札幌に日帰りで出張することになった。 今回は同行者がいるので往復の便は自分の都合では選べなかったのだが、結果的には往復ともJALで行くことになった。
いつもよりも早起きして自宅を出て、一之江から高速バスで羽田空港へ。
少し時間があったので、サクララウンジでコーヒーを飲む。 朝の混雑時のはずであるが、広々していて全く混雑することなく静かな空気が流れていた。 それだけ年齢層が高いとも言えるが、大人な雰囲気ではANAラウンジに圧勝だと思う。
さて、8:30発のJL505便に乗り込む。今日の機材はB767-300ER・JA601J号機。 新千歳便はB777ばかりという印象なのだが、B767もこんな高需要時間帯に飛んでるのね。
そんなわけでJL505便はほぼ満席のようでゲートは混雑していた。
今回往路はクラスJを確保できたので、楽々搭乗である。
…が、またしても窓側は半分窓無し(泣)ホント、B767はこれは嫌いじゃ。
定刻よりも少し遅れて8:37に出発。ほとなくテイクオフ。
この日は全国的に荒れ模様で、飛行中はずっと雲の上であった。
冬の時期、何といっても心配なのは新千歳の気候で、年末の大混乱が記憶に新しいところである。 今回も日帰り出張なので天気は心配だったのだが、幸い北海道は天気が良さそうな一方、関東地方がこの後強風が吹くということで帰りの飛行機が無事に新千歳に来てくれるかが心配なところである。
JALは2月から全ての乗客に対してWi-Fi無料サービスを行っているので、早速接続して先遣隊の人と到着時刻のやり取り。今回は時間に限りがある出張だったのでJALでWi-Fi接続ができたのは非常にありがたかった。
無料になったので接続品質の劣化が心配だったが、JL505便に関していえば問題ない感じであった。 もう国内線はANAには乗れないわ…。
離陸後1時間、あっという間に新千歳空港が近づいてきた。
今日は北側からの着陸のようで、室蘭本線の東側を北上する。眼下は一面の雪!
岩見沢の南方付近で左旋回し、北海道らしい平原を眼下に眺め、千歳市内をかすめつつ、定刻よりも少し遅れた10:13に新千歳空港に到着。
今日の北海道は最高気温は4度とこの季節にしてはとても暖かく、時折雨交じりの天気ではあったが比較的過ごしやすくて何よりである。
ここからは手配していたタクシーに乗って札幌市内へ向かい、現地視察の連続…。 仕事なので当たり前であるが写真はありません…。
夕方まで視察をこなし、札幌駅へ。復路は交通渋滞等を考えJRで帰ることにした。
札幌16:50発の快速エアポートに乗車。 今日は貨物列車が室蘭本線で脱線し特急列車が全面運休となるなど満身創痍のJR北海道であったが、快速エアポートは時刻通りに37分で新千歳空港に到着した。 JR北海道の経営は厳しさを増しているが、何とか立ち直ってほしいものだ。
空港到着後はお土産を買ったりして、19:00発のJL524便で帰京…のはずだったのだが、羽田空港の強風の影響で到着便の出発が遅れ、20分遅れでの搭乗開始となった。
JL524便の機材はB777-200・JA8978号機。さすがにB767に比べると大きいね。
復路は普通席、しかも窓側が取れなかったので、通路側のクラスJ後方席を確保した。 なのでシートピッチは申し分ないのだが、行きがクラスJだと帰りの普通席は狭く感じるなぁ。
結局出発は35分遅れの19:35になっていたが、まあ今回の行程は日帰りで帰ることが最大の目標だったので、多少遅れるのはまあ問題はない。
離陸後、早速Wi-Fiにつないで現地組への連絡をするも、この日のWi-Fiは不調で、途中2回10分ほど切断していた。 まあ1時間半すれば着陸なので良いっちゃいいのだが、夜間の通路側だとWi-Fiがないとやることがない。 ついに空の上でもネット依存症状態になるとは、JALもある意味罪深いことしてくれるよね…。
結局羽田空港には定刻よりも45分遅れの21:25に到着。 さすがに疲れたのでまっすぐ高速バスで帰宅しました。
残念ながら札幌市内の写真はほとんどなかったのであるが、日帰りでここまで見学できるのかというくらいあちこち視察できたので充実した1日であった。 FOPもまた貯まりましたし(苦笑)