たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

早朝の蹴上インクライン~南禅寺の桜巡り / 2023.03-04 京都桜ワーケーション(5)

翌4月1日。この日最初の花見は蹴上インクラインからスタートである。

蹴上インクラインは京都でも有名な桜の名所である。昨年も候補にしていたのだが時間が足りなくて行けず、今年は是非ともと思っていた。

ただネックなのは人混み。日中行くとインクラインの線路が見えないくらい人がいるようなので、朝早起きして行くことにした。

地下鉄の始発でインクラインの桜を堪能

朝5時に起きて、京都市役所前5:30発の地下鉄東西線始発電車に乗るべく5時20分にホテルを出る。タッセルイン京都 河原町二条は東西線の駅に近く始発でインクラインを見に行くには持ってこいであった。

人通りもまばらな河原町二条の交差点。4月1日の日の出は5:44とのことであったが、東山の空は既に明けかかっていた。

地下鉄に乗って3駅。蹴上駅で降りてさっそくインクラインに向かいます。が…。

まだ朝5:45だというのに既にこんなに人が…地下鉄の始発で行っても人は沢山いるというのは知ってたけど、みんなカメラを掲げて人が空くのを待ってるようで、この界隈だけ空気が違ってた。

プロ仕様のカメラの放列の隙間から疎水の上流の方角に向かって写真を撮る。うーん、もうこの時間だと無人の写真を撮るのは困難っぽいけど、まあ人の少ない写真は撮ることができた。しかし綺麗だなぁ。これは名所ですわ。

続いて反対側へ。こちらからは京都市街が一望できるので、自分としてはこちらの景色の方が見てみたかった。

もう地下鉄から来る人がどんどん入り込んでいて人を避けるのは困難な状況であったけど、そうそうこの景色が見たかったのよね。朝の穏やかな空気と、満開の桜並木、ホント絶景だなぁ…。

ただ、このインクラインの桜は見頃はとうに過ぎていて、写真をアップにすると花の中心部が真っ赤になっているのがよくわかる。1週間遅かったなという感じだけど、さすがに京都が3月下旬に満開になるなんて思いもよらなかった。ホント、花見旅は難しい。

それでも、一度見てみたかった景色を見れて満足です。誰もいない景色とまではいかなかったけど、SNSで見る日中のインクラインの写真を見ると、この位の人混みは人混みのうちに入らないようなものだしね。

疎水分線から南禅寺

まだ時刻は6時。これ以上粘っても人がいなくなることはないので、せっかくなので疎水分線から南禅寺に向かった。

水の音が響き渡る疎水分線の側を歩き水路閣へ。ここ水路閣は未だ現役であることがこの疎水分線を歩くとよくわかる。

紅葉の名所南禅寺であるが、本数こそそれほど多くはないが、姿の良い桜が植えられていて建物との絡みが素晴らしい。インクラインと違って、こちらは人もまばらで、朝の広い境内を独り占めする。贅沢なひと時だ。

ただ、ここも見頃はとうに過ぎてた感じでちょっと残念だった。うーん、ホント今年の桜は早すぎですよ…。

ねじりまんぽとインクラインの桜を絡めて1枚。京都らしい写真が撮れました。

蹴上駅から地下鉄に乗り、6時半過ぎにはホテルへ。良い朝の散策となりました。