たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

12月の京都(7・終):鹿王院

トロッコ嵯峨駅を降りて、あとは帰るだけ…なのであるが、帰るまでにあと30分ほど時間がある。 とはいえここから渡月橋のあたりまでは結構距離もあるし、嵐山は混んでいる。 なのでこのあたりで穴場な場所はないかな…と探した結果、鹿王院へ行くことにした。

鹿王院は紅葉の名所と言われながら、訪れる人が少ない穴場中の穴場とのことで、楽しみだ。

鹿王院参道の見事な紅葉

鹿王院は地図で見ると嵯峨嵐山駅嵐電鹿王院駅からすぐ近くの距離にあるが、山門は南側にあるのでそこそこ歩く。 といっても駅から徒歩10分もかからないので十分近い。

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賑やかな嵐山方面の道から外れ、住宅街を進むと、山門に着くころには観光客もまばらになっていた。 こんな駅から近いのに…。

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山門を入ると、一直線に続く参道は紅葉のトンネルとなっていた。

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とにかく深紅と黄色の紅葉のグラデーションが見事で、素晴らしい眺めだった。 参道を歩く観光客も少なく、写真も好きなだけ撮ることができるのもうれしい。

舎利殿と庭園と紅葉

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今年は舎利殿が改修工事中で、嵐山を借景とした枯山水庭園が完全な形で見ることができない。 なので観光客が少ないのかもしれないが、人の少ない庭園を前に心を落ち着けることができるのがありがたい。 庭園の端っこで赤く色づく樹は、11月からずっと赤く色づき続けていたそうだ。紅葉が比較的早い嵯峨・嵐山エリアで遅くまで見れるというのも良いね。

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帰りも一本道の参道をところどころ立ち止まりながら進む。 本当にここの黄色く色づいた紅葉は見事だったなぁ。

鹿王院のまとめ

いやはや、最後に良いものを見せていただきました。 嵯峨・嵐山エリアだとみんな渡月橋天龍寺あたりに行くのだろうけど、なんで鹿王院がこんな人がいないのだろう。 嵯峨嵐山駅から30分もあれば見学できる便利な場所にあるのに、ホントもったいない。 でも、ここもこれ以上人がごった返してほしくないので、このままで良いのかも。

のぞみ234号で帰京

嵯峨嵐山駅に戻り、山陰線で京都へ。 JR東海ツアーズで手配すると京都市内の駅から乗れるので、京都までの交通費がかからない。ラッキー。

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その代わり、京都駅で降りれないので新幹線改札内でお土産を買うことになるのだが、これがまた超大混雑。 夏の頃は夜遅くても駅弁が大量に余っていたり、燦燦たる状況だったことを考えると喜ばしい限りだが、それほど乗り換え時間が多くないので、何も買えないのではないかとちょっと焦る。

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ホームに上がり、16:13発のぞみ234号に乗る。 しかし、京都駅の案内表示、16:06、16:08、16:10、16:13、16:16って、一体どこの通勤電車かよって感じですな…。

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帰りも楽々グリーン車です。一度乗ってしまうと、もう普通車に戻れんな…。

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帰りは2時間11分の最速のぞみだったので、あっという間に18:24東京駅着。1泊2日の京都旅は終わりです。

今回の京都の旅で、一番印象深かったのは、オレンジや黄色の樹々の美しさ。深紅の紅葉だけじゃなく、様々な色が混ざりあってこその美しさをたっぷりと堪能できた2日間であった。 12月初旬だとピークが過ぎた場所もあったけど、ほとんどの場所で紅葉を楽しむことができた。

また来年もこの時期に行きたいな。