たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

香港父娘旅行記(3):シェラトン香港ホテル&タワーズ(1)

エアポートエクスプレスに乗り、20分ちょっとで九龍駅へ。 ここからはシャトルバスK4に乗る。

九龍駅周辺は開発中で道路事情は悪いのにバスは噂通り飛ばす飛ばす…すごい運転でした。 結構渋滞していたが、幸いバス停は最初だったので10分ちょっとで到着。

エアポートエクスプレス自身は速くてすごく快適なんだけど、尖沙咀エリアを初め中心部への移動は結構面倒なので、そんなに手放しで褒めちぎる乗り物でもないと思うんだけどな。

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少し歩くとネイザンロードにぶつかる。これぞ香港!って感じですね。

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今回のホテルはネイザンロードの突き当たりにあるシェラトン香港ホテル&タワーズです。

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前回はディズニーランドの近くにあるディズニーハリウッドホテルで、安い割にはそこそこ快適だったのだが、今回は夏休みだったからかすごく高くて、朝食抜きで3000HKD超のプランしかなかった。

さすがにあの部屋で3万越えはないだろうと思い、市内で探してみるが、香港はホテル代が高い。 子連れだったら交通の便がいいところがいいなとか、どうせだったらハーバービューだよね…とか条件を加えたら(てか、それが高くしている原因なんだけどww)、立地の良いホテルは軒並み高かった。

そんな中、相対的に安かったのがシェラトン香港だった。 調べてみると魅力的なプロモーションも多かったので選択。 最近はヒルトンばっかりだったので久々のSPG系ホテルであります。

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ロビーは2階にあり、よくネットやパンフレットで見かける優雅な螺旋階段が出迎えてくれる。 もっとも予想よりは小さいなという気がしたが。

時刻は15時半過ぎ。2階のチェックインは少し並んでいたが、今回は何と!贅沢にもタワーズフロアを予約しているので16階のラウンジへ直行です。

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16階のタワーラウンジで座ってチェックイン。

応対は英語であったが、タワーズフロアのご案内は日本語が用意されていた。 予約した時は禁煙ルームは満室とのことであったが、ちゃんと確保されていた上に今回の部屋は17階とタワーズフロアの中ではもっとも高層階である。ありがたや…。

ということで部屋へ入りましょう。

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今回の部屋タイプはハーバービューダブルで、広さは30平方メートルとこのランクのホテルとしては少し狭め。家族旅行だとちょっと厳しいが、今回は子連れで2人なのでこれで十分。

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テレビはNHKも映り必要十分。 ガラスの机は娘の遊び場と化し、自分はほとんど座れませんでした…。

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水は1日2本無料で支給される。暑い香港ではありがたい。 iPodドックがベッド脇にあり、音楽を再生できるだけでなく充電もできるのが嬉しい。

無線インターネットは有料だがタワーズフロア宿泊客は無料。しかも3台まで接続できるのが嬉しい。 速度は結構速かったので、滞在中はモバイルルーターではなくホテルのネットを使っていた。

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部屋と洗面スペースの間は最近よくあるガラスで隔てられているタイプで、部屋から丸見え。 トイレ部分までが丸見えでないだけマシであるが、別に洗面台から外を見るわけでもないし、あんまり意味ないと思うんだけど。

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ベイシンはこれも最近よくあるガラスタイプである。1つしかないが、2人なのでこれも問題なし。

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トイレはウォシュレットなしであるが、海外なので問題なし。 特筆すべきはバスである。設備自体は普通なのだが、シャワールームと完全に一体化していて扉で仕切ることが可能で、つまりは洗い場があるのとほぼ同じなのである。

もっとも設備はシャワー+バスなので、洗面器とか椅子があるわけでもなく、滑りやすいので注意が必要であるが、これは日本人、特に子連れには素晴らしい造りだ。 またシャワーは固定式であったが、上下に動かせる仕組みになっているので不自由は感じない。

実は今回シェラトン香港にした最大の理由はこの洗い場にあるのだが、実際使ってみて大変気に入った。 シェラトン香港は1974年築と古いホテルなのであるが、改装が大変な水回りをここまで徹底して造り直したのはとても素晴らしい。

ただ要注意なのは、このタイプはハーバービューとデラックスハーバービューのみなので、シティービューは普通の造りのようである。なので、シェラトン香港に泊まるなら景色以外の点でもケチケチせずバーバービューにしたほうが良いと思う。

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さてさて、ハーバービューの景色を見ましょうか。

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いやぁ、素晴らしかったです。

シェラトン香港はインターコンチネンタルホテルのように海の眼の前ではなく、香港藝術館や香港文化中心が邪魔なのだが、17階だとさすがにほとんど気にならない。

写真で見ると気になるのだが、実際見るとそんなことよりも対岸の香港島のビル群に目を見張る。 結局ホテルに滞在する時間が少ないのでハーバービューにする意味はあまりないのではという意見もよくあるのだが、ふと窓の外を見る機会は結構あるわけで、今回高層階が確約されているタワーズフロアのハーバービューを選んだのは大正解だった。

今回雨は時々降ったものの、対岸が見えないほどの大崩れもなかったのが幸いであった。

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(クリックで拡大)

全然うまくいってませんが、2枚つないでみました。 これ、実際に見るとホント素晴らしいのですよ。

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今回泊まった1740号室はこのあたり。 35平方メートルと広いデラックスハーバービューのほうが景色が良いのかなと思ったのだが、フロアプランを見る限り差はなく、むしろハーバービューの方が中環寄りでいいのかもしれないようであった。

今回のプランは、2連泊をマスターカードで払うと20%引きというプロモで予約しており、1泊2200HKDであった。安くはないが、同じクラスのホテルと比較し、そんなに高くはないと思う。

さらに、実は前日まではキャンセル可能な一般フロアの朝食付プランを取っていたのだが、タワーズフロアをこのプランで取った方が安かったりしたので、キャンセルがほぼないことを見越して取りなおしたのである。

そんなわけで、シェラトン香港はとてもオススメであるし、宿泊するなら安いプロモを探してタワーズフロアのハーバービューをチョイスすることを強くオススメしたい。

(つづく)