たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

NH401便で秋田へ / JREポイント半額特典キャンペーンで行く東北(7) (2022年10月)

JREポイント半額特典キャンペーンで秋田へ

2月から始まったJREポイント半額特典キャンペーンも今回が最終回である。

「JRE POINT特典チケット」キャンペーン|えきねっと(JR東日本)

これまでの2回はこのキャンペーンを使って東北への日帰り&乗りつぶし旅を堪能してきた。

www.tamazo-diary.net

が、今回は9月26日~10月7日までと3回のキャンペーン期間中一番短く、土日は10月1日・2日の2回しかない。

しかもその1週前に京都に出かけてきたばかりなので、今回どうしようか前日土曜の夜まで悩んだが、結局出かけました(苦笑)

9月に放送されたブラタモリの恐山が非常に面白かったので、弾丸で見に行こうかとも思ったのだが、さすがに恐山に日帰りで行くには相当無理しないといけないのでまたの機会にして、未乗区間が残っている秋田へ行くことにした。

往路はとくたびマイルで秋田へ

10月2日(日)。早起きして向かった先は…

羽田空港である。

最初は往復新幹線の半額キャンペーンで行こうと思ったのだが、この期間のトクたびマイルが秋田まで3000マイルで行けたので、往路は朝寝坊ができるヒコーキにした。

今週のトクたびマイル|ANA

気づけばANAのマイルは失効が始まっていて、その点でも3000マイルとはいえ使えたので良かった。

しかし、3月までは救済措置があるけれど、4月以降結構なスピードでANAのマイルが失効してしまうので、いい加減に来年あたりどこか海外にでも行って消費しないとまずいのだが、燃油サーチャージのバカ高さに円安のダブルパンチでどうしても行く気が起きないのよね。シンガポール航空使えばサーチャージかからないのだが、今更シンガポールってのもなぁ。しかもANAの予約サイトはなかなかシンガポール航空の良い便出さないようになってるし。

ANAラウンジで小休止した後、7:45発秋田行NH401便に乗る。地方路線らしくバスゲートだった。

今日の機材はB737-800・JA71XN号機。ありきたりのB737であるが、日曜の朝便ということもあって乗客はまばらで、3列席を独占する。このくらい空いているとB737でも快適だよね。

乗客が少なかったこともあり沖止めでありながら定刻の7:45にプッシュバックを開始し、ほどなく7:55、C滑走路から離陸。

首都圏を見下ろす絶景を堪能

この時期北へ向かう便は、左窓から首都圏を臨みながら北上する絶景が楽しみの一つだ。

NH401便はお台場を左に見ながら旋回し、新木場や豊洲のビル群を眼下に望みながら高度を上げていく。そして江東区墨田区の家々の先には東京スカイツリーがにょきっと経ち、背後には皇居の緑、更に奥には富士山と、首都圏の大パノラマを堪能する。

家々は埼玉県に入っても続き、首都圏の奥深さを実感するも、鉄道や道路沿いを外れると田んぼが見えだしたりして、そのまだら模様も見ていて面白い。

今日は天気が良くて尚更素晴らしい景色だった。北へ向かう便はここが一番楽しいと思う。

やがて日光から東北の山々に景色が移り変わり、鳥海山を臨むころには高度は徐々に下がっていく。

すると山々に風力発電の風車が目立ってくる。日本海側には風車が立ち並ぶというのは知識としては理解してたが、改めてみるとほんとあっちこっちに立ってるね。

定刻より若干早い8:48に秋田空港着。客が少ないし眺めは良いし、それでいてたった3000マイルとかなりお買い得な搭乗で大満足でした。

千秋公園を散策

リムジンバスに乗り秋田駅へ。

こう見ると意外に(失礼)秋田って栄えてるのね。

後で調べると秋田市の人口は30万を超え、盛岡や青森よりも多いのでした。東北新幹線がバンバン来る盛岡よりも人口が多いってのはちと意外。

若干時間があるのだが、秋田市内には観光地と言える場所はほとんどなく、唯一と言える千秋公園に行く。ここは一度来たことがある。

千秋公園

前に来たときは桜の季節で、二の丸跡あたりが人で賑わっていたのだが、今回は朝ということもあって人も少なく、久保田城跡の黒門跡や表門、本丸跡近くの八幡秋田神社などをゆっくりと散策。2度目ということであまり期待はしてなかったのだが、前回と異なる落ち着いた雰囲気が気に入った。

せっかくなので一番奥にある御隅櫓まで行く。コンクリづくりの特に歴史があるわけでもなさそうな建物ではあるが、秋田市内を一望できる。しかし、こう見ると秋田は都会だな(失礼)。それにしても日本海側は本当に風車だらけだ。

プチ市内観光を終え、この後は男鹿線に乗ります。

(つづく)