中山駅の新光三越で合流するも、疲れているようで皆の動きがすこぶる悪い。 午後は九份へ行って日没を眺めるつもりで、我が家など出発前に千と千尋の神隠しをわざわざDVD借りて見たくらいだったのだが、とてもこれでは行けなそうだ。
仕方がないので、ツアコン判断で一旦ホテルに戻ることにしたが、圓山大飯店遠いよ…こういう途中で休憩しに戻るのがすこぶる面倒くさいわ。
義母や子供たちはもうすっかりくつろいでしまい、もうこのまんま夜までホテルに滞在するか…と思ったのだが、大人たちは九份に行くと言い出した。 仕方がないので、自分が台北車站まで行って台鉄に乗せるところまで見送り、後は留守番をしていることにした。
まあ九份は9年前に行ったことがあるので別にいいのだが、9年前は昼、かつ雨の中行ったので、結構夕方の九份は楽しみにしていたのだけどな…。 今回はそんなに無茶苦茶連れ回すスケジュールではなかったつもりなのだけど。
夕暮れまでに九份に着くには16:34発の莒光号に乗ればいいので、MRTに乗り16時過ぎに台北車站に着くと、ちょうど15:54発の自強号が15分遅れていたので、とりあえずはよ行け、と大人3人を連絡改札から台鉄ホームへ送り込む。
列車の状況がどうなっているのか心配ではあるが、悠遊カードを持っていれば自願無座ならどの列車でも乗れるので、まあ何とかなるだろう。
自分はせっかくなのでホテルに戻るまでに少し寄り道ということで…。
小腹がすいたので、台北車站南側、新光三越の近くの重慶南路にある福州世祖胡椒餅で胡椒餅を食べる。
この胡椒餅は松山にある饒河街観光夜市の支店で、元々は九份の帰りに松山駅で降りて夜市に寄ろうかと思っていたのだが、とても行けそうにない(苦笑)のでここで食べることにしたのである。 とはいえ、ここの夜市で9年前に食べたことはあるのだが、ちょっと辛い、熱々な味はあの頃と全く変わらず、美味しかったです。
台北車站に戻り、台鉄夢工場で息子向けのお土産を買う。 プラレールを買おうと思ったのだが、セットものしかなくて台湾新幹線のセットと、タロコ・プユマ6両セットで迷う。正直レールはこれ以上いらなかったのだが、タロコ・プユマ号を見てもなんだこれと言われそうだったので思い切って台湾新幹線セットを買ってみた。
しかし、こんな大きなセットどうやって持って帰ろう(苦笑)
ホテルに戻ると、息子は大喜びで、持参してきてたE257系成田エクスプレスと一緒に遊んでました(笑)
夕食は、ホテルに近いところで…と思い、圓山駅近くで食べることにして19時前に送迎バスに乗る。 ところが、この送迎バスで息子が寝始め…(怒)
向かった先は、丸林魯肉飯。台北の魯肉飯屋として有名な店で、圓山駅近くなのに行ったことがなかったのでちょうど良いと思って来てみた。が、圓山駅から結構遠かったな。10分以上歩いたかも。
ここは魯肉飯や鶏肉飯に、自助餐形式で好きなおかずをとって食べるので、小食な子供たちでも十分楽しめる。 と思ったら姪っ子に白飯!と言われたり(汗)、息子は結局起きなかったり(怒)と散々であったが、魯肉飯はものすごくシンプルな味わいながらお腹いっぱいになり、結構満足であった。
息子を抱っこしながら圓山駅に戻り、九份組を待ちますかね…。
ちなみに九份組は、九份ガイドブックを持ちながら道に迷ったりしていたらしいが、雨に降られることなく夕暮れの九份を堪能できたようだ。ただ、往復の列車は座れず、九份も大混雑ということで、仮に8人で九份に向かったとしても結構悲惨な結果になってたのかもしれない。 なかなか九份は家族連れだと行くのは難しいね…。
結局、九份組はこの後士林夜市に寄って21時過ぎに戻ってきました。
(つづく)