
この記事を読んで、正直「何言っちゃんてんだコイツは?」と思いましたわ。
ご存じのとおり2016年度末まで8.10ペーパーによりJALの新規就航地等足かせがされており、4月の日米交渉でもまさかのダブルスコア、かつ東海岸へのJAL就航NGとなって、この数年間の羽田発国際線の発着枠は既に十分すぎるほど差をつけられている。しかし、それをもってしてもこれを言うか…?
自己資本比率は課題があるとすれば公的資金の制度そのものにあり、半永久的に収益格差を生じさせる発着枠をこれだけもらっておきながら、まだJAL、JAL、JAL…というせせこましさには正直幻滅した。
もうJALなど足元に及ばぬ、目指すはSQだCXだ世界だ、とかいう余裕はないのかと。 だからいつまでたってもフラッグキャリアとみんな言ってくれないんだよ。
ということで、ANAに幻滅したので、今年はとことんJALに付き合おうと思う。
ただ、ほとんど出張で獲得したANAのSFCと違い、JALは残りの国内出張をフルで使っても3分の2以上を自己資金で補わなければならないし、修行の定番、OKA-SIN3日間の休みを3回繰り返せばいいといっても、同じルートは飽きるし3日間家をフルで空けるわけにもいかない(苦笑)
なので5月後半は毎日FOP計算をしてましたが、何とか50000FOPを秋までに達成できる見通しを立てたので、修行頑張ります!
あとは急な仕事の予定が入らないことを祈るばかりです…。