たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ドイツ超弾丸0泊2日旅行Part2(7):NH210便ビジネスクラスで帰国(前半)

デュッセルドルフ国際空港は2004年に出張で使って以来2度目。

4travel.jp

日本との直行便が設けられたのが最近であまり日本人には縁のない空港であったが、結構規模が大きくかつ明るくて綺麗な空港である。

ANAのカウンターは一番端っこの保安検査場手前にあった。 並んでいる人も少なく、一瞬でチェックインは完了。

今回全くお店を見て回っていないので、空港でお土産を買わねばならぬ。 この空港はREWEという市内でもよく見るスーパーがあり、そこでバラマキ土産を購入する。

もっともこのREWE、到着ロビーの端っこという、ANAのチェックインカウンターとは真逆の場所にあり、行ったり来たり面倒くさい。

そこまでバラマキ土産は多くない(というか、本当に市内のスーパーと品揃えは変わらなかった)が、それなりの土産はここで購入できた。

時刻は19時ちょっと前。搭乗開始まであと30分ちょっとあるのでラウンジへ向かうことにしよう。

デュッセルドルフ国際空港 ルフトハンザセネターラウンジ

保安検査場を抜け、指定されたルフトハンザのセネターラウンジへ向かう。

このラウンジはシェンゲン協定内の路線向けを兼ねているのか、出国審査の手前にあるので注意が必要である。

中はそこそこ広く、ルフトハンザらしいカジュアルながら落ち着いた雰囲気。

帰国便前なので日本人ばかりかと思ったらほとんどいなかった。さすがにGW前半で日本に帰る人はそんなにいないか。

食事はそこそこ豊富だったが、自分の探し方が悪いのかソーセージが見当たらず。 自分、ルフトハンザのラウンジでいまだにソーセージを探し当てたことがない。あるのかしら…。

今回の旅行は朝からいろいろ食べまくりであまりおなかはすいてなかったが、置いてあるからには食指が動く(苦笑) サラダを中心に軽く食べる。

シャワールームもあったが、数人待ちだったので自分の順番までは回ってこなさそうだったので諦めて、ここでしばし休憩。

19時半前にラウンジを立って搭乗口へ向かうことにする。

さて、地味に不安だったのが出国審査である。今朝のやり取りもあったし、何しろ日帰り(笑)なので何か言われないかと心配であった。

果たして、案の定「今日来たのか?」と言われました…。 まあ、出国なので、ここで足止めさせてもドイツ的に得るものはないだろうと思い、頷いて何もリアクションをしなかったら、スタンプ押して出国は無事許可された。が、こんな感じだとちょっと今後の超弾丸は難しいかもなぁ…。

NH210便ビジネスクラスに搭乗

端っこに位置する国際線エリアは、話に聞いた通り店が一つあるだけで本当に何もなかった。

搭乗口付近は日本人を中心に客が集まっていたが、それほど人は多くなかった。

今日のNH210便はB787-9・JA875A号機。B787-9国際線に乗るのは初めてである。 優先搭乗で早速機内に向かう。

復路はビジネスクラス3年前と同様、ANAご自慢のフルフラットになるANA BUSINESS STAGGEREDなので快適なフライトになりそうだ。

www.tamazo-diary.net

フルフラットになるシートに、18インチの大きなディスプレイ。至れり尽くせりな装備である。

今回はAコンの一番後ろの窓側席を指定した。 定員27人に対し、数えたら9人しか乗っていなかった。さすがにこの時期は人少ないのね。

一番後ろなので、3年前同様人通りも少なく個室感覚で過ごせることができる!と思ったのだが、なんか3年前と違って、そこまでの感じは得られなかった。 2度目ということもあるのだろうが、実はB787-9のビジネスクラスと、3年前に乗ったB777-300ERのビジネスクラスは細かいところで造りが変わっている。

www.ana.co.jp

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↑今回のB787-9のシート

↑3年前のB777-300ERのシート

今回のシートの写真は、ペアシートになる仕様のところ撮影したのでサイドテーブル脇の壁がなく、単純な比較はできないのだが、シートを囲む壁の位置が低いことに気付かれただろうか。客室乗務員が見渡しやすくしたかったからなのかもしれないが、乗客からするとこの高さの差は結構大きく、個室感がない理由は設備によるというのがよくわかる。

また、サイドテーブルに目を移すと、小物入れがなくなっている。

B777-300ERではディスプレイ下にあった電源やUSBポートがサイドテーブルに移動したのは便利になったが、小物入れはおろかドリンクホルダーまでなくなったのは地味に使いづらい。 実際、成田着陸時にいろいろサイドテーブルの物が落ちていきましたので(苦笑)

また、サイドテーブル脇の壁に取っ手が付いた代償で、この壁が欠けていて、隣の席が結構よく見える。 これも個室感がなくなった原因の一つのようだ。

↑今回のB787-9のシート

↑3年前のB777-300ERのシート

またシート操作ボタンも簡略化されていて、細かい調整ができなくなっていた。 まあ、帰りは基本寝ているので良いのだが、どうもサービスダウンを感じてしまう。

テーブルも、B777-300ERはディスプレイ下に格納され前に出てくる形だが、サイドテーブル下から引っ張る形になっていた。 操作は結構軽く、自分は特にどっちでもよいと思ったのだが、このあたりの作りもどうも安っぽくなった気がする。

まあ、3年に1回、特典航空券でしか乗らない自分のような人間にコストダウンだのイマイチだの言われる筋合いもANAにはない(笑)だろうけど、個人的にはどうせ乗るならB777-300ERのビジネスの方が良いなぁと思う。

そして、どうしても気に入らないのがこの3Dフライトマップだ。 地球をぐるぐる回す機能なんかいらないから、2Dでメルカトル図法の地図を出せるようにしてくれ。自分は2Dの地図が見たいんじゃ!!!(笑)

そんな感じで一通りビジネスクラスのシートで遊んでいるうちに、ウェルカムドリンクが出てきて出発の時間である。

定刻ジャストの20時に出発。

20:18に離陸。まだ5月だが、夏は日の長いドイツだけあり、こんな時間でもまだ明るかった。 さよならドイツ。次に来れるのはいつかなぁ…。

全般的に今回は天気が良いとは言えなかったドイツ旅行であるが、雲を抜けると夕日が眩しかった。

デュッセルドルフから成田まではフランクフルトよりも飛行時間は短く、11時間とのこと。 残りはビジネスクラスの旅を楽しむことにしよう。