5年ぶりに香港へ行ってまいりました。
前回は2019年3月、娘の中学合格祝いでディズニーランドへ行って以来だ。
その後、コロナ禍でずっと訪れられなかったのだが、ご存じの通りその間に国家安全法が施行されすっかり変わってしまった香港。その変貌度合いが気になってはいたけど、行ってみれば香港は旅行者が見る限りは何も変わらず魅力的な街のままで、楽しい旅になりました。
ローシーズンANA特典航空券を17000マイルで手配
今回もいつもの週末1泊弾丸旅行なので特典航空券を手配。珍しくJAL便が標準の往復20000マイルで行ける日程もあったのでたまにはJALにしようかと思ったのだが、ANAはGW終わりから6月まではローシーズンなのでさらに少ない17000マイルで香港まで行くことができる。
期限切れマイルの兼ね合いもあり、今回もANAで行くことにして以下の便を予約。最近国際線はANAばっかりだが、17000マイルで香港はお得な使い方だと思いますな。
5月18日(土) NH859 羽田(HND) 8:50→香港(HKG) 12:25
5月19日(日) NH860 香港(HKG) 14:45→羽田(HND) 20:00
最初は空きがなく週末に空席待ちを入れたのだが、結局すぐ空席が出て取ることができた。体制への不安に円安も相まって香港人気ないのだろうね。特典航空券の人気の行先で全然取れなかった昔を思うと信じられない限りだなぁ。この前行われたANAのタイムセールでは夏休み、しかも普通だと割引で買うことができない1泊往復でも5万ちょっとで取れたみたいだし、逆に今香港行くのお得なんじゃないかしら。現地の物価は高いけれど…。
羽田空港第2ターミナル国際線ANAラウンジで朝食
出発の日。都営~京急で羽田空港第2ターミナルへ。2タミ国際線は2月にドイツへ行って以来3か月ぶりだ。
2024年3月31日より対象便拡大!羽田空港をご利用の際はご利用ターミナルをご確認ください | 羽田空港国際線 | 空港と都市に関する情報 | 空港 | ご旅行の準備 | ANA
3月31日から2タミ出発の国際線が増えたので出発ロビーにはそこそこ人がいたが、まだまだガラガラだった。全然待つことなく出国。2タミ国際線はストレスなくて良いな。
ANAラウンジも余裕しゃくしゃく。本当、ANAずるいよなぁ。
食事のメニューは3か月前と特に変わりはなかったが、カレーのごはんがロボットが盛り付ける形式になっていた。大皿になってしまったのがちと使いづらいが、小盛りが選べたのでカレーやサラダ、そしてすっかり高級品になったオレンジジュースとともに朝食をとる。
国際線にスライドされた国内線エリアを視察
3月31日から2タミ国際線が増えたので、午前中国内線の一部出発ロビーが国際線にスライドされるようになった。自分の乗るNH859便は国際線エリアからの出発なのだが、せっかくなので見に行くことに。
国内線出発ロビーからの通路はシャッターが下ろされ、66番から70番搭乗口が国際線にスライドされていた。ただこのおかげで国内線の特にローカル線はバス搭乗が増えているはずなので、国内線利用者からするとなんだかなぁという感じかもしれない。
66番搭乗口は8:40発NH861便ソウル行だった。ソウルは那覇よりも近いので、全く違和感がない。搭乗口は混んでいた。ソウルは最近人気で特典航空券とか全然取れないのよね。台湾とか香港のほうが面白いと思うんだけどなぁ。
68番搭乗口は9:40発NH223便フランクフルト行の掲示が出ていたのだが、隣の67番搭乗口の行先が「宮崎」「佐賀」…これはすごい。無茶苦茶シュールだ(笑)
NH859便プレミアムエコノミー席に搭乗
NH859便は73番搭乗口から出発する。GROUP2で優先搭乗。
NH859便の機材はB787-8・JA806A号機。B787-8の長距離向け184席仕様で、ビジネスクラスはANA BUSINESS STAGGEREDであり、プレミアムエコノミーが14席ついている。
今回、オンラインチェックインでそのプレミアムエコノミー席を確保してあるので快適な空の旅になりそうだ。SFC取ってると本当に空の旅は楽だなぁ。
ほぼ定刻の8:53にプッシュバック、D滑走路から9:08に離陸した。右側席なので富士山が綺麗に見えたけど、プレミアムエコノミー、席は広いのだがB787-8の席は翼の上なのでなかなか景色は楽しめないのがちょっと残念だ。
香港は距離が長いのでおつまみと飲み物が先に出てくる。再び高級品のオレンジジュースを味わいます…苦笑
機内食は親子丼かイタリアンハンバーグからの2択だったのでハンバーグをチョイス。まあ当たりはずれの無いメニューで美味しかった。ANAのエコノミー機内食、最近SNSでは酷評する人多いけど、確かに取り立てて目立つところはないものの、万人受けする無難なメニューで自分は好きなんだけどなぁ。
食後にはハーゲンダッツが配られる。確か5年前は香港まではアイスなしだったはずなので、サービスアップだ。ハーゲンダッツなんか最近全然食べてないなぁ…貧乏は辛い(泣)
エコノミークラスは横は9列と狭いものの、かつてはシートピッチが79cmと奴隷船仕様であったのだが、長距離向け184席仕様ではB787-9にあわせて86cmに拡大されている。最近、なんだかんだ言ってANAもサービス頑張っている気がする。いつもプレミアムエコノミー席や非常口席に座れちゃうので未だ86cmのシートピッチを体験したことがないのだけど。
それよりもびっくりしたのは搭乗率。プレミアムエコノミー席こそ満席だったけど、エコノミーは前方席でも3列空席があったりして半分ちょっとくらいしか埋まってなかった。GW直後のシーズンオフとはいえ、こんなに香港人気ないのか…ちょっとびっくりだ。
プレミアムエコノミー席はリクライニング角度も深いので、うとうとしているうちに香港が近づいてきました。
5年ぶりの香港国際空港へ
香港はここ数日ずっと晴れていたのに、自分の滞在する土日は天気が下り坂予報であり、曇りがちの天気ではあったが、雨は降ってなさそう。翼に阻まれつつも香港の市街地が眼下にちらと見れた。翼のかからない席だとビクトリアハーバーとか一望できたんじゃないかしら。
残念ながら景色がよく見えたのはランタオ島で旋回したあたり。もうすぐ着陸です。
定刻より少し遅れた12:30、香港国際空港へ到着。繁体字の案内、動く歩道の警報音が懐かしい!香港に来た!と嬉しくなる。
さて今回の香港入国に際しちょっと期待していたのがe道。上級会員資格があれば申請できるのでもちろん申請はしており前回来たときに更新したのだが、これまで娘と一緒が多かったので一度も使ったことがなかった。
今回は一人旅なので、やっとe道で通れる!と思って自動化ゲートへ行った…のだが、何度バーコードをかざしても通れなかった。なぜ???
仕方がないので有人の入国審査を受ける。幸い混んでおらず10分くらいで入国できたのだが、なんだかなぁ…。
多くの人で賑わう到着ロビーは5年前と何も変わっていなかった。
さて、早速市内へ向かうことにしましょう。
(つづく)