たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ドイツ超弾丸0泊2日旅行Part2(2):NH203便プレミアムエコノミーでフランクフルトへ

GW前半のイベント仕事を終え、某所から高速バスで羽田へ。

乗客は自分を含めて3人いたが、全員の目的地が国際線だったのでバスは国内線ターミナルをスキップして国際線へダイレクトに向かった。 こういう柔軟な運用をするのね。

バスは22時20分ごろに羽田空港国際線ターミナルへ到着。

2016年にJAL派に転向してから成田を使う機会が多く、羽田の国際線で出発するのは何気にラスベガス出張の時以来2年ぶりだ。

www.tamazo-diary.net

あのときもGW前半のイベント仕事を終えて出発したなぁ…。

久々の国際線ターミナルであるが、イベント仕事で疲れていることもあり、特に見学もせずに自動化ゲートからとっとと出国。

夜の国際線ターミナルは人が多く賑わっているが、何はともあれラウンジに行くことにしよう。

114番ゲート付近ANAラウンジでシャワーを浴びる

まずはNH203便の搭乗ゲートである110番付近のANAラウンジへ向かう。

この時間、開いているANAラウンジはここしかないので、ラウンジ内は混んでいた。

とりあえずカレーとサラダをいただく。

カレーは美味しいのだが、やっぱサクララウンジのカレーと比較するとイマイチだなぁ…。

さて、今回は仕事先からまっすぐ来たので、ぜひともシャワーを浴びたい。 しかしANAラウンジのシャワーはこの時間は混雑で有名であり、果たして受付で聞いてみるも「20人待ち」とのこと…。 搭乗開始時間まであと1時間しかないのでこれでは無理である…うーむ。

仕方がないので、裏技であるTIAT SKY LOUNGE ANNEXへ行こうと思い、114番ゲート付近のラウンジエリアへ。

SKY LOUNGE ANNEXはカードラウンジであるが、1030円を別払いすることでシャワーを浴びることができる。 有料なのできっとANAラウンジよりはすいているだろうという算段だ。

えっちらおっちら歩いてSKY LOUNGE ANNEXへ来たら、隣のANAラウンジが開いている! これまで夜の時間はANAラウンジは110番ゲート付近のラウンジしか開いてなく、混雑に拍車がかかっていたのだが、調べてみると2月から114番ゲート付近のラウンジも開けるようにしたらしい。

しかし、食事の提供は軽食のみということで、もしかしたらシャワー空いてるかも…と思って受付で聞いてみると、なんと1人待ちだという。 これはラッキー、ということでこちらで待つことにした。

こちらのラウンジは昼の時間も含めて初の利用であるが、110番ゲート付近のラウンジが横長なのに対してスクエア型で開放感がある。 それでいて人も少ないのでますます快適だ。

この時間のメインはプレミアムエコノミーで提供されるカップラーメンであり、ヌードルバーもカレーも何もなし。 これが致命的なのか、人はものすごく少なかった。人間がめついな(笑)まあ自分もだけど(爆)

このラウンジはちょうど拡張部と接続する公道上に位置しており、景色はそこまで良くはない。 右側に飛行機は見ることはできるが、このあたりはANA便が駐機することは少ないので他社の飛行機ばかりである。
ジュースを飲みながら待っていると、5分ほどで呼び出しブザーが鳴った。

ラウンジ内にシャワーは6つ。中はトイレ付きで広く、アメニティも充実。暖かいお湯が水量豊かに浴びることができ、仕事の疲れも一気に取ることができた。
そしてうれしい配慮は、送風機があること。火照った体を冷やすにはちょうど良い設備だ。 いやはや、こういう設備を使えるというのは本当に上級会員でよかったなぁと思う。 JALANAの上級会員をダブルで取っておくと本当にストレスがないね。
そんなわけでラッキーなことに混雑する深夜にも関わらずシャワーを浴びることができたのだが、どうやら114番ゲート付近のラウンジのソフトオープン期間は4月までだったようで、5月からは食事も110番ゲート付近のラウンジと同じメニューで提供されるようになったようだ。
そうするとラウンジも混んでくるだろうから、シャワーも同じように混んでしまうかもね。

プレミアムエコノミーで快適な往路

シャワーを浴びてすっきりした後は、搭乗ゲートへ。

3年前と同様、ファースト・ダイアモンド会員とビジネス・スタアラゴールドには長い行列ができていた。 今回は早めに並んだので比較的早くゲートを通過。

3年前は激狭B787-8で運航されていたNH203便であるが、今はB777-300ERに大型化されている。
今日の機材はJA786A号機。もっともビジネスクラスが多く、まだエコノミーが横10列に改悪されていない当たり機材である。
さて今回の座席は…。

