たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

京都出張(2):瑠璃光院の特別拝観~JAL B787クラスJで帰京(2020年7月)

今回、初日の仕事前に瑠璃光院「春の特別拝観」に行って見た。

八瀬 瑠璃光院公式サイト

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、令和2年度「秋の特別拝観」は、事前予約制による拝観者数の人数の制限を予定しております。 事前予約の方法・開始時期など詳細は、HPにて9月初旬予定です。 なお、拝観期間は例年通り10月1日より12月10日までを予定していますが、新型コロナウィルス感染状況により、変更の可能性があります。 ...

瑠璃光院は天板に映るカエデが映りこむ光景がSNS映えして大人気のスポットであるが、公開時期が春と秋に限られており、なかなか縁のないところであった。

しかし今年に限ってはコロナの影響で春の特別拝観の日程が6月1日から7月31日までになっており、この自粛ムードでわざわざ行く人も多くないだろうから、まさに好都合なのである。

伊丹空港から阪急で河原町駅(京都河原町が正しいのはわかってるんだが、正直この名称使いたくない…苦笑)へ行き、四条大橋を渡って祇園四条駅から京阪に乗り、出町柳駅から叡山電車に乗って15分ほどで終点の八瀬比叡山口駅へ。

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乗ってきた電車は観光電車の732号車「ひえい」であった。

正面に楕円形の飾りがついたデザインは正直好きではないが、何しろ目立つ電車なので乗客も多くカメラを向けていた。 ただ後で調べてみたらびっくりしたのだが、この車両、叡電で普通に走ってる700形のリニューアル車なのね。てっきり新製車だと思ってた。リニューアルでここまでやるとはすごい。

瑠璃光院はフォトジェニックなだけ?

八瀬比叡山口駅を降りて、5分ほどで瑠璃光院に着く。

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入口には待機列のレーンが用意されていたが、全く並ぶことなく入ることができた。 秋のシーズンだと数時間待ちは当たり前だというが、このあたりは本当に何もなく、正直待ってられないなぁ。

入口で拝観料2,000円を払う。この2,000円というのは正直高い。まあこの値段であっても激混みなので、市場価格的には妥当なんだろう。 拝観料に市場価格の論理が成り立つのかは知らんけど。

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瑠璃光院はもともとは別荘だったものを2005年に寺院として改装したものであり、見た目は数寄屋造りの邸宅である。

なので自分のバイブルである1999年刊のJTB「ひとり歩きの京都」には載っておらず、会社の同僚からここがおすすめだと言われたとき「そこどこ?」と思ってしまった。

早速入って、お目当ての2階の書院へ。

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この天板に庭のカエデが映り込むことで、幻想的な写真が撮れると大人気なのである。 今は青もみじのシーズンだが、秋は赤もみじが撮れるのでさらに人気が集まるという。

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確かに、カエデの青の瑞々しさはがとっても綺麗で、日本人で良かったなぁと思う。廊下とカエデの対比もまた良い。

ただですね…。

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実際はこんな感じで、本当に撮影スポットそのもの。

本当はこの部屋で物思いにふけるのが正しいのだろうけど、誰もそんなことしていない。 まあこれでもまだ人が少なくて良いほうなのだろう。秋のシーズンは時間制限があるらしいし。

かくいう自分もブログ用に写真を撮りまくったわけだが(苦笑)

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書院の脇では写経体験ができる。写経といっても印刷されている文字をなぞるだけだが、一応コロナ退散を祈願しておく。

1階に降りて、書院から眺める「瑠璃の庭」もまた見どころらしいのだが…

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確かに、見ごたえはあるんだけど、ここもカメラだらけ…。

みんな引きで撮るので、全然座る場所がない。正面でカメラ向けて撮ろうものなら舌打ちが飛んでくる。 全く心が落ち着かないわ…。

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大きなコイが泳ぐ池のある庭園臥竜の庭」まで来ると、もう写真を撮るのにみんな飽きるのかほとんど撮る人はおらず、ここは少しのんびりと過ごすことができた。

