たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

六波羅蜜寺の空也上人像~建仁寺潮音庭の青もみじ~鴨川をどり観劇 / 新緑の京都日帰り旅(後半)

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の続き。午後はこの夏一番の注目の場所になりそうな場所からスタートです。

六波羅蜜寺空也上人像

松原通をひたすら東へ向かい、六波羅蜜寺に到着。

補陀洛山 六波羅蜜寺

ここは今年のそうだ、京都行こうにおいて六波羅蜜寺空也上人像が取り上げられており、まさに京5月20日からスタートした東京駅の空也上人大集合展は今や人気スポットになっている。

rocketnews24.com

東山界隈でまだ六波羅蜜寺は行ったことがなく、空也上人像もまだ見たことがなかった。というか恥ずかしながら教科書に載っているというのに存在すら知らなかった。ということで早速行ってみた次第である。

入ってすぐの弁財天像の隣にある一願石は、金色の文字を3回回すと願い事がかなうというパワースポットとなっている。一般的に六波羅蜜寺といえばこのアングルが多い気がする。

鮮やかな朱色が印象的な本堂をぐるっと回ると、昨年新しく建てられた宝物殿があり、そこに空也上人像を始めとする重要文化財が展示されている。

写真が撮れないので入口の写真を撮るしかなかったが、実物を見ると見た目の面白さを超える想いを感じ、厳粛な気持ちになる。空也上人像以外にも平清盛座像や、薬師如来像など見ごたえのある像が集まっていて、こじんまりとした宝物館ながら充実したひと時を過ごす。

さすがにこの日からキャンペーンが始まったので大混雑ということはもちろんないが、この夏は混むかもしれないね。

建仁寺潮音庭の青もみじ

六波羅蜜寺を後に向かったのは建仁寺

建仁寺は何度来たっけというくらい毎度来ているけど、青もみじの季節は来たことがなかった気がする。なのでまたやってきた。早速いつもの潮音庭へ。

いやあ、新緑の青々としたもみじがとっても綺麗だった。紅葉の頃よりも見ごたえがあったかも。しばし畳の上に腰かけて潮音庭をのんびりと眺める。庭を通り抜けるそよ風が気持ち良い。5月の京都は人もピークに比べれば多くないし最高だね。これでスマホの充電ができれば休憩スポットとしても最高だったりするが(をい)

南座・歌舞伎鑑賞教室

建仁寺を後に向かったのは南座。ちょうど明日まで歌舞伎鑑賞教室をやっていたので、せっかくなので観劇する。

南座 歌舞伎鑑賞教室|南座|歌舞伎美人

歌舞伎と講釈のコラボレーション解説は面白く、後半の舞踊演目も短いながら見ごたえがあった。3500円で南座の一等席が楽しめるならお買い得ではないかな。

鴨川をどりの舞踊を堪能

さて、いよいよメインイベントの鴨川をどりです。

先斗町・鴨川をどり公式サイト

南座を出て、四条大橋を渡り先斗町の通りを北上。このあたりはいかにも京都らしい風情ある街並みが残っている。

鴨川をどりは先斗町歌舞練場で行われる。古さの残る歌舞練場であるが、それだけ趣があって雰囲気は良い。バルコニーから見る鴨川の景色がまた素晴らしいね。

歌舞練場に入ると先ほどまでいた南座の3分の2くらいの大きさと言った感じで、席と舞台の間が近い。これは舞踊を存分に楽しめそうだ。

鴨川をどりは他のをどりと異なり、前半はセリフのある演劇である。モーツアルトのオペラをモチーフとした演目はなかなか楽しかった。そして後半の純舞踊はそれまでと一転、華麗な踊りが美しかった。休憩込みで1時間10分の演目はあっという間だった。前半と後半で趣の異なる演目が楽しめるのが素人には飽きさせない演出で面白かった。

これはまた毎年見に行かないとダメかなぁ…笑

帰りは鴨川のほとりを歩く。床が出ている鴨川の夕方はとっても気持ちが良かった。これから暑くなることを考えるとこの季節の京都はほんと素晴らしい。すっかりとりこになってしまった。

JAL便で京都の夜景を見ながら帰京

帰りは伊丹20:15発JL138便を予約しているので、行きと同じく阪急~モノレールで伊丹に戻ります。

時間があったので、サクララウンジで、河原町三条の「寿しのむさし」で買った助六で京都の残り香を楽しむ。

【京都】寿しのむさし|職人が握る地魚を使った回転寿司

伊丹のサクララウンジ使うの久しぶりだけど、この落ち着いた雰囲気はやっぱJALだね。

JL138便は土曜なので優先搭乗の列も少なくのんびりとした雰囲気だった。

今日の機材はB767-300ER・JA612J号機。最近羽田~伊丹線ではB787A350に乗ることが多く、B767に乗るのは久しぶりだ。久々に乗ってみると、この従来のSKYNEXTの座席がいかに良く設計されていたかがよくわかる。B787A350の座席より明らかに広いんだよね。シートTVなんかいらないからこの座席を入れ続けてほしかったな。

今日は左側席だったので、大阪市内を一望しながら東京へ向かうが、天気が良かったので大阪市内を過ぎてもまだ夜景が楽しめた。淀川の流れをさかのぼると、京都盆地に広がる碁盤の目の街並みがくっきりと見えた。さらには東山の闇を挟んで山科の明かり、さらに大津の明かりに琵琶湖の闇と、地図で見た景色が広がる。JALは離着陸時に明かりを落とすので、夜間飛行には持ってこいだ。

JL138便は定刻よりも早く羽田着。なんだかんだ不満なところも多い最近のJALだけど、やっぱ機内の雰囲気はJALのほうが好みだな。

新緑の季節の京都日帰り旅、とても充実した1日でした。また来年も鴨川をどりと絡めて行こうかな。

次の京都は7月の祇園祭の頃を予定してるので、またすぐ行きます。