たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

タッセルイン京都 河原町二条に宿泊 / 2023.03-04 京都桜ワーケーション(3)

今回宿泊したのはタッセルイン京都 河原町二条である。

tasselhotel.jp

最近京都宿泊といえばベッセルホテルカンパーナ京都五条をずっと定宿にしてきたのだが、旅行需要が戻るにつれて宿泊費用が高騰し、それどころか週末のシングルルームなど全然空室が出なくなってきてしまっていた。なので、今回は別ホテルに宿泊です。

予約したのは旅行支援が始まる前の9月で、5000円ちょいだったのだが、直前になるとこのランクのホテルでも10000円以上するようになっていた。こうなると、旅行支援狙いよりもいかにとっとと予約するかが重要になってくる気がするね。

なので今回ワーケーション利用ですが旅行支援カテゴリではありません。

外観・ロビー

タッセルイン京都 河原町二条は京都市役所駅の近くにある。繁華街からはやや離れているが三条駅にも徒歩圏だし交通の便は悪くはない。以前泊ったホテルリソルトリニティ京都に近いが、あそこよりも地下鉄の改札口は近いので便利だ。

www.tamazo-diary.net

河原町通から脇に入った路地沿いにあるのでものすごく静かな立地である。

5階建てのこじんまりしたホテルで、2021年オープンとまだ新しい。ただ見た目は別に京町家っぽさもあんまりないし、どういうところを狙ってるのかが良くわからない感じがする。事実、ブログや口コミとかを見てもあまり情報がないホテルである。

昼過ぎにフロントでチェックインし、部屋に入れる15時までの間、反対側のワークスペースでテレワークする。もっともワークスペースといっても椅子が3つ並んだスペースがあるだけで、電源とWi-Fiはあるがここでガンガン会議するのは無理そう。幸い、今日はそういう会議はなかったので良かったけど。

ワーケーションのネックは、1泊の場合チェックイン、チェックアウト後の場所がないことなのよね。今回午前はコワークスペースを借り、午後はここで仕事をして乗り切ったけど、宿泊前後で仕事ができる場所が充実したホテルとかできないものかなぁ。

反対側に朝食会場がありここでも仕事できそうであったが、アクリル板が邪魔そうだったので使わなかった。アクリル板もそろそろ用済みになるだろうから、そうすると少し環境は違ってくるのかもだけど…。

なお昼の間は特にドリンクサービスなどはないようだ。

スタンダードダブルルーム

15時になり部屋に案内される。このホテルはチェックアウトこそ11時と遅いが、チェックインが15時と最近ビジネスホテルでも14時チェックイン開始が多い中遅く、その点でもワーケーションにはちょっと不便だった。

今日はスタンダードダブルルームである。

入って目につくのが白を基調としたシンプルなデザインに、広々としたシモンズ製ベッド。幅160cmとダブルと考えれば標準的であるが、1人用だとすると破格の広さである。

一方つり合いが取れてないのがテレビ。32インチくらいだろうか。今のご時世を考えるとやけに小さく見える。まあ、そもそもテレビ見ないから良いのだけど。

部屋は約14平方メートルと標準的。机のサイズは大きく、椅子もしっかりしてて仕事をするには都合が良いが、これ明らかにシングル仕様の作りで、2人で泊ったらどう過ごすんだろう。

WI-Fiは昼使ってる分には十分な速度が出ていた。

バストイレはユニット式。バスは広く深さも十分であったが、今時洗い場も大浴場もないユニット式というのはどうなのかなぁという気がした。

シンプルな朝食

朝食は1階の朝食会場で提供される。

朝食会場を別アングルから。営業時間は朝7時からとちょっと遅い。

ヘルシーな朝食をテーマに、パンとサラダのシンプルな朝食をセルフサービスで提供する。セルフなので、7時より前に行っても食べられそうな感じだった。というか、朝食券もないし誰も確認する人もいないので、素泊まりの人でも簡単に食べられるんじゃないのというのが気になった。

飲み物はコーヒー、紅茶とオレンジジュースのみとこれも割り切ってる。自分はコーヒーとオレンジジュースがあれば満足なのでそれで充分であるが…。

サラダが非常にコクがあり、またドレッシングやチキンが良い味わいを出していたので、とても美味しくいただけた。ただ、ボリュームという点では全く足らないね。

お代わり自由ではあるものの、補充がちゃんとされてなかったら…と思うとそんなにがっつりパンをゲットするのも気が引けるので、無難な数だけ取るに留めた。

タッセルイン京都 河原町二条のまとめ

全体的にベッドが広い以外は、ザ・フツーなホテルだったかなぁ。コロナ禍の2021年オープンでこんなに特色のないホテルを作ってどうしたかったんだろうという気がしてならない。現についこの間までは無茶苦茶安かったのだけど。

ただ裏を返せば、ホームページに書かれていたようなまさに隠れ家的なホテルであり、のんびりするだけであれば余計なサービスもないし静かな環境だし、良いのかもしれない。

ただすっかり旅行需要が回復した今、外国人も含めて満室に近い状態だったようだし、今後はこういうホテルも良い値段していくのかもね。

あと意外に良かったのが地下鉄の駅が近かったこと。京都市交通局がバス1日券廃止という暴挙に出るようなので、今後は地下鉄のポテンシャルが上がってくるだろうから、地下鉄もバスも便利なエリアにあるこのホテルはその点でも今後注目かもね。