の続きです。
クラブフロアの楽しみといえばラウンジ。 とはいえ子連れだとカクテルサービスには興味がないので、到着日のアフタヌーンティーの時間に行ってみた。
夜は賑わうらしい16階のタワーズラウンジも、この時間だと人もまばらで、ゆっくりくつろげる。 ここからの景色も素晴らしいの一言!
14時から16時半までのアフタヌーンティーサービスの時間は、土日はブッフェタイプらしいが、金曜の今日はケーキとスコーンのみ。 せっかくなので両方とも注文。
見た目は美味しそうであるが、ケーキはチョコ嫌いな自分はダメだし、娘も大人な味でいまいちだったらしい。スコーンはそこそこ美味しかった。 アフタヌーンティーのフルサービスには遠く及ばないけど、無料だしこんなものでしょう。
翌朝。 タワーズフロア宿泊客は18階の「スカイラウンジ」での朝食が無料である。
18階のラウンジの奥が朝食スペースであった。 落ち着いて広々とした贅沢な空間であったが、対象者が少ないのか香港でホテルでの朝食を取る人が少ないのか、終始ガラガラでゆったりと利用できる。
狭いラウンジに詰め込まれての朝食が多いクラブフロアの中で、広く静かな空間で朝食が取れるというのは実にエグゼクティブにふさわしい(子連れは静かにさせるのが大変なんだけど)
ここはメイン料理を一品選び、サイドは好きな物を選ぶハーフブッフェ方式。 パンや野菜、果物などは種類豊富で、これだけでも朝食としては十分すぎるほど。
メニューは文字だけなので何が出るかよくわからず…なので適当に注文。 周りを見た感じでは意外にも日本食のオーダーが多かった。
スクランブルエッグに、ベーコン添えとサーモン添えを注文。 どちらもイングリッシュマフィンの上に卵が載っていて、これがとても美味しかった。 またサーモンは卵に混ぜた形で出てきたが、お互いの味がうまくマッチしてこれも絶品。 一品料理なのでボリュームは少なかったが、とても満足した。
最上階からの景色は圧巻の一言です。娘も満足?
そんなわけで、さすがクラブフロアの朝食!という感じで満足の限りであったが、やっぱり朝食はメインもブッフェだよなぁという気が小市民にはする(笑)ところなので、最終日の朝は2階のレストラン「the Cafe」に行った。
タワーズフロア宿泊客はこちらも無料で利用できる。
ロビーに面したthe Cafeからは、ネイザンロードを見下ろすことができ、香港の活気を感じながら食事を取るのも旅の醍醐味であると思う。が、よくネットで言われるように冷房が強すぎ、娘は結構寒かったようだ。
入場待ちではなかったものの、人は多く前日のラウンジを経験してしまうと騒々しさが気になったが、まあこのランクのホテルとしては十分高級な感じではあった。
ここではコーヒーか紅茶か選べるのだが、どっちを選んだかマークで一目でわかるようになっていた。 なるほどね。
さて肝心のブッフェであるが、種類は多かったが、内容はいまいちだったかな。 パンやおかずの一品一品が当たり前だがスカイラウンジの朝食より雑な感じで、前日娘がよく食べていたパンがなかったのががっかり。
かといって中華や和食が充実していたわけでもなく。 これだったらラウンジの方が良かったかな…。
娘と自分の朝食。 娘は茶葉蛋を食べる!と主張し持ってきたのだが一口食べて…だったようだ。
そんな感じで総じて満足なシェラトン香港の食事事情であったが、一番困ったのはあまり食べない娘。 昔は沢山食べてくれた娘も、小学生となり全然食べなくなった。 世間の女の子はこんなのかもしれないが、残すのが悪と育てられた自分としては何とも許せん…。 何とかメインくらいは食べさせたが…。