羽田空港第2ターミナル国際線から出発
ANAの台北便は、7月19日から羽田空港第2ターミナル出発になっており、9:20発NH851便も2タミからの出発だ。
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今日は電車なので3タミよりも遠かったけど、高速バスだと2タミに最初に着くので、所要時間の点でも利便性が高い。
2階国内線出発ロビーの南端からエスカレーターをあがって3階の国際線出発ロビーに向かう。
10月からだいぶ利用便が増えたので、2タミ国際線出発ロビーもそこそこ人がいたが、キャパ的には全くゆとりがあり、3タミに比べると天国だ。
さてチェックインするか…と思ったが、有人カウンターは荷物預け専用のようで、並んでいたし何しろリュック1個しか荷物の無い自分にはお呼びでないような感じであったので、仕方なく自動チェックイン機でチェックインする。
自動チェックイン機の嫌なところは搭乗券がペラペラなことだったのだが、なんと2タミの自動チェックイン機は有人カウンターと同じ紙の搭乗券を出してきた!これは素晴らしい。これだったら自動チェックイン機毎回使いますわ。
とっとと出国。保安検査場も出国審査もガラガラで超速通過。一応FaceExperessもあったけど全く使う必要なし。
広々とした羽田2タミ国際線ANAラウンジ
さて今回楽しみにしていたのが新しいANAラウンジである。
出国審査を抜けて右側がラウンジエリア。左側はパワーラウンジプレミアム、右側の階段を上がった先がANAスイートラウンジとANAラウンジである。
国内線ではゴールドカードがあれば使えるパワーラウンジであるが、国際線のプレミアムはごく限られたカードしか使えないようなので縁遠い存在だが、今なら2024年3月30日までの期間限定で3500円払えばだれでも利用できるトライアルキャンペーンをやっているそうだ。自分が行くことはないだろうけど。
ANAラウンジに入ると…これは大きい!!!
こちらがANAラウンジの全体図。ただただ広い空間が広がっている。
柱に遮られることのないだだっ広い空間にずらっと並ぶソファたち。これは壮観だ。そして人が本当に少ない。こんなガラガラなラウンジ久々に見ましたわ。
カウンターエリア、ダイニングエリアも十分な席があり、食事難民になることなどまずなさそうだ。
ダイニングエリアは広々としているが、メニュー自体は成田や羽田3タミのANAラウンジと差はないようだ。学食みたいなヌードルバーの窓口もあった。
せっかくなのでここで軽めの朝食。まあ味はこれまでのANAラウンジと同じなのだけど、ゆったりと食べられるのは気分が良い。
そんなわけで充実したひとときを過ごすことはできたが、2タミ国際線ANAラウンジはとにかく広い、そしてずるい、という印象だ。2タミに自社便だけ引っ張ってきてこの広さの区画作って占有するなんて他の航空会社からしたらずるいとしか言いようがないんじゃないか。
大体今2タミから飛んでいる便これしかない。これだけ広いのならANA便は全部3タミから引き揚げて2タミにすべきだと思うな。それで際際乗り継ぎが不便になったとて知ったことではないわ。
一方で、じゃあこのラウンジが世界最高峰かというと、まあそういうわけではないかな。なんか最近国内線含めて似たような隈研吾デザインのラウンジが増えていてその延長線上でしか見えないので高級感がないのよね。例えば成田のサクララウンジにはとてもとても豪華さでは及ばないし、ANAラウンジのスタイリッシュな雰囲気にも負けると思う。ただ、今や大衆食堂と化したANAラウンジにおいては、席数が豊富なことが何よりも大事なので、その点ではこのラウンジは満点だと思う。
羽田2タミ国際線制限エリアを散策
ANAラウンジを出て、制限エリアを散策しながら搭乗口へ向かおう。
ラウンジを出ると免税店エリアがある。自分は全く縁のないエリアだけど、まあ便数を考えるとそれなりの広さがあるのかな。
エスカレーターを降りて搭乗口へ向かう。目の前のガラスの先は国内線エリアだ。時間帯によってはここも国際線になる時もあったはず。
搭乗口付近は椅子がゆったり配置されているし、食事をとれる店もちらほらあって、ラウンジ利用できない人でもまあ時間潰せるスペースはそろっていた。
さて、NH851便の搭乗口へ向かいましょうか。