たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ヒルトン台北新板に宿泊 / 2023.05 台湾旅行(6)

今回の宿泊先はヒルトン台北新板である。

hiltonhotels.jp

今回お金がなかったのでホテル代をどう安くすればよいか思案した結果、そこそこ貯まっていたHHonorsポイントを使って無料宿泊することを思いついた。

一時期ヒルトンホテルのなかった台湾であるが、今3か所ほどヒルトンブランドのホテルがあり、その中でもポイントで宿泊可能だったこのホテルを選んだ次第である。台湾では平日なので32000ポイントとまあまあお得に泊まることができた。

なので今回はお金をかけないために高級ホテルに泊まるという本末転倒な状態だったりします…苦笑

外観・ロビー

ヒルトン台北新板は台北市内ではなく、隣の新北市の中心部、板橋にある。新竹からの列車を板橋で降りたのはそのためだ。隣町といってもMRTや台鉄に乗れば台北までは10分ちょっとなので全く不便さはないし、新竹からだと逆に好都合であった。

板橋駅を降りて5分ほど、高層ビルが立ち並ぶ副都心のようなエリアの一角にホテルはある。後ろにちらっと見えるのはシーザーパークホテル。同じビルの中に2つのブランドのビルが同居してるそうだ。

ロビーラウンジやバーを併設した広々としたフロントでチェックイン。フロントは日本語が通じ、久々にここで日本語で会話する。

広々としたゲストルーム

アサインされた部屋は16階のキングベッドのゲストルームだった。

入ってびっくり、無茶苦茶広いのである。あれこれスイート?くらいに思うが、この部屋はスタンダードなゲストルームである。広さは40平方メートルもあり、最近ビジネスホテルばかり泊まってきた身には広すぎて持て余してしまいそうだ。

思わず見てしまった避難案内図。角部屋なのでちょっと広めであるが、無茶苦茶広いという訳でもなさそうだ。

反対側から。こんなに広い部屋に宿泊するのは久々だ。

ソファにテーブルも完備。仕事で来たらはかどりそうだが、今日はもちろん仕事などしません。

大きなテレビはシャープ製。沢山あるチャンネルを回すと、いくつか日本のチャンネルも流れていたが、ちょっと気になったのは台湾のニュースを見てても昔なら何かしら日本のネタが流れていたのに全然流れていなかったこと。時間帯のせいなのか、興味なくなったのか…。

バスルームには広々とした浴槽の前後にシャワーとトイレがあり、洗面台は2つある。1人客には勿体ない作りだけど、トイレが半透明なのは2人客は使いづらいのでは…。

冷蔵庫の中にはジュースやお菓子が入っており、これらは無料だそうだ。ペットボトルは常温のものを入れると6本もあり、とても1人では消費しきれなかった。

ネスプレッソがあって朝の目覚めのコーヒーが飲めたのは良かったけど、このあたりちょっと清掃が甘かったのは台湾だからか。

窓から見た眺め。同じくビルが立ち並び、台北の郊外という感じは全くしない。

湳雅観光夜市を散策

さてホテルに着いてちょっとくつろいだらもう22時だったのだが、夜が長い台湾でこのままホテルに閉じこもっては勿体ないので外に出ることにした。

台湾の夜と言えば夜市。ここ板橋にももちろん夜市はある。一番有名な湳雅観光夜市に行くことにした。

湳雅観光夜市はヒルトンからは徒歩10分ほど、MRTで一駅先の府中駅の先にある。もともと台鉄の板橋駅は地下化される前は府中駅の場所にあり、昔からの中心街だった場所だ。

夜市に着くと、平日の22時過ぎだというのに多くの人で賑わっていた。さすが台湾。

食べ物の屋台が多かったが、ゲームを楽しめたり衣料品を売ってたり、なかなか見ているだけでも楽しい。

観光夜市という名前にはなっているが、地元の人ばかりで見た限り日本人は全くいなさそうだったが、このローカルっぷりがまた良いですな。

せっかくなので自分の中で夜市で必ず食べる蚵仔煎を食べた。うーんこのぷりぷりとした牡蠣と卵のハーモニーがたまりませんな。

夜市のそばに2軒ほど足裏マッサージ屋があったので、すぐ入れた松霖養生館に入る。店員は日本語はもちろん英語も通じずまいったが、400元というお安い値段でマッサージを受ける。腕前は確かで、歩き回った足の疲れもさーっと引いた。

台北の中心地だと最低でも500元、下手すると600元はするが、ここのところの円安を考えると東京で台湾マッサージを受けた方が下手すると安かったりしかねず、本当に日本が貧しくなったことを実感しますな…。

老曹餛飩のワンタンで朝食

翌朝。

今日の台北も良い天気。この2日間天気には恵まれそうだが、天気予報によれば今日も暑いようです…。

せっかくのヒルトンなので普通であれば朝食はブッフェというのであろうが、金がないというのと、せっかく台湾に来たのにローカルの朝食を食べないなど勿体ないので、外へ出て食事をとることにした。

歩いて10分ほど、黄石市場という市場の一角にある老曹餛飩というワンタン屋へ行く。

ここは板橋の中でも有名な店らしく、朝から人が結構いた。ここで一番人気の半熟卵入りワンタン麺を食べる。スープが結構脂っこく、またニラとニンニク臭が少々朝食向きではない気はしたが、味付けはあっさりしていて、半熟卵とあいまって美味しくいただきました。

市場の近くには板橋慈恵宮という廟があり、朝から多くの人がお参りしていた。台湾の人々はホント信仰心が深いですな。

この後ホテルに戻ってコーヒーで一息ついた後チェックアウトしました。

ヒルトン台北新板のまとめ

多少清掃が甘いとかいうところはあったが、さすがヒルトンだけあって、何一つ不自由のない宿泊をすることができた。ただここ普通に宿泊すると1万5千円くらいはかかるのだが、一人旅でその値段はまあ払わないかな。もっと安くて良いホテルは台北市内でも沢山あるので、ヒルトンのためにここまで来ることはないかなと思います。

ただ一方で板橋という立地は日本語が通じないくらいで全く不便さはないし、台北では味わえない地元ローカル感を気軽に楽しめるという点ではとても良かった。次回も板橋には立ち寄って街歩きするのも楽しそうな気がする。

さて、2日目は台北でまだ行ったことのない場所を巡ることにします。