台北では1泊、そして夜遅く到着し翌朝早くから動くので、ハノイ同様できるだけ安いホテルにしたかった。
ただハノイと違って台北のホテル代は結構高くて、安いホテルは設備が古かったり市内から離れたりなど制約が多かったのだが、台北車站近くで何とか良さそうなところを1軒見つけることができた。
新光三越付近の出口を出てから5分ほど歩いたところにあるポッシュパッカーホテルである。
雑居ビルを改装して1-2年前にオープンした新しいホテルで、まだ綺麗なのが最大のポイントである。 自分が数日前に予約したのが最後の1部屋で、今日は満室とのことで景気が良さそう。
チェックインを済ませ、2階の部屋へ。
デポジットを1000元取るという話だったのだが、自分は既に払い込んでいるからか、言われなかった。 このホテルを使う層は最終日に1000元返却されても使い切れなさそうでちょっと不便かも。
廊下はシックな色合いでまとめられており、お洒落だ。
部屋の広さはわずか4平方メートル。ベッドにテーブルが1個あるだけの独房に近い感じであるが、冷蔵庫や貴重品入れもちゃんとあり、必要最低限の設備は揃っている。
テレビは壁掛けであったが、ヘッドフォンでしか音が聞けないあたり、設備としてはカプセルホテルに近い感じかな。まあこういうこじんまりとした部屋は自分は嫌いではない。
窓無しの一番安いプランを予約したのだが、窓があり、外が見ることができたのもありがたい。
台湾はテレビのチャンネルが沢山あり、ニュースチャンネルを見ていたら、ちょうど日本のポケモンGOの話題がニュースになっていた。台湾のテレビを見ていると大体日本の話題が流れていて、嬉しい限りだ。
ちなみに明日は「高温炎熱」だそうだ。字だけで暑そう…orz
このホテルの大きな特徴、それはバストイレが共同なところである。なので、ホテルというよりはホステルという感じが近い。 昔、ユースホステルを旅歩いたころを思い出すね。
洗面所は山小屋にありそうな感じであるが、まだ新しいので綺麗だった。 シャワールームも清潔で、ボディソープやシャンプーも完備されていたが、シャワールームだけが仕切られていたので着替えはオープンスペースでやる感じなのかな?
自分が使ったときは誰もいなかったので問題なかったが、人がたくさんいるとちょっと浴びづらいかも。
地下1階にはこじんまりとしたラウンジがあり、1階は営業時間中に訪れられなかったがコーヒーショップがあり、朝食付きプランで予約するとコーヒーとサンドイッチが食べられるらしい。
そして気になる値段は、自分が手配したプランで3900円ほどと非常に安価に済ませることができた。
全体的にまだ綺麗なホテルで、バストイレ共同というのが気にならなければ、リーズナブルに宿泊するなら交通の便も良いしオススメなホテルではないかなと思う。
さて、時間はまだ22時を少し過ぎたばかり。 夜はまだまだということで市内を散策するとしましょうか。