夏に中央線界隈に行き、突然ではあるが山の景色に魅せられたので、山を攻めてみることにした。
最終目標は富士山にしようと思うが、もちろん登山シーズンは終わってしまったので、来年までじっくり練習しようと思う。そんなわけで、涼しくなりかつ紅葉シーズンでもない時期に近場の山へ行くことにした。
初心者なので、近場の山となるとやっぱり高尾山なのかなと思う。ここ最近、休日は嫁が外出することが多いので、唯一休めたこの日に出かけることにした。
が、天気予報を見るとこの日だけ雨…orz
まあ、高尾山なんていつでも行けるのだが、11月になると混むし、雨のほうがすいているだろうと思って早起きして雨が降る前に行くことにした。
10月28日(日)。雨の予報なので直通の急行よりも早い電車に乗り、新宿で京王線に乗り換える。
今日は昼から雨なので、11時までに下山しようと計画するが、スマホで東京アメッシュを見ていると西から雨雲がどんどん近付いてきていて、とても11時までは持ちそうもない。ただ雨の降り始めは9時半頃かなと思われるので、登山はなんとか雨に降られずできそうかなと思う。
とはいえ高尾山口まで京王でそのまま行くのも退屈なので、京王八王子に行きJR八王子駅まで行く。行った先で乗りこむのは…。
八王子8:04発の115系である(苦笑)
スカ色ではないのは残念だが、わずかな距離ではあるがボックスに乗って旅行気分を味わう。
高尾で再び京王に乗り、高尾山口駅へ。
こんな雨が降るのが確実な天気だというのに登山客は結構いた。
自分みたいな登山の練習に来ている人はいいけど、家族連れとかは日をずらせられなかったのだろうか。
さて、登ろうと思ったら…雨が降ってきた(苦笑)そんなわけで初登山から雨です。
高尾山は登山路がいくつかあるのだが、今回は6号路を使って登ることにした。
6号路は渓谷沿いを歩くルートで夏場は特に人気のあるルートらしい。
修行の場でもある琵琶滝を過ぎると、渓谷沿いの細い道を進んでいく。
ハイキングコースかと思ったら未舗装はもちろんのこと、道は狭いしそれなりに登山ぽくてなかなか楽しい。木々に覆われているので、意外に雨もしのげ、マイナスイオンを存分に吸って生き返る気持ちだった。
最後の階段が結構きつかったが、1時間ちょいで無事山頂へ到着。
初心者にしてはまずまずかなと思う。
山頂はほんのちょっとであるが紅葉していた木もあった。
こんな雨でもケーブルカーで来たと思われる人も多く、山頂はそれなりに人がいた。
歩いて来ると、何だい楽しやがって、と思うのは人情か(苦笑)
しかし、雨でこんなんだったら晴れたらどうなるんだろう…?
山頂からの景色は全く望めず…。
雨は激しくなり、帰りはケーブルカーにしようかなと一瞬思ったが、アメッシュによれば雨雲は10時過ぎには一旦山を抜けるらしいので、帰りも登山道を使うことにした。
しかし山頂はドコモはもちろん入るのだが、ソフトバンクの電波はホント入らなかった。かろうじて電波を拾ったときに処理をするという感じで。
スプリントを買収する前に高尾山頂の電波くらい改善しなさいと小一時間。
復路は稲荷山コースを使うことにした。
いきなりの下り階段は、下りだったからいいようなものの登りはしんどいだろうなと思う。登って初めてわかったのだが、階段は自分のペースが作れずかなり負担になるね。
6号路もそうだったが、子ども連れが多かったのは意外だった。
3歳くらいの子とかもいたけど、最後まで行けたのかな。こんな雨なのに。
稲荷山コースはそれに加えて軽装の人も多かった。自分は靴だけはトレッキングシューズを買ったのだが、稲荷山コースはアップダウンが結構あって足に来たので、普通の靴で来たらかなり大変なんじゃないかなぁという気がする。
途中で靄がかかり、幻想的な光景になる。
稲荷山頂からの景色。一瞬雲が抜けて眼下が一望できるも、新宿などは当然見えず。
結局1時間ちょっと、6号路の登りより少し時間がかかり11時過ぎに清滝駅に戻ってきた。
稲荷山コースは個人的には上り下りが多くて少し疲れた。そんなこと言っていたら富士山なんかどうするんだという気もするけど。
圏央道のクルマの音も気になるし、6号路の方が自分は楽しめたかな。
高尾山といえばとろろそば。
今日は人も少ないのでいろいろ物色するも、清滝駅に近い店は高かったので2年前にも行った橋詰亭で天とろろそばを食べる。
2年前は卵黄をつぶしてしまったので、やっとまともな写真が撮れた(笑)
11時半過ぎの京王線で帰途へ。早起きした甲斐があり、午後には家に帰ってのんびりした。2年前は1号路をちょっと歩いただけで筋肉痛になったが、今回はそれほどでもなかったのは進歩の証か?
そんなわけで、いきなりの雨ではあったが、まずまずの結果であったと思う。
高尾山はルートは沢山あるし、そのそれぞれが変化に富んでいるし、初心者でも楽しめて、なるほどこれなら登山客世界一だよなというのも納得であった。
次は冬そばのときにでも行こうかな。
さて、第1回は無事終わったので、第2回訓練はどこへ行くことにしよう…?