たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

香港旅行記(6):JL736便で帰国

香港3日目は10:20発のJL736便で帰るだけである。

8時前にホテルをチェックアウトして、MTR~エアポートエクスプレスを乗り継ぎ9時前に香港国際空港へ。

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ビジネスクラスカウンターでチェックイン。ホント、JGCSFC両方持っていると楽だわ…。

朝ごはん食べてないのでラウンジに行くためにとっとと出国。香港は出国は顔認証になったのであっという間に終わる。

最近外国人も含めて顔認証でパスできる国が増えたのは嬉しい限りだが、その代償として出入国スタンプが押されなくなる国が増えてきたのはちょっと寂しい気もする。日本みたいに希望者は押してくれないものかね。

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予想以上に快適だったカンタスラウンジ

香港といえばキャセイパシフィックの本拠地であり、THE WINGなどキャセイのラウンジ群は評判が高く、大体のJAL利用客はそちらを使うのだが、JAL利用客が本来指定されるのはカンタスラウンジである。

今回、せっかくのJGCの権利行使をするにあたりキャセイラウンジに行くか悩んだのだが、キャセイのラウンジは4年半前に一度行ったことあるし、香港のカンタスラウンジは実は評価が高く、逆にすいてて過ごしやすいのではと思って今回は指定されたラウンジに行ってみることにした。

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キャセイラウンジは出国審査を通過してすぐ右奥にあるので、まっすぐ進まないように気を付ける必要がある。 中に入ると香港の他のラウンジ同様、2階に位置する開放的なラウンジであるが、特徴的なのは搭乗ゲートに沿って縦に細長いこと。

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まずはソファ席、その奥にはキャセイのロングバーを真似たかのようなバーカウンター、さらにその奥にはテーブル席など様々な用途に合う席が用意されていたが、何しろ人が少ない!

この時間はカンタスの出発便もなく事実上JAL利用客用なのにも関わらず多くの客がキャセイラウンジに行ってしまうので、本当に数えるほどしか人がいなかった。

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一方で素晴らしかったのがメニューの充実ぶり。 ヌードルバーもあるし、わざわざJAL便の客のためにカレーライスまで揃えている。日本語メニューも記載されているし、デザートも種類豊富だし、なんとなくお高いイメージのキャセイよりも自分なんかはよっぽどこのライトな品揃えは好感が持てる。

それでいてこのダイニングコーナーはソフィテルホテル監修だそうで、とても美味しかった。 いやはや、個人的にはキャセイのラウンジより断然こっちの方が良かったです。

というかこことキャセイでどっちに行くか悩めるなんて贅沢だわ…。香港に行くならワンワールドに限るってことなんだろうな。 やっぱ目先の1万円に目を眩ませずに今回の旅行はJALで決めるべきであった(泣)

ということで30分ほどのんびり過ごして、搭乗口へ向かうことにしましょうか。

機材変更でB787-9・SS9に搭乗

JL736便は25番ゲートから出発。 すでに搭乗は始まっていたが、ビジネスクラス搭乗口から楽々搭乗。

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今日のJL736便の機材はB787-9・JA862J号機。

JL736便は通常はB787-8で非SS機材なのだが、今日だけはなぜか2週間くらい前に機材変更があってB787-9・SS9機材になっていた。 SS9なのでエコノミーもシートピッチの広い新間隔エコノミーであり、楽々帰国で嬉しい限り。

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ビジネスクラスは今だ未体験のSKY SUITE

一度乗ってみたいのだが、JALはFOPを貯めるのは楽なのだがANAよりもマイルがなかなか貯まらないし、貯まったら貯まったで今のJALは相当早く予約しないとビジネスは特典では取れず、なかなか乗れないのよね…。

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そんなわけで身分相応にエコノミーに座るが、さすが新間隔エコノミーだけあって、前後幅は申し分ない広さ。

そして、横8列は本当に快適だ。12月のANAのB787-8と比べると天と地の違いがある。

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ただ唯一納得がいかんのがマップ。ホント、製作者はいったん3Dマップの使いづらさを操作してみて味わってみてほしい。 そして、頼むから2D表示機能を付けてほしい!(笑)

 

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JL736便は定刻より少し遅れて10:29にプッシュバック。 代わり映えのしない機内安全ビデオを見る。

このビデオ、調べてみると2006年からずっと使い続けているようだ。行きにANAの歌舞伎バージョンを見てしまうとどうしてもインパクトに欠けるのだけど、これ、ただ13年も使っているわけじゃなく、いろいろ変わっているのをご存じだろうか。 機材が当時はJAノL塗装だったのが鶴丸になっているし、CAの制服も変わっている。SKY SUITEの救命胴衣の場所もちゃんと追加されているし、航空法改正もあれやこれやちゃんとUpdateされているのである。

よくまあ13年も継ぎ足しながら使い続けてきたものだと思うが、さすがに来年の制服リニューアル時を乗り越えることはできないだろうなぁ。 ていうか、あの制服リニューアルは個人的には本当に許せん。今の制服で何がいけないのか…(怒)

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11時ちょうどに離陸。さよなら香港。また来ます。

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JALの近距離国際線の機内食は1種類しかない。

・鮭の照り焼きと鶏そぼろご飯
・そば
・丸麦のサラダ
・フレッシュフルーツ
ハーゲンダッツアイスクリーム
・コーヒー、紅茶、緑茶

まあ無難なメニューだったけど、やっぱ2種類から選べないのはつまんないなぁ…。

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エコノミークラスはほぼ満員。

前方席はプレミアムエコノミー席であり、実はWebチェックイン時に一瞬選べたのだが、24時間前開始のANAに慣れていたのでJALのWebチェックインが72時間前からできるのを知らず、出遅れて並び席が取れず断念した。

JGCなのでカウンターでプチアップグレードでもないかと期待したのだが、一般会員の娘と一緒からか何もなくちと残念。 まあ、エコノミーでも十分快適だから良いけどね。

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JALも当然ボヘミアン・ラプソディは見れたのだが、オリジナルサウンドトラックも聞くことができたので帰りは曲を聴きながら帰った。

思わず帰国後にiTunesで買ってしまいましたわ。

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今日の日本列島は雲に覆われて、窓外の景色は全く楽しめず。 そのうち成田空港が近づいてきた。

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冷たい雨が降り続く成田空港に15:11に着陸。第2ターミナルにはほぼ定刻の15:21にスポットイン。

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空港はすいていて、荷物もすぐに出てきたので15:40には外に出ることができた。

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空港第2ビル16:02発の総武快速に間に合い、17時過ぎに塾へ。無事祝賀会にも間に合うことができた。

そんなわけで、今回の香港旅行は若干消化不良感もあったが、何度となく娘と2人で出かけた香港も、今後一緒に行くことはそうそうないだろうし、良き思い出となった旅であった。

そして、ひょんなことからANAJALの国際線乗り比べをすることになった旅行だったが、両社ともサービスに関しては申し分ないレベルではあるが、やっぱ新間隔エコノミーは快適だし、カンタスのラウンジも快適だったJALのほうが印象深かったかな。

ただ、最近のJALB777-200ERで座席は同じだが前後幅を狭めた便を香港や台北便で飛ばし始めているんだよね。 最近のJAL、特に赤坂政権になってからどうも後ろ向きなことばっかりで全く応援する気になれないんだよなぁ。

でも、自分はJALの空気感のほうがどことなく落ち着いて好きだな。 次回はできたらJALでどこか行きたいところだね。最近サクラランジのカレーライスともご無沙汰だし…。

(おしまい)