今回の香港行は成田発18:15発のJL735便なので、京成電車で成田空港へ向かう。
が、最寄り駅に着いて電車を待っている間Twitterを見ていると「成田のA滑走路でANA機がエンジントラブルを起こし滑走路閉鎖」との書き込みが!?
全日空機、エンジン異常で離陸取りやめ 成田空港 http://www.asahi.com/articles/ASJ8G5TRFJ8GUDCB00K.html
14日午後2時25分ごろ、成田空港で、中国・上海浦東行き全日空959便(ボーイング787型機)が離陸滑走中、左エンジンに異音と不具合の表示が出たため離陸を取りやめた。A滑走路上に金属片が散らばっており、A滑走路は約1時間20分にわたり閉鎖された。乗客乗員計240人にけがは無かった。
幸い滑走路閉鎖が短かったので、自分の乗る便に影響はなかったものの、到着地変更を余儀なくされた便はあるは、ANAの運航のお知らせに他人事のように記載するなど、本当に最近のANAの体たらくを象徴するような出来事だったと思う。こんなんじゃ本当に近いうちにヤバいこと起きるんじゃないのか心配だ。
16時半過ぎに成田空港へ到着。
この夏3度目、すっかりホーム感を取り戻した成田の第二ターミナルであります。
幸い、出発ロビーは大きな混乱もなく、またピーク時間は過ぎたのか混雑もしかほどではなかった。
JMBクリスタルの特権でビジネスクラスカウンターでチェックインする。
とっとと出国するものの、今回はエコノミーなのでラウンジには入れない。 なので、ラウンジっぽいところということで、サテライトとの連絡通路に新しくできたスカイラウンジ和で休憩することにした。
ここは様々なニーズに応えたシートが備わった広い空間で、ラウンジのような部屋ではないが、座ってしまえばラウンジと同様な快適な滞在ができるし、ほぼすべての座席に電源が完備されているのもスマホ時代にふさわしい作りである。
なのであるが、併設されているFaSoLa Cafeでお茶でも飲もうかと思ったら値段が高い!空港価格だとは聞いていたが、娘と2人で飲み物と軽食を買ったら軽く1500円くらいになりそうだったので、貧乏人には高すぎるわとサテライトの売店に行く羽目に…。 うーん、やっぱりラウンジの代わりにはなりそうにないですな。
とはいえ、買ってきたお菓子や飲み物でしばしのんびりと滞在し、ゲートへ向かいます。
今日のJL735便はサテライトの91番ゲートからの出発である。 結局今回の修行はすべてサテライト出発だったな…。
JMBクリスタルは優先搭乗ができるのだが、規則上平会員の娘は優先搭乗できないので、エコノミーの列で待っていたのだが、優先搭乗の列が長い長い…。 JGC一家と思われる家族連れも多く優先搭乗していたので、エコノミーの列で待っているのを激しく後悔。復路は優先搭乗しようと思う。
ようやく長い優先搭乗が終わり、機内へ。
今日の機材はB767-300ER・JA605J号機。急な機材変更でも起きないものかという微かな望みも虚しく予定通りの機材である。
JALのB767-300ERもそんなに古い機材ではないのだが、ANAと同様設備はだいぶ陳腐化している。
ただJALの場合はだいぶ国内線への転用が進み、このコンフィグのA41機材はあと5機しかなかったはずなので、国際線で乗る機会はもうないかもしれない。
しかしながら、新・間隔エコノミーや国内線のSKYNEXT機材に慣れちゃうと座席が狭い狭い。これは香港レベルであってもしんどいわ…。
そしてIFEも今となっては骨董品のMAGICⅢで画面も小さい。 しかもビデオプログラムが動かないというトラブル付きであった。 幸い再起動で直ったのだが、今回ビデオが見れないと娘の退屈しのぎができず厳しかったので、やれやれである。
定刻より若干遅れた18:20にプッシュバック。 ANA機トラブルの影響もなく、A滑走路からテイクオフ!
JL735便は利根川上空を旋回し、九十九里浜から太平洋上に出た。 あとはずっと洋上飛行となる。
1時間ほどして機内食の時間である。
・海鮮塩焼きそば
・生ハムと玉子ポテトの盛り合わせ
・フレッシュサラダ
・ハーゲンダッツアイスクリーム
いつの間にかJALは短距離線のエコノミーは1種類のみになっちゃったのね。 特に海鮮料理が娘が苦手だったので、ちとイマイチな感じであった。 1種類なのはいいけど、もうちょっと万人受けするメニューがいいなぁ。
今日のJL735便は6-7割くらいの搭乗率で、真ん中の3人がけは大体空いてたし、後部座席には香港ベースと思われるCAさんが沢山乗っていた。こんなに空いたJALの国際線を見るのは久々である。 お盆休みは香港は人気がないのかな。これだけ空いてたらB787が召し上げられるのは仕方がないのかもしれない。
狭い座席に耐えているうちに、香港が近づいてきた。
せっかく早着気味に進んでいたのに、空港混雑で1度旋回してえー!と思ったのだが、ほどなく着陸態勢に入り、ほぼ定刻の22:01にスポットイン。 格別なフライトでもなかったが、今回は空港でやることがあったので、まず時間通りに着いたのがありがたい。
スポットが相当離れたゲートなので、列車で到着ロビーへ向かう。
ところで、2月に来た時は気づかなかったのだが、香港国際空港の案内表示のフォントが明朝からゴシックに変わったのね。
↑3年前の写真から。どうも2015年末に変わったようだ。 先月、台湾に行った時、桃園国際空港の案内表示が香港と同じ感じになったなぁと思っていたのだが、なんで変えたんでしょうね。台湾と一緒なのが嫌だった?
入国審査は結構混んでいたが、15分ほどで通過するが、これも重要で、今回は実はその先に最初の目的地がある。
e道の申請である。 これまで資格がありながら、自分ひとりじゃなかったり、申請時間を過ぎていたりしてなかなかできなかったのだが、今回ようやく申請できた。
申請時間は23時と少しでも到着が遅れたり入国審査で待たされるとアウトなタイミングだったので、もしANA便のトラブルに巻き込まれて間に合わなかったらANAを本気で恨んだところだったが、幸い間に合うことができた。
まあ、今回の旅行は娘がいるので使えないが、次回一人で来ることがあれば有意義に使いたいと思う。
その後、両替したりオクトパスカードのチャージをしたりしていたら、結局空港を出る頃には23時近くになってしまった。
日本時間でいえば24時なので、急いでホテルへ行って娘を寝かすことにしよう。