という感じで、自分としては、正直なんでこんなに瑠璃光院が人気なのか全く理解できずに終わった。

いや、人気なのはフォトジェニックな写真が撮れるからに決まっているのだが、それだけだなと。 それなのに寺院顔して拝観料2000円撮るのが全く解せないんだよなぁ。寺院やめちまってテーマパークにしたほうが良いんじゃない? 寺院としてやっていきたいなら、写真撮影をやめたほうが絶対良いと思う。たぶん客はガクっと減るだろうけど。

普段は、写真撮影禁止の寺院をディスる自分ですらちょっとなんだかなぁと思うところであった。 瑠璃光院が好きな人がいたらすみませんね。個人の感想なので。

なので、もう自分は二度と行かないと思います、はい。 まあ食わず嫌いで一度行って見れたのは良かったかな。

JAL 国内線B787のクラスJに初搭乗

2日間の仕事を終え、東京に帰ります。

もちろん普通に新幹線などでは帰らずヒコーキなのであるが、2020年夏ダイヤでは伊丹最終便のJL138便の出発時刻が20:15に早まった。

しかも昨年10月から搭乗締め切りが20分前になったのだが、この5分は結構大きくて、特にお土産を空港で選ぼうとするとかなり心理的に慌ただしい。

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なんとか18時過ぎに仕事を切り上げ阪急に乗るが、途中梅田で買い物などしていたら、蛍池で残り30分を切ってしまった。

そうするとJALから早く搭乗手続きをしろとSMSが飛んできた。うーん、焦るな…。

結局保安検査場前での買い物はできず直行して、ゲート付近のBLUE SKYで、欠品だらけの中なんとか買い物したらもう搭乗時間…。

乗客が少ないのでどんどん搭乗が進んでしまうのでサクララウンジなども行けず、JL138便に搭乗する。

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今回はB787のクラスJに初めて乗る。

新しいので、電源もついており、もちろんシートピッチも広いので快適である。 ただ、正直前のクラスJのシートのほうが座り心地は良かったかな。従来のクラスJのリクライニングしたときの包み込むような座り心地に比べると、なんか固いのだよね。

あと、まあしょうがないのだけどほとんど満席で、その点では息苦しい。

前回、国内線ファーストクラスに乗った時にシートTVを全く使わなかったので、帰りはエアショーでも見ようかと思ったのだが…

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なぜかヒコーキのサイズが変えられず、東阪線のサイズに拡大したらヒコーキがでか過ぎ…。

これ、なんか変える良いやり方があるんだろうか。わかったら教えてほしいのだが、もし変えられないならホント意味ないな。 国内線飛ぶんだからちゃんと国内線にチューンしてほしいところだ。

そして、シートTVの弱点がもう一つ。

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せっかくJALは離着陸時に明かりを消すのに、シートTVは消さないので、シートTVの明かりが映り込んでしまうのだ。

うーむ、まあアングルを工夫すれば映らないけど、撮りたい景色があるときに困りそう。

そんなわけで、正直B787のクラスJはそんなに魅力は感じなかったかなぁ。これだったら従来のクラスJに電源積んだほうまだよかった気がする。

国内線ファーストクラスでも同じ感想を持ったが、B787、あるいは同じプロダクトのA350は、これまでのSKYNEXTが築きあげてきたブランド価値をちゃんと継承しているとは思えないんだよなぁ…。

次は普通席に乗ってみて、最終的にB787の感想を出してみたいと思います。

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JL138便はプッシュバック自体が定刻よりもだいぶ早い20:08であり、羽田空港に着いたのはなんと定刻21:30よりも18分も早い21:12!

東阪線でこれほど早着となるのは珍しい。なので、30分ほど空港で一仕事できたけど、こんなんだったらあと出発時刻を10分遅らせてほしいな…。

そんなわけで、久々の宿泊出張はおしまい。

京都はまた来月末に行く予定だ。