成田18:25発香港行NH811便は31番ゲートからの出発である。
既に搭乗待ちの行列ができていたが、日本人は少数派でほとんど外国人であった。
再び新造機B767-300ERに乗って香港へ
今日の機材はB767-300ER・JA619A号機。
12月の台北行に引き続き、B767-300ER新造機であった。 早々に優先搭乗で機内へ。
前回の台北行同様、前日のオンラインチェックインで無事にエコノミークラス一番前のバルク席を確保。 冬場なので香港までは5時間近くかかるので、足元が広いのはありがたい。 機内は大きな荷物を持つ中国人ばかり。娘のリュックとかが追いやられ、つぶされないかが心配…(苦笑)
NH811便は定刻よりも若干早く18:22にプッシュバック。
前回の台北行ではまだ切り替わっていなかった歌舞伎バージョンの機内安全ビデオをようやく見る。
またANAっぽい話題先行なものを作りやがって…と正直思っていたのだが、これ、意外にも面白いというかしっかり作られていて、思わず見てしまう。全員見てもらうのが大事なビデオなので、これは素晴らしい出来だと思った。 これ見ちゃうと、さすがにJALのビデオは物足りなさを感じてしまうかな。あの10年以上代わり映えのないCGビデオも味わいがあって良いのだけど。
今日のNH811便はいつもの成田離陸渋滞に巻き込まれることもなく、18:35に離陸。19時くらいまでかかるかと思っていたのだが、これはありがたい。
離陸後50分ほどたって夕食。今日は「とろとろ玉子の鰻玉丼」「グリルチキン トマトソース サフランライスを添えて」の2択。 娘も自分もグリルチキンをチョイスした。
正直ANAラウンジで食べ過ぎてあんまりおなかすいてなかった(苦笑)のだが、なんとか完食。 今日のグリルチキンはちょっとサフランライスがイマイチだったかな。
今日のNH811便はSuperValueで乗れるくらいだしオンラインチェックインで余裕でバルクが取れたのですいているかと思ったら、エコノミークラスは8割がた埋まっていた。
こう写真で見ると、やっぱB767は狭いな。これでFixed Back Shellタイプの座席だとロクにリクライニングでもできないのでつらいかも。
普段は飛行機で映画などは見ないのだが、今日の香港行は長いこともあってボヘミアン・ラプソディを見た。
さすが話題作だけあって面白かったけど、特にライブエイドの頃は事実を忠実に辿ってないので正直泣くほどのものではなかったかなぁ。
ただ、ラストのライブエイドのシーンは本当に惹かれた。そして、再現性がすごい。中でも、ブライアンメイはマジ本人そっくり。 見て良かったです。
ボヘミアン・ラプソディを見終わったころには台湾上空だった。あと1時間といったところ。 今日はそこまで偏西風も強くないみたいで、定刻よりも早く着きそうだ。
結局香港国際空港には22:10に着陸し、22:18にスポットイン。
定刻よりも20分も早く着いた。Flightradarのデータを見るとNH811便はだいたい定刻よりも遅れており、今日の20分早着は奇跡に近い。 乗ってしまえば早く着いてほしい飛行機旅なのと、今日は早く着いてほしい用があったので実にありがたい。
e道の更新、深夜はノースホールへ
まず香港に到着してやることは、スマホの設定である。
今回事前にアマゾンでSIMカードを買っておいた。確か600円くらい。娘の分も買っておいたのだが2人分あわせても1200円と安かった。
特に4Gの電波も普通に入ったし、香港はSIMカードを買う手間も考えたらアマゾンで事前に注文しておいた方が楽だと思う。
そして、早く着いたらぜひやりたかったこと、それはe道の更新であった。 今回パスポートを新しくしたので、ぜひやっておきたかった。
幸い23時までまだ30分近くあるので、入国審査がよほど混んでない限りは間に合うだろう。
ただe道は、早朝と深夜は片方のホールしか受付が開いてない。 NH811便の機内でネットにつないで調べたら、サウスホールという記事があり、確か前回登録した時もサウスだった気がしたのでサウスに向かうが、なんか胸騒ぎがしたのでもう1回調べたら…
なんと、23時まで開いていたのはノースホールだそうだ! 慌ててサウスホールの入国審査の行列を逆走してノースホールへ向かう。危なかった…。
幸い入国審査は10分ほどで済み、無事e道の更新もすることができた。
ちなみに指紋の再取得はいらなかったものの、写真撮影とエアライン上級会員を証明するカードの提示は求められたので、SFCカードで登録した人はSFCラウンジカードは必ず持参する必要がある。しかし、開いている場所は定期的に変えてるのかなぁ。昔の知識やネットの記事に頼ると危険だね…。
ただ、そもそも、このe道で入国したこといまだないんだよね…。 基本的に香港に来るときは娘と一緒なことが多いので、娘と一緒だとe道使えないし。
エアポートエクスプレスで市内へ
23時少し前に到着ロビーに到着。
今日のホテルは銅鑼湾なので、バスだと時間がかかりそうだったので素直にエアポートエクスプレスに乗る。
ただエアポートエクスプレスは2017年に値上げし、今や片道115HKDもする。ちょっと躊躇する値段だが、今回KKDayという台湾の旅行サイトで、片道30%オフのチケットを手配しておいた。
【30%割引】香港エアポートエクスプレス(機場快線)乗車チケット:片道 / 往復
香港国際空港と市内を結ぶエアポートエクスプレス(機場快線)の乗車券が、KKdayならお得な30%割引です!現地で切符に引き換える必要がなく、予約後に届くQRコードでそのまま乗車可能。ますます便利になりました。香港または九龍駅から主要ホテルへのシャトルバスもご利用いただけます。
事前にクレジットカードで購入して届くQRコードを、駅の改札のリーダーにかざすだけで、大変便利だった。
なるほどこれが話題のQRコードなのね、と納得したが、これはエアポートエクスプレスだからできることで、香港のMTR全体では当然やってない。QRコードで乗車できるゆいレールですら改札で行列ができるくらいなので、MTRでQRコードなど入れられるわけないのだろう。 何しろ、香港のオクトパスカードはSuicaと同じ日本のFelica技術が使われている。
最近QRコードが毎日話題に飛び交っているが、QRコードが必ずしも万能ではないことは注意する必要があろう。
なので、通常であればエアポートエクスプレスに乗車すると接続するMTRの運賃は無料なのだが、別払いする必要があるようだ。
久々に引っ張り出したオクトパスカードを定期入れに入れ、MTR港島線に乗る。
銅鑼湾站に着いたのは23時40分過ぎ。なんとか日付が変わる前にはホテルには着きそうだ。