今回の宿泊地は香港島側の銅鑼湾(コーズウェイベイ)なので、まずはエアポートエクスプレスで香港駅へ。
香港駅からは無料バスもあるが、無料バスはあちこち経由し時間がかかるということなのでタクシーで移動。トランクのチャージを加えても50HKD程度と安く、時間もかからなかったので正解であった。
さて今回のホテルは…。
エクセルシオールホテル香港である。
今回はキャセイホリデーの安いツアーなので、ホテルは古かったり狭かったり、ランクの高いホテルでもハーバービューでなかったりという感じだったのだが、
・一応マンダリンオリエンタル系列なのでサービスはきっと良いはず
・最低ランクの部屋でも26平方メートルとそこそこ広い
・全室バス付き
・駅から近い
・ROHなので運が良ければ良い部屋になるかも(苦笑)
ということでこのホテルにした。
ホテルは34階建ての高層ビルなのだが、1973年築と見た目は相当ぼろかった。同世代のシェラトン香港とかは結構外観もしっかりしているのだけどな。
入口はタクシーがつけたハーバー向きの正面玄関の他、銅鑼湾駅方面の2つある。ちょうどエミレーツのCAさんがチェックインするところだった。
ロビーは800室を超える大規模ホテルにしてはそんなに広くはないものの、ソファの数も多く機能十分。日本語の表記も多く日本人には使い勝手が良い。
さて宿泊する部屋であるが9階とのこと。うーん思いっきり低層階じゃん。世の中は世知辛いのぉ(泣)
外観はぼろかったものの、廊下は落ち着いた雰囲気で豪華さもあり期待十分。さて部屋に向かいましょう。
部屋はスタンダードツインであった。
このホテルの特色は窓側に据え付けられたソファだと思う。使い勝手は良いし、限られたスペースを効率的に使って広さを確保できていると思う。
メインがビジネスユースということもあり、机は十分な広さがあった。
TVはNHKも映り問題なし。一方ネットは有料だったので日本からレンタルしたWiFiルータを使っていた。
水回りはさすがにくたびれてはいたものの広さ、清潔さともに申し分なし。
電話の隣にはiPodドックがあった。
昨年のシェラトン香港では活躍したiPodドックではあるが、肝心の自分のiPhoneが5sになったので使いようがない。Appleもひどいことするよなぁ。
水は毎日2本補充があったほか、子どもが宿泊するからかグミの入ったホテルの外観を模した缶もついていた。これはお土産にもってこいでありがたい。
一方で日本人宿泊向けにあるという話だった浴衣や日本語情報誌、新聞などのサービスは一切なかった。まあ使わないからいいけれど。
さてこのホテルはビクトリアハーバーに面しハーバービューを楽しめることになっているが、実際はこのフロアプランを見るとわかるように、真正面なのは左側のごくわずかな部屋に限られ、大多数の部屋はハーバーに面していない。ご多分にもれず自分の部屋もそうである。
窓の向きをハーバー寄りにずらして少しでも海が見えるような造りにしているとは聞いているものの、低層階だし隣の雑居ビルビューかなぁと思っていたのだが…。
なんと、ビルとビルの合間からビクトリアハーバーが見えるじゃないですか。湾仔のコンベンションセンターや、中環のIFCビルを見ることが出来た。パーシャルハーバービューとはいえ、海が見えるとは嬉しいね。
今回は部屋が隣同士だった上にコネクティング仕様だったので、お願いしてコネクティングにしてもらった。なので娘は隣の部屋に入り浸り。「こっちは女子の部屋。パパはあっち」だって…orz
寝るとき以外はずっと隣の部屋にいたかな。お義姉さんすいません。。。
何故か香港まで来て2人仲良く夏休みの宿題をやり始めてた…まあいいけど。
さて今回のプランは朝食がない。ブッフェ大好きな自分一人だったら追加料金を払ってでもレストランの朝食ブッフェを1日組み込むのだが、今回は少食な子どもたちを連れたプランなので、翌日の朝はホテルのGFにあるカフェ・エスプレッソ(EXpresso)へ行った。
広さはそんなに広くはないが、香港らしく多国籍の人たちが集まり朝食を取っていた。
ここの名物は何と言っても…。
エッグタルトです!
ここは実はマカオの老舗「ローズストーズベーカリー」のエッグタルトを香港で食べることのできる有名な店なのである。焦げ目のついたエッグタルトが美味しそう…ということで朝食に食べてみた。
中の濃厚なカスタードが絶品で美味しかったです!エッグタルト食べたい!と言っていた義姉も満足だったようで良かったよかった。
帰りに機内持ち込みで持って帰りました。
そんなわけで、ちょっと設備の古さが目には付くものの、部屋の中身は必要十分でハーバービューまで頂けたので快適な滞在が出来たと思う。
あと暑い香港、駅や店から近いのも有り難かった。
自分としてはなかなか満足なチョイスであった。