たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

上海・蘇州旅行記(3):JL879便で上海へ

成田19:10発のJL879便に搭乗。

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今日の機材はB787-8・JA833J号機。SKY SUITE仕様ではない無印787-8である。

ちょうど優先搭乗が始まるころであったが、そんなに優先搭乗する客は多くなかった。というか、乗客自体それほど多くなさそうだった。

JALの787-8・エコノミークラス

JALの無印787-8に乗るのは3年前の台湾行以来だが、あの時はビジネスクラス利用で、エコノミークラス席を見に行ってもいないので、今日が初めてなのでちょっと楽しい。

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レカロ製のシートが整然と並ぶエコノミークラス。

まだB787自体は古い機材ではないのだが、SKY SUITE仕様がJAL国際線の中心となった今となってはちょっと古びた感じがする座席であり、シートピッチも79cmと狭い。 ただ今日は…

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最前列のバルクヘッド席をWebチェックイン時に指定してある。

翼の上なので、本当は後部の非常口席が良かったのだが、今日は一刻も早く降りたかったので最前列を優先した。 バルクなので、非常口ほどではないが足が伸ばせるのがありがたい。

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リモコンやUSBポート、そしてテーブルなどはひじ掛け部分に収納されており、その分だけ他の席よりも幅が狭いのだが、JAL787のエコノミーは世界で唯一横8列であり、狭さはそこまで感じない。これはANAに比べて圧倒的に優位な点だ。

乗客が少ないからか定刻よりも早い19:07にプッシュバック。スムーズにB滑走路まで進み、19:26に離陸。

さらば日本!(まあ、明日の夜には帰ってくるんだけど(笑))

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成田空港を離陸し高度を稼いだJL879便は、東京上空を横断しつつ上海へ向かう。

ただ翼が邪魔して眼下が見れないばかりか、ちょうど船橋上空でシートベルトサインが消え、客席が明るくなる。 ちょうど写真の真ん中あたりの楕円形に光る場所は船橋競馬場だ。 もうちょっとふんばってくれれば都内の明かりが見れたのになぁ、残念。

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バルク席はシートベルトサインが消えるまでシートTVが使えないのがネックである。 シートTVはMAGICⅤなので、SKY SUITE機材とコンテンツは同じである。

機内食「賛否両論」

さて、国際線の楽しみと言えば機内食! 以前は離陸後1時間くらい全く出てこず、このブログでも苦言を呈したことがあったが、それを読んでくれてわけではないのだろうが、最近JALANAもだいぶ機内食を出すのが早くなった。

が、今日はなんと離陸後20分で出てきた!さすがに早すぎる。ラウンジで食べたばかりでおなかいっぱいだよ…。 もうちょっとゆっくり出してくれないものかしら(なんとワガママな…苦笑)

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バルク席なのでテーブルを引っ張り出して機内食を置いてもらうが、テーブルの位置が高くて、シートTVを出しながら食べるのが結構難しかった。ほかのバルク席は他社含めこんな作りになっていた記憶がなく、このレカロ製シートの問題なのではと思うが、なんだかなぁ。

さて機内食であるが、JALの東アジア線の機内食は1種類のみであり、11月30日、つまり今日までは「賛否両論」の笠原 将弘シェフの監修メニューが提供される。

「賛否両論」なる店も笠原シェフも知らないけど、JAL機内食で文字通り賛否両論になってたのは知ってたので、果たしてどんな機内食なのか楽しみである。

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「賛否両論」 笠原将弘シェフ監修メニュー
■唐揚げ丼
カリカリ梅ポテト
■フレッシュサラダ
ハーゲンダッツ アイスクリーム
■コーヒー、紅茶、緑茶

かつての賛否両論監修メニューは本当に賛否両論になってたらしいが、本シーズンの「出汁」にこだわった丼シリーズは、実に無難なチョイスでこれなら否にはならんだろうというメニューであった。味も美味しく、近距離国際線であることを考えると素晴らしい出来だと思う。

ネックがあるといえば、唐揚げ丼ヘビーだったことかなぁ…ラウンジでカレー食べた後これは結構カロリーオーバー(苦笑)

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そしてJALのエコノミークラス機内食を象徴するのがハーゲンダッツANAは香港より遠くないと出てこないが、JALは上海でも出てくるのが嬉しい。

さすがJALのエコノミークラス。満足のいく機内食であった。

定刻通り上海浦東国際空港へ

食事を終え、ちょっと機内を散策。

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前方は半分ちょっと乗っていたが、後方はほとんど乗っていなかった。 急いで降りないでよいなら後ろでエコノミースリーパーやってたほうが楽だったかも。

JALの中国線は搭乗率が6割くらいと低いのは知ってたが、こんな空いてるんだ…これならB737でも十分かも。ダウンサイジングされないか心配だ。

JL879便は、冬の偏西風に逆らって進むので、巡航速度は700km出ないくらいであった。 ただ、所詮上海はたった1100マイルちょっと。3時間も乗ると上海が近づいてきた。

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定刻21:55よりも相当早い21:22に着陸したが、ターミナルまで延々タキシングしたので結局上海浦東国際空港の第1ターミナルに到着したのは定刻より少し早い21:49であった。

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残念ながら自分が行く土日だけ上海は雨予報で、空港も雨がしとしと降っていた。うーん、無念。

JL879便のまとめ

SKY SUITEでないB787だったのがちょっと残念であったが、近いことや、バルク席だったこともあり、特段不便さは感じず、機内食は美味しいし、空いていたし満足のいくフライトであった。

ソウル線だと近すぎハーゲンダッツはないし、台北や香港だと冬場の行きは長すぎて退屈するくらいなので、中国線がちょうど国際線体験するには手ごろなのかもしれない。 もっと気軽に行ける国だったら良いんだけどね…。

さて、次は中国に入国です。