4月に山口へ旅行に行った。
トクたびマイルで航空券を手配
もともと山口にはもはや死語になりつつあるGoToトラベルの期限内にもう1度旅行に行こうと思い1月に手配していたのだが、緊急事態宣言によるGoToトラベルの休止により断念せざるを得なくなった。
ようやく3月に緊急事態宣言が解除になったものの、まん延防止等重点措置だのがあっという間に設定されそうだったので、そうなる前に出かけてしまえとこのタイミングで出かけることにした。
コロナ禍の旅行は思い立った時が吉日だよなぁ本当に。 そんな直前手配の今回往復移動に使ったのはANAのトクたびマイルである。
おトクに使える!今週のトクたびマイル3つのポイント| ANAマイレージクラブ
今週のトクたびマイル。ANAのフライトや生活シーンでマイルが貯まる「ANAマイレージクラブ(AMC)」。航空券予約をはじめ、ボーナスマイルやキャンペーンなど簡単・便利・お得なサービス満載。
山口の玄関口である山口宇部空港はJALよりもANAのほうが便利なので、もってこいである。 国内線でマイルを使うのは勿体ないのだが、少しずつ使っていかないと海外に再び行けるようになる前に期限切れになりそうなので、これを機会に使うことにした。
また最初は日帰りで行こうと思ったのだが、旅程の都合でできたら現地に1泊したいなと思ったところ、スターフライヤーの北九州便もトクたびマイルで手配できたので、北九州行最終便で出発して小倉に宿泊することにして、以下の航空券を手配。
4/3 7G89 羽田20:30→北九州22:10
4/4 NH700 山口宇部17:40→羽田19:15
4月はゴールデンウィーク前まではローシーズンであり、今回の航空券は片道たった3000マイルで手配できたのでものすごくお得であった。
先行したJALのどこかにマイルは安く手配できるものの行きたいところに行けないデメリットがあり、ANAのトクたびマイルのほうが旅程がハマれば便利な気がするので、今後もちょこちょこチェックして使っていきたい。
スターフライヤー便初搭乗
スターフライヤーはANAの下僕エアラインではあるが、出発ターミナルは第一ターミナルである。
既にJALの搭乗受付は終了しているので閑散としている1タミの一番奥にスターフライヤーの搭乗受付があった。何度も来ている1タミであるがここへ来たのは初めて。
保安検査場を抜け、PowerLoungeへ。
1タミにANAラウンジはないので、ラウンジはゴールドカード利用でのここしか使えない。 スターフライヤー便しか出発がないので、ガラガラの極みであった。
20:30発スターフライヤー7G89便北九州行は一番端っこの1番ゲートからの搭乗。
単通路機ではあるが、ちゃんとスタアラゴールドの優先搭乗があり、ANA便と全く変わらない感じで搭乗する。
2006年に運航開始して以来、15年後にしてようやく初搭乗のスターフライヤーを黒革の座席が迎えてくれる。
全席シートTVがつき、シートピッチは86cmと国内線では屈指の広さなのでサービスは申し分ない。
なのであるが、この機材はWi-Fiがない。2021年の今となってはシートTVやシートピッチの広さよりも正直Wi-Fiがあるほうが国内線では絶対にありがたく、今日は土曜の夜で仕事のメールなども来ないので問題ないけど、ビジネス利用とかだと結構しんどいかなぁ。
ANAも下僕につなげるならWi-Fi接続の支援とかした方が良いと思うなぁ。
ほぼ定刻の20:29に出発。最終便ということでそこそこ客はいたが、半分もいなかったかな。
特に見たい番組があるわけでもないのでシートTVでマップを見ながら、タリーズのコーヒーを飲む。
西に向かう便は大都市の真上を飛んでいくのが面白い。特に今日は夜便なので夜景が見事であった。
特に京阪神の夜景は、ちょうどこの時期大阪や兵庫の感染者が急拡大して問題になっていた時期であったが、空の上から見るとそんなことは全く感じられずただただ綺麗だった。 その後見えてきた明石海峡大橋や瀬戸大橋の一本の光の線も良いアクセントになっていた。
定刻22:10よりも若干早く、7G89便は北九州空港に到着。今日の機材はA320-200・JA07MC号機だった。
到着後は自家用車で帰る人が多いみたいで、バスに乗る人はごく僅かであった。
北九州モノレールに寄り道して小倉へ
ここからはリムジンバスに乗って小倉に行くのが普通であるが、せっかくなのでまだ乗ったことのない北九州モノレールに乗ってみることにした。
22:30発の直通バスを見逃して、22:35発の最終バスに乗る。 飛行機にあわせて早く出発してほしかったのだが、従業員なども利用するバスなのだろうからそうもいかないみたいであった。
海上空港なので連絡橋を渡り、高速道路に乗って23:02、徳力嵐山口駅に到着。
ここから北九州モノレールに乗り換えられるのだが、ここで乗ってしまうと終点の企救丘駅から徳力嵐山口駅までの間が未乗になってしまう。
2駅なのでここから歩いた。住宅地なので特に危なっかしい場所はなかったが、人通りも少なく、土曜の深夜に何してるんだろうとは思ったけど(苦笑)
企救丘23:30発小倉行最終電車に乗車。当時福岡県は飲食店の営業に制限がなかったはずで、ちょこちょこ乗客がいた気がする。 東京など今年入ってから一度もまともな営業ができてない。飲み屋は別にどうでも良いのだが、一人で食事できる場所やカフェなどは開けてもらわないとホント困ってしまうのでいい加減考えてほしいところだ。
23:50小倉着。直通バスよりも40分遅れの到着ではあるがなんとか日付が変わる前に駅に着いた。
明日は早いのでとっととホテルに向かうことにする。
アーバンホテルかじまちの訳ありプラン
今回宿泊したのはアーバンホテルかじまちである。
北九州 小倉 アーバンホテルかじまち<公式サイト>
JR小倉駅から徒歩5分。小倉の中心街に立地し、ビジネス・観光に最適な隠れ家的ホテルです。またホテル周辺は小倉の味を代表する名店が勢ぞろい。
数時間しか宿泊しないので、駅近くでとにかく安いところを選んだ。
小倉駅から徒歩5分ほど、繁華街の中に位置する小さなホテルで、飲み屋街の中にあるのであんまり治安良さそうな場所ではなかった。
ただフロントのおじさんはすごく親切そうな人で、昔懐かしいビジネスホテルの感じがして雰囲気は悪くはない。
エレベーターで2階のシングルルームへ行く。
ごくごく普通のシングルルームで、ベッドサイドにコンセントが無かったのがちょっと不便であったが、Wi-Fiも速いし寝るだけなら特に不満はない。
ただ今回の部屋は「訳ありプラン」で、実はエアコンが故障している部屋であった。
よく見ると机の上に小型ファンヒーターが置かれ、ベッドには毛布が置かれていた。
もっとも今日はもう4月で、寒いというよりはむしろ送風ができないほうが問題だったが、そんなわけで特段不都合もなく、訳ありプランなのでたった3000円と激安で普通のホテルで1泊できたのはありがたかった。
今日調べてみたらまだこのプランがあって、扇風機が置かれてるみたいだけど、これから夏場は外が繁華街で窓を開けるとうるさいだろうしなかなか大変な宿泊になるかも。しかしもうこの部屋のエアコンは直さないのだろうか…。
2階にはこの手のホテルにありそうな小さなロビーと、読み込まれた漫画が並ぶ本棚があったが、そんなのを読んでる時間もないのでとっととシャワーを浴びて就寝した。
明日は早々に山口へ行きます。