の続き。
北陸新幹線を経由して京都に着いた後はここで1泊。選んだのはABホテル京都四条堀川。2021年の京都出張で泊まって以来2度目の宿泊だ。
ABホテル京都四条堀川 | 阪急大宮駅より徒歩5分【公式最安値】
3年前はコロナ禍だったので1泊3200円とかいう激安価格で宿泊できたが、今回6月の日曜泊ということで5400円と、インバウンドばかりでホテル価格が急騰している現在の京都にしては無茶苦茶お得に宿泊することができた。
外観・ロビー
ABホテル京都四条堀川は四条堀川の交差点近くにある。バス停がすぐ近くにあるし、四条烏丸の阪急や地下鉄の駅からも徒歩圏なので交通の便はよい。
こじんまりとしたロビーでチェックイン。今回はホテルの予約サイトから直接予約していたのだが、フロントでポイントカードを申し込むと通常10時のチェックアウトが12時まで延長できる。
明日は午前中仕事する予定だったので非常にありがたい。
シングルルームB
今回予約したのは若干広いシングルルームBである。
確かに3年前のシングルルームの写真と比べると、ベッドと机の幅が広く余裕を感じるね。
ベッドや机は特に変わりはないが、机はシンプルながら機能的で広く、仕事がとてもしやすかった。
バストイレはお世辞にも広いとは言えないが、ここは大浴場があるので問題なし。今日は1日雨に降られて散々だったので大浴場で疲れを癒しました…。
メニュー豊富な朝食
翌朝。今回は朝食付きなので1階のダイニングルームへ。
平日の朝ということでそこまで混んでなかった。ちょっと遅かったせいか観光客の姿が多く仕事っぽい人はそれほどいなかったな。
ブッフェメニューはそこそこ多く、京都っぽいおばんざい的なメニューもあってなかなか美味しく、おなかいっぱい頂いた。このランクのホテルにしては本当に上出来だと思う。ただ高級品と化したオレンジジュースがあっさりなくなっていたのが残念だったが…。
ABホテル京都四条堀川のまとめ
今回も快適な宿泊であった。タイミング次第で本当にお得な価格で泊まれるし、大浴場や朝食も充実していて言うことなし。10時チェックアウトがネックだったがポイントカード会員になって12時チェックアウトも可能となるとリモートワークもしやすくなって言うことなしである。今後も京都に泊まる際の有力な宿泊候補になりそうだ。
妙顕寺の朝のおつとめ
ここからは滞在中の記録から。
せっかく京都に宿泊するので、仕事前の朝にどこかへ行こうと思っていろいろ調べた結果、朝のおつとめに参加することを思いついた。
朝のおつとめと言えば3年前に三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺で体験したが、京都ではほかにもあちこちの寺で観光客も参加可能な朝のおつとめが行われている。今回、ホテルから公共交通機関で間に合いそうな場所として寺之内の妙顕寺へ行ってみることにした。
朝6時前の四条通。昨日とは打って変わって晴れていて気分がよいが、まだ靴が乾いておらずびしょびしょで足元が気分悪い…。
鎌倉時代に創建された洛中における日蓮宗最初の寺院であり、桜や紅葉の名所でもある。3年前に少しだけ境内を巡ったが本堂内に入るのは初めて。
6時半少し前に本堂が開く。平日の朝ということもあって観光客の参加は自分だけで、ある意味非常に贅沢だ。ホームページには日蓮宗のおつとめはリズミカルで激しいと書かれていたが、確かにかなりテンポが高く、朝の眠気もシャキッと吹き飛んだ。自分の名前も呼ばれたが、今日が命日の檀家さんのお名前をしっかりと呼んでいた。これを毎日毎日やっているのは頭が下がりますな。
智積院の名勝庭園
午前中ホテルでリモートワークして昼前にチェックアウトした後、ようやく本来の目的地、大阪へ向かうが、その前にどこか立ち寄れないかなと思案した結果、智積院へ行くことにした。
智積院はこれまでも行こう行こうと思ってなかなか行く機会がなく、初訪問である。ABホテル京都四条堀川からはすぐそばの四条堀川バス停から207系統で一本、東山七条バス停降りれば目の前。四条通が渋滞でトロいことを除けば非常に便利だ。
智積院随一の見どころ、名勝庭園は中国の蘆山を模した築山と長江を模した水の流れが特徴的な庭園で、縁側に迫るかのごとき水面がインパクトがある。青々とした樹々の瑞々しさが素晴らしかったが、きっと紅葉の時期とかもキレイなんだろうな。
ちょうど見学するタイミングでテレビ撮影があったので、何の撮影だったのかなと思ったが、テレビ大阪のおとな旅あるき旅という番組だったらしい。三田村邦彦がいたのか。知らんかった。
智積院を出た後は京阪七条駅まで歩き、京阪特急で京橋へ。今日の目的地は京橋なので、非常に効率の良い乗り継ぎができたと思います。
そんなわけで久々の大阪出張(半分以上旅行だったけど)はおしまいです。