※まだコロナが酷い状況(2020年8月現在)ではなかった2020年2月の記録です。
徳島では鳴門海月別亭 鯛丸海月に宿泊した。
鳴門海月別亭シーサイドホテル鯛丸海月
全館禁煙。鳴門海峡を目の前に望むオーシャンビューの宿
鳴門の某所で仕事だったので、出張先との交通の便を考慮して探したら、風光明媚な場所でありながら会社の規定内の値段で泊まれるホテルを見つけたので、ここで1泊することにした。
1泊朝食付きプランがあったので、単なる観光客向けではなくビジネス利用もあるのだろう。
外観・客室・ホテル設備
鯛丸海月は大塚国際美術館の手前にある。このあたりは何件かリゾートホテルがあるが、一番大塚国際美術館に近いようだ。
奥が大塚国際美術館のある山で、歩いて10分もかからなかった。さらにその奥には大鳴門橋が見える。
なので大塚国際美術館や渦潮観光には便利なのだが、逆に言うとそれ以外は何もなく、コンビニすら鳴門の市街地まで行かないとない。
ホテルの売店には土産物しか売ってなさそうだったので、必要なものは予め買い込んでおく必要がある。
宿泊したのは4階のオーシャンビューツインルームであった。
広さはホテルのWebサイトに書いていなかったのだが、30平方メートルは確実にあるだろうか。1人なので広くて快適であった。
TVはそこそこ大きく、Wi-Fiも問題なく入ったので仕事するには申し分ない環境であった。
お風呂は広く、洗い場付きで快適であるが、大浴場があったので利用しなかった。
オーシャンビューということなので海が目の前なのかと思いきや、大塚国際美術館側の部屋で海に面していなかった。 まあ海は十分よく見えるのだが、ちょっと残念だったかな。到着が遅かったので目の前の部屋は埋まっちゃったのか、それとも洋室はオーシャンフロントではないのかしら。
ただ、翌日の大鳴門橋をバックにした朝焼けの景色はこれはこれで素晴らしく、こちらの向きの部屋もまた良かったかなと思った。
ちょうど日の出も望むことができた。天気が良かったのは本当に良かったです。
最上階の大浴場「渦の湯」。 海に面して気持ちよかったのだが、なんと温泉ではなかったらしい。周囲のホテルは皆温泉だったので、少し損した気分。
朝食
今回は夜遅くの宿泊だったので朝食のみ1階のレストランで食べた。
レストランからは海が間近に望めるのだが、部屋ごとに席が指定されていて自分の席は窓側ではなかった。
食事は旅館によくありそうな和食で、ごはんと味噌汁はお替り自由だった。 鯛料理で有名なエリアではあったが、朝食については特筆すべき点はなかったかな。
朝食後は道路を渡って千鳥ヶ浜の海岸を少し散策。大鳴門橋が良いアクセントとなっていた。背後にそびえる大きな建物は大塚製薬の迎賓館、潮騒荘。
2年前も思ったけど、このあたりの海は自然豊かで、そして本当に穏やか。のんびりするには最高の場所だと思う。今回も仕事というのがとても悲しい(泣)
鳴門海月別亭 鯛丸海月のまとめ
今回は仕事で来たのでまあ可もなく不可もなくという感じであったが、プライベートで来るとすると、ちょっとホスピタリティ的に今一つかなぁ。大規模ホテルのような華やかさがないので、静かに過ごすには良いのかもしれないが、それにしては建物も新しく、ちょっと無機質なのが気になった。
しかしそれを補って余りある大塚国際美術館の近くという地の利は魅力的で、美術館をメインとした旅行であればここはベストチョイスだと思う。
鳴門の渦潮を初見学
この日の仕事前に、前回見ることのできなかった渦潮を見に大鳴門橋へ行くことにした。
鯛丸海月から歩いてすぐのところに鳴門公園の入り口があり、そこから山道を登っていく。
途中のお茶園展望台からは大鳴門橋を一望でき、とても眺めは良いが、意外に近そうに見えて大鳴門橋はかなり歩く。高低差も結構あり、革靴だとちょっと大変であった。
渦の道 - 大鳴門橋45mより見下ろす迫力の渦潮
大鳴門橋45mより見下ろす迫力の渦潮
ちょうど10時過ぎまでは渦潮の見ごろということなので、さっそく入る。
この遊歩道は高さ45m、全長が450mもある。さすがに段々時間が無くなってきたので急いで先端へ向かう。
急いでいたのであんまり感じなかったけど、高さ45mの吹きさらしの遊歩道は結構怖いが、景色はとても良い。
潮の流れがとても速いのが上から見ると本当によくわかる。
先端部へ来て、さてガラス床から渦潮!…と思ったのだが、潮の流れは速いのだが渦潮がほとんどない。
なんと、この渦の道で渦潮が眼下に見えるのは、干潮の時だけらしい。 満潮時は逆側に渦潮ができるので、遠くから覗き見るだけなようだ。
もちろん遊覧船に乗れば近くまで行ってくれるのだが、今回は仕事なのでさすがにそんな時間はない。
かわいい赤ちゃん渦潮が見れたので、まあ良いことにしよう…。
もっともこの日は午後から大荒れの天気だったので、午前中こんなに天気の良い中で散策ができたのはラッキーだった。
さて、遊びはこのくらいにして仕事しますか…。