嬉しいことにプレミアムエコノミーである。
最近は入札によるアップグレードの仕組みも導入され、もはや平SFCには無料アップグレードなど困難になったのでは?と思われていたプレミアムエコノミーへのアップグレードであったが、前日の0:10にチェックインをかけたら、なんと席が取ることができた!
しかも、最前列窓側という、かなり最良ともいえる席である。これはありがたい。 これで今年の平SFCのベネフィットは十分享受できたといっても過言ではなく、まさに上級会員様様である。 疲れることなくフランクフルトまで飛ぶことができそうだ。
定刻より少し遅れて0:15にプッシュバック。C滑走路からの離陸なので、延々とタキシングする。 ここ2年ほど、ANAで国際線に乗っておらず、今日もB777、そして荷物はリュック1個と、まるで国内線で伊丹にでも向かう気分からどうしても抜けなかった(苦笑)のだが、離陸時になかなか飛び上がらないあたりで、ようやく国際線に乗ってる感じがした(笑)

0:33、C滑走路を南に離陸した後、騒音対策のためNH203便は千葉県には入らず、東京湾上を旋回しながら上昇し神奈川県を通って北上する。
なので、ディズニーランドを右に見ながら、羽田空港を真下に臨み、横浜市街を見下ろすというなかなか新鮮なルートを通る。
プレミアムエコノミーからはギリギリ景色を見ることができるのがうれしいが、ANA便は離着陸時に明かりを消さないので、写真が撮りづらい。これはJALのほうが良いな。

3年前はサンドイッチだった夜食は、今回はチキンと野菜のトルティーヤというものになっていた。 まあ、ラウンジで食事したのであってもなくても変わらないのだが、おいしくいただいた。
さて時間は1時。イベント仕事で疲れていたこともあり、まずは寝ることにします…。

夜食・朝食・機内散策

プレミアムエコノミーはさすがに楽で、ぐっすり寝たつもりなのだが、起きたらまだこんなところであった。 それでも日本時間朝6時過ぎなので、5時間近く寝たのであるが、やはりヨーロッパは遠いなぁ。

がんばってあと2時間半近く寝て、ようやくロシア横断も先が見えてきたくらいになった。

ここでせっかくなのでプレミアムエコノミーのみ提供される、先ほどラウンジに置いてあった一風堂カップラーメンで夜食と行きましょうか。

「柚子香る鶏豚そばスープ」という名で、その名の通りさわやかな味わいと小腹を満たすのに絶妙な量で美味しくいただいた。

さらに1時間半ほどたち、到着まであと2時間というところで機内が明るくなる。 ここで朝食がサーブされる。

白身魚の照り焼き」と「イングリッシュマフィン&オムレツ ラダトゥイユ添え」の2択で、洋食派の自分としては後者を選択。
パンがあるのにマフィンをメインに据えるのは全く理解できないが…。 オムレツは適度にとろけてて、エコノミーの朝食としてはとても美味しくいただいた。

エコノミーは数席空席がある程度でほぼ満席であった。 この座席はシートピッチも86㎝と広く、3年前のB787-8エコノミーよりは楽そうである。 ホント、B787-8のエコは地獄以外の何物でもない。もはや近距離国際線でも乗りたくはないわ…。

プレミアムエコノミーは、意外や意外3席空席があった。4月30日ということで、GW前半も過ぎたあたりなので、意外に出かける人は少ないのかもしれないね。

最前列は、シートTVとUSBが壁についているので遠いという課題はあるが、その分シートピッチが広いので、深夜便には非常にありがたい。
リクライニングもエコノミーよりも深々とできるので、一昔前のビジネスクラス並みの快適さだ。 本当に今回はラッキーだった。

入国審査をヒヤヒヤパスして3年ぶりのドイツへ

NH203便はフランクフルトへの着陸態勢に入った。

右窓からは、マインハッタンと呼ばれる高層ビル群やマイン川の川の流れがはっきり見ることができた。 これまで往路はほとんど通路側ばかりなので、外の景色を見ることができてうれしい。
定刻よりも少し遅れて5:23にフランクフルト・マイン国際空港に着陸。5:35にスポットイン。 12時間ちょっとの空の旅も無事終わりです。

いやあ、ドイツ語の案内に気分は高揚してきますなぁ。
さて、今回気がかりだったのは入国審査である。 3年前と違い、テロだの難民だの物騒な話が増え、ヨーロッパの中でも楽な方だったドイツも入国審査が厳しくなったと聞く。
果たして、ドイツ12回目にして初めて「滞在は何日なのか?」と聞かれてしまった。 とっさに「Today」とも「Two Days」とも取れるように言ったのだが(苦笑)案の定「なんでそんなに短いんだ」と…orz
「いや、忙しいんだ」「どこへ行くんだ」「ライン川をたどりながらデュッセルドルフまでだ」というやり取りののち、スタンプは無事押されたけど、Eチケ出せとか言われたら別室行きになりそうな感じだし、今回特典航空券なのでMilage Runとも言いづらいし、ちょっとヒヤヒヤでした。
こんな心配を受けないよう、超弾丸仲間を増やしていきましょう!(って、誰もいないか(苦笑))
ま、スタンプを押してもらえればこっちのものなので、とっとと外に出ることにします。
預け荷物もないので、5:50にはホールに出ることができました。

3年前に比べてだいぶリニューアルされつつも、フランクフルト空港名物ともいえるパタパタ案内はいまだ健在!これはうれしいね。 そしてこの景色こそ、ドイツ入国の第一歩!またまたやってきましたよ~。
さて、残り時間は14時間ほどしかないので、テキパキと旅を進めることにしましょうか。