今回は、会社グループでの旅行である。 一番台湾に行ったことがある自分がツアコン役を引き受けたのだが、小人数とはいえグループ旅行なので普段と違う手配などがあったものの、さすが台湾、万事とても楽しく過ごすことができ、参加者からも好評だったのでまずは良かった。
本旅行は最初は無難にツアーで行こうかとも思ったのだが、調べてみるとツアーはどうしても自由度が低いので個人手配にした。
個人手配だったらば自分としてはJALが良かったのだが、JALは羽田発の行きが朝早すぎかつ高く、じゃあスタアラだったらANAじゃなくてまだ乗ったことのないエバー航空とかがいいなぁと思ったのだがエバー航空は帰りが遅かったので、トータルとして無難な時間に飛んでいて値段もそこそこだったANAで行くことになった。
羽田空港国際線ターミナルから出発
行きは羽田9:20発のNH851便で出発である。
高速バスだと国内線ターミナルをぐるっと回り時間がかかるので、電車で空港へ向かったのだが、新宿線も浅草線も座れなくて疲れた。
浜松町からのモノレールでやっと座れ、8時前に羽田空港国際線ターミナルに到着。 5月のドイツ行き以来半年ぶりの国際線だ。
ビジネスクラスカウンターでチェックイン。意外に混んでて少し待たされた。
出国してフードコートで他の参加者と合流するも、おなかがすいてたので自分だけちょっと個人行動でANAラウンジへ行く。
今日のNH851便は144番ゲートからの出発なので、114番ゲート側のラウンジへ。
中に入ると、朝だというのにガラガラで、非常に過ごしやすい。 110番ゲート側が一日中混んでいるのに比べると天国だ。多少ゲートから離れててもこっちを使った方が絶対良いね。
食事も一通りそろっており、ここで朝ごはんを食べる。 しかし、カレーはもうちょっとなんとかならんものですかね…。
このラウンジのあたりの搭乗口はJALが主に使っているので、外に駐機しているヒコーキもJALが中心。 そんなこともあり、このラウンジはすいているようだ。
9時ごろまでのんびり過ごし、搭乗口へ向かう。
NH851便でB767新造機初体験
今日のNH851便はB767-300ER・JA619A号機であった。
予約時はB787だった記憶があるのだが、いつの間にB767に機材変更になっていた。
B767もものすごく快適な機材というわけではないが、あの劇狭B787に比べれば楽だし、何よりB767の新造機(といっても2010年製造なのでもう新造機というほどではないが)は初体験なので、ちょっと楽しみだ。
今回はグループ旅なので本当は優先搭乗などやらない方が良いのだろうが、エコノミーの長い行列は耐え難く、優先搭乗でとっとと乗り込む。
最近ついにプレミアムエコノミーのアップグレードもなくなり、特典改悪しまくりと文句ばかりのSFCであるが、持っていればやはり便利だ。
B767新造機はB777-300ERと同じFixed Back Shellタイプの座席である。
リクライニングが前に倒れるので後ろの人に迷惑にならないのだが、B777-300ERと違ってシートピッチが79㎝と従来と変わらないので、逆に膝のあたりが狭くなってしまいB767は評判が悪いという。
ただ今日は幸いバルク席なので、シートピッチの心配はなく、後ろの席を気にせず座席を倒せたので快適だった。
そんなわけで席の前はビジネスクラスである。
ANA BUSINESS CRADLEというシートで、まあ豪華というわけではないが、今となっては骨董品の旧CLUB ANA ASIAよりは快適そうだ。 一度乗ってみたいところ。
ANAの機内安全ビデオは国内線は今月から歌舞伎コラボバージョンに変わったのだが、国際線はなぜか来月からなので、残念ながら従来タイプの案内を見る。まあ、今月限りという意味では貴重ではある。
NH851便はほぼ定刻の9:22に出発。D滑走路まで延々タキシングし、9:44に離陸した。
この機材はB787の納入遅れに伴い導入されたので、エンタメはB787とそん色なく、USBポートやコンセントもついており退屈しない。
以前は機内食提供まで離陸から1時間くらいかかっていて遅いなぁと思っていたのだが、最近は30分足らずで出すようになったようだ。 これ自体はありがたいのだが、朝早かったのでちょっとうとうとしていたら、機内食提供に気付かず起きたらカートが通り過ぎていたorz
そんなわけで他の人よりも出遅れてサーブされた機内食は「とろとろ玉子の鰻玉丼」と「赤ワインで煮込んだハッシュドビーフ」の2択だったので、後者を選択。
美味しかったけど、ハッシュドビーフなのでわかってたけど結構ヘビーだったかな。
ただJALは近距離国際線は1種類になってしまったが、ANAは2種類から選べるのはなんとなく嬉しい。
エコノミー前方はビジネスクラスのシートピッチが拡大されたこともあり、3列21席しかない。 こじんまり感があってなかなか過ごしやすかった。
後方は見てないが、もともとB787が充当される区間なこともあり、満席だったようだ。
今日は金曜なので会社の状況が気になるところだったのでネットにつないでメールを見る。 B767のWiFi Serviceは30分でわずか15MBしか使えない。今日はメールしか見ないのでこれで十分だけど、このサービス改修する気ないのかな。
今日はバルクを優先したので窓側席でなくて残念だなと思っていたのだが、ずっと雲の上だったようだ。 ただ天気予報を見る限り、滞在中ずっと天気が悪いようだ。せめて雨だけは降られないと良いのだけど。
NH851便は12:06に台北松山空港に着陸、ほぼ定刻の12:16にスポットイン。 バルク席だったこともあって、快適なフライトでした。
入国審査は後方席に座っていた参加者を待っていたのでちょっと時間がかかるが、10分ほどで通過し、到着ロビーへ。
さてさて2年ぶりの台湾、楽しみです。