1泊しかない台北の夜。
士林夜市などの観光スポットに行こうかとも思ったのだが、久々に西門町へ行くことにした。 ホテルから十分徒歩圏内だし、西門町を歩くのは6年ぶりで少し楽しみだ。
まずはホテルからほど近い老蔡水煎包へ。 このあたりは小包のお店が多く、今日はもう閉店してしまったが昨年訪れた福州世祖胡椒餅もこの近くにある。
1個13元と非常に安かったので2個注文。特にジューシーな肉汁が絶品で、とても美味しかった。
ぶらぶらと歩くと、都市の神様、城隍爺を祀っている台湾省城隍廟がある。 台北の中心部にこうやって信仰の神様が祀られているのはいかにも台湾らしい。 廟はさすがにこの時間は閉まっている場所が多いが、ここは早朝6時から開いているので明日また来ることにしよう。
MRT西門站付近へやってきた。さすがに週末の夜だけあってこの時間でも多くの人で賑わっていた。 ここは他のエリアよりも若さあふれるところで、渋谷のスクランブル交差点あたりを歩くのと雰囲気は全く変わらない。
そして、日本が誇る「萌え文化」は当然台湾にもやってきたわけで、道の両側には西門町の萌えキャラが飾られていた。さすがは台湾だわ…。
ぶらぶら歩いていると、かき氷屋さんを発見したので思わず入店。 ここ幸春三兄妹は若者に人気のスイーツ店で、比較的リーズナブルなので多くの客で賑わっていた。
台湾のスイーツといえばマンゴーかき氷。早速注文(140元)してみるが…うーん、ちょっとマンゴーが少ないのと肝心のマンゴーも熟れ具合とかがちょっと今一つだったかなぁ。今年はマンゴーが不作と聞いているのでそのせいもあるかもしれない。 その代わりじゃないが、アイスはとてもひんやりして美味しくて、街歩きで火照った体は一気にクールダウンできた。
少し北の方へ進むと、ガイドブックに載っているマッサージ屋、足満足養生会館があるのでここで休憩としよう。
足裏マッサージに全身マッサージをつけてもらう。45分600元。 足裏はそれほど痛くなく、それでいて日頃の足の疲れも一気に飛ぶ気持ちよさ。台湾のマッサージ屋はどこも最高だね。
マッサージを堪能すると時刻は24時。夜遅くまでにぎやかな西門もそろそろ閉店する店が増えてくる頃であるが…。
士林夜市で有名なフライドチキン屋はまだまだ閉店する感じもせずにぎやかだったので、夜食+朝のつまみ用に1個購入(70元)。 しかし…毎回買ってから後悔するのだが非常に大きい!今回も全部食べ切れなかったですわ。 スパイスの効いたチキンは美味しいんだけどね…。
2時間ほどの散策ではあったが、とにかくこの深夜の時間でも安心して歩き回れるのが台湾の良いところだ。
満足してホテルへ。 明日は早いので寝ることにしましょうか…。