今回の嫁のリクエストは「部屋に温泉のある旅館」というまた難しい要求…。
いろいろ調べた結果、二泊目は意外にも初訪問の定山渓温泉にあるこちらへ。
定山渓第一寶亭留翠山亭である。
「ホテル」ではなくて「寶亭留」と書くあたり格調高いのか無理して高っぽくしているのかわからんが、値段的には結構高級なところである。たまにはこんなところもいいかなと思って選択した。
建物自体は70年代に林立した温泉ホテル風であるが、ロビーの雰囲気はかなり落ち着いたもの。
今回のチェックインは部屋で…ということで早速部屋へ。これはなかなか良い感じかも?
このホテルは7階建てであるが、最上階の7階720号室へ。
今回取ったプランは露天風呂のある翠山亭フロア(6,7階)にある60平方メートル部屋というプランで、部屋タイプは選べなかったのだが、和室8畳+ベッドルームの部屋がアサインされた。子連れなので角部屋になったのかな?
個人的には温泉でベッドというのは(嫁に洗脳されたこともあって)?なのだが、とにかく十分な広さにまず満足である。
さて最大の特徴である温泉。露天ではないが、窓から温泉街を一望できる。
結構大きめの風呂は家族3人が十分入れる広さ。温泉を家族で入るだけなら貸切風呂でもいいが、やっぱり時間を気にせず何度でもはいれるのは実に素晴らしい。高い部屋を取っただけありました。
…が、この温泉、洗い場が一切ない。
このホテルは温泉が自慢らしく、湯治場の雰囲気を楽しむよう離れの森の湯にもシャワーとかがないのだが、部屋の中なんだからいいじゃんと思う。
なので一旦普通の風呂で体を洗うわけだが、この風呂のシャワー、水の出が悪くて調節が難しかった。んで、バスローブを着て温泉へ移動…うーん、めんどいぞ。
中には温泉だけという部屋もあるようなので、さすがにそこであれば洗い場もあるんだろうけど、これだけがとにかくも残念であった。
部屋からの眺め。大規模なホテルが並ぶ普通の温泉街の光景であった。
翠山亭フロア宿泊客専用ラウンジ。ラウンジ好きにはたまりません(笑)ま、設備は飲み物と新聞くらいであるが、湯上り時にくつろぐにはちょうど良い感じ。
7階フロア客は専用貸切風呂も利用できる。部屋の温泉で十分だったのだがせっかくなので借りてみた。
あまり大きくなかったが、半露天風呂だったので外の空気を存分に味わう。
ああ、極楽…。翌日東京に戻るなんて信じられない…。
なお、当たり前であるがネットはありません。かすかな希望をもってPCを立ち上げたものの無線LANの電波など飛んでおらず…。
なので、日付が変わる前に健康的に寝ましたっと(笑)
翌朝。
朝から部屋の温泉で朝風呂…うーん、贅沢!
結局自分は4回入りましたが、大浴場には行けず…ちと残念。
翠山亭ラウンジでは焼き立てパンの提供ということで行ってみたが、普通のパンでちょっとがっかり。
チェックアウトはロビーラウンジで座りながらゆったりと。
そんな感じで、設備は申し分なく、快適な滞在であった。
あと気になる食事は、また後ほど。