羽田1:25発JL79便ホーチミン行は113番ゲートからの出発である。
今日の機材はB767-300ER・JA606J号機。機材変更もなく無事JAL SKY SUITE 767(SS6)機材に乗れそうだ。
優先搭乗で機内へ。
今回の旅行のメインともいえるビジネスクラス「SKY SUITE Ⅱ」ですよ!
1-2-1アブレストで全席通路側を実現し、なおかつフルフラットシートと設備的には申し分ない。幅の狭い767でよくこんな豪華なシートを実現したものだ。
横幅が52センチと狭いのが難点と言われるが、自分はそんなに気にはならなかった。むしろシートの材質が薄く座った感じがペラペラなのが気になった。寝るだけなら問題ないが、リラックスポジションの座り心地が気になる。これは復路でじっくり体験することにしよう。
その代わりなのかクッション?枕?のようなものが置かれていたのだが、これの正しい使い方って何なんでしょうね。
座席操作とエンタメ操作ボタンはコンパクトにまとまっていてわかりやすいが、最近はエンタメはディスプレイのタッチパネルで操作できるのでこっちのボタンでのエンタメ操作はほとんど使わなかったな。
ディスプレイの下には小物入れがあり、USBやコンセントがあってiPhoneの充電もできる。最近はUSBで充電できるので便利だが、この機材もiPhoneの画像の表示ができなかった。どういう機材・装置なら接続できるんでしょうかね。
サイドテーブルの奥には収納スペースがある。これが非常に使い勝手が良く、ガイドブックや筆記用具などを入れることが出来て便利だ。
この座席は収納スペースが多くてどこに何を置いたか迷うくらい(笑)便利だ。素晴らしい。
深夜便なので直前まで寝るか、食事を頼むかこのオーダーシートで申し込む。
自分は小市民なのでもちろん朝食をオーダー。
さて乗客も搭乗し後は出発を待つばかり…だったのだが、荷物の積み込みに時間を要しているとかで出発は1:25をだいぶ過ぎていた。眠いですよ…。
この時間は他の飛行機もなく、国際線ターミナルからすぐ近くのA滑走路からあっという間に離陸した。
が、台風の影響か、揺れはほとんどなかったがなかなかシートベルトサインがOFFにならなかった。早くフラットにして寝たい…。
結局ベルトサインが消灯されたのはこのあたり。もう2時を過ぎていた。
15.4インチのディスプレイは非常に大きくて見やすく、エンタメも非常に充実しているが、もう深夜なので本来はこの後ドリンクサービスであるがもう寝ちゃいます…。
フルフラットですよ~。
かなり下まで沈み込むので、床の上で寝ているような感じに最初ちょっと違和感を覚えるが、その代わりに周りの様子も見えないので周囲を気にせず寝ることが出来る。
寝返りはできないが横向きになるくらいはできるのであっという間におやすみなさいです…。
途中高雄あたりでちょっと揺れを感じて起きたが、ほとんど起きることもなくあっという間にこんなところまで来てました。
時刻は現地時間で4時前、日本時間では6時前であり、4時間近く寝ていたことになる。
熟睡していたのでそんなに眠気は感じなかった。ま、普段から寝てるのこの位だし(泣)
朝食はもちろん「おめざめの洋朝食」です。
こだわりのグレープジュース
フレッシュフルーツ盛り合わせ
カマンベール・サラミ
豆乳のコーンムース
サーモンロールイクラ添え
菜彩鶏のポテトサラダ
メインディッシュ:オムレツ ハッシュドビーフソース イベリコ豚のベーコンとソーセージ(666 キロカロリー)
クロワッサンエクメック
フレッシュサラダ
ヨーグルトアカシアの蜂蜜添え
さすがに早朝でこのボリュームはきつかったが何とか完食。朝は和食の方がいいのかも。
お盆中なのでもっと混んでいるのかと思ったのだが、今日のJL79便ビジネスクラスの搭乗率は10人くらいとすいていて、自分が座っていた最後列は誰もいなかった。エコノミーも見てないが満席ではなさそうな感じであり、お盆休みであっても時期をずらせばこんな感じなのね。
ちょっとゆったりしているともう着陸態勢です。
定刻どおり5:15にホーチミン・タンソンニャット国際空港へ到着です。
あっという間に終わってしまったビジネスクラス搭乗であったが、このJL79便のビジネスクラスは本当に素晴らしく、ほとんど疲れも残らなかった。やはりフルフラットの威力は大きく、未だアジア線に導入のないANAはとっとと導入しないとビジネスクラスの客はごっそりJALに奪われてしまうんではと思うし、外航各社とも十分戦える機材であると感じた。
また、時差がマイナス2時間なので、5時台到着と時間をむちゃくちゃ有効に使えるのも弾丸トラベラーにはありがたい。
ということで、そう簡単には乗れないのでまたJALのマイルを貯めますかね!
さていよいよ初訪問のホーチミンですよ。