1か月に渡った仕事を終えあとは京都から東京に帰るだけだが、まっすぐ帰るだけではつまらない。そこで、京都から北陸経由で帰ることにした。
これ自身は北陸新幹線の開業で結構知れ渡ったルートであり、本当は金沢あたりで一泊してもっとゆっくり帰りたかったのだが、なにぶん出張とはいえかなり家を空けてしまったので、その日のうちに帰ることにして、その範囲でできる限り未乗区間などを乗りつぶすなど寄り道することにした。
朝ラーメンを食べて北陸へ
8月27日(火)。6時前にホテルをチェックアウト。
京都最後の思い出に、第一旭へ寄ってミニラーメンを食べる。ここは本当に美味しい。 ここは朝6時から営業しており、しかも朝から行列ができるということで早めに来たのだが、自分が食べていると行列ができ始めていた。すごいなぁ…。
今回仕込んだ切符…なのだが、出発日に娘の用に付き合って本八幡から行こうと思い、えきねっとで本八幡→上野と着駅を適当に指定して申し込んだら、本八幡からだと東京都区内を通過する形となるので着駅を東京都区内に自動変換せず単駅指定となってしまい、その通りの切符が発券されてしまったでござる(泣)。
おかげで、上野→秋葉原を別払いする羽目に…最初から本八幡→秋葉原で申し込んでおけばよかった。
京都7:29発サンダーバード3号に乗車。途中駅からだったので指定席を買っておいたのだが、窓側席でなければ自由席でも大丈夫だったかな。
湖西線から琵琶湖を眺めながら北上するが、湖西線を乗りとおしたのいつぶりだったかなぁ…。
福井のローカル線を走破
8:54着の福井で下車。ここで9:08発の越美北線に乗り継ぐ。
田園地帯から徐々に山が迫って来て、10:49九頭竜湖駅に到着。
本当は九頭竜ダムにでも行くべきなんだろうが時間がないのですぐに引き返す。
九頭竜湖駅は道の駅が併設されており、切符も売ってるしこのような到着証明書も配布していた。なかなか気が利いてるね。
復路はまっすぐ帰らず、11:27着の越前大野で下車し、11:36発の京福バスで勝山駅へ、そして12:20発のえちぜん鉄道に乗車する。
このあたりは絶妙な乗り継ぎであり、特に11:36発のバスは平日のみ運行なので今日だからこその乗り継ぎなのであるが、であるが故にどこも街歩きする時間が取れず…残念。
えちぜん鉄道の6000系は元愛知環状鉄道の車両で、モーター音がMT54に換装されている。あまりスピードを出さないのが残念だが、それでも懐かしいモーター音が聞こえるのは嬉しい。
ただ残念だったのは、えちぜん鉄道名物のアテンダントさんが終点間際の福井口からしか乗ってくれなかったことかな(苦笑)
高岡の名刹、瑞龍寺を訪問
福井で回転寿司の昼食を食べた後、特急で金沢、北陸新幹線で新高岡には14:46に到着。
ここまでは絶好調な乗り継ぎだったのだが、ここから乗る城端線が、北陸新幹線など我関せずと言わんばかりの、どこへ行くにも待たされるダイヤになっていた。なんとかならぬものかといろいろ頭を悩ましたのだが、どうしてもこの高岡で1時間ほど待たねばならぬ。
さて、いかにも何もなさそうなこの街で何して過ごすか…と思ったら、新高岡と高岡の間に瑞龍寺という寺があり、しかも国宝だという。 なんと素晴らしいと思いそこへ行くことにした。
事前にどころか着くまで知らなかった瑞龍寺であるが、前田利長の菩提寺であり、山門、仏殿、法堂といった国宝級の建物を一直線に並べ、周囲に回廊を巡らせた禅宗寺院の伽藍配置を残した由緒ある寺だそうだ。
市街地にある寺とは思えないほどゆったりとした配置がより厳粛さを感じさせ、普段調べて観光することが多いだけに、現地で見つけた嬉しさというのも相まって実に素晴らしい場所であった。 高岡、侮ってはなりませんな。
高岡15:41発の城端線に乗り、16:25着の城端で折り返す。
ちょうど高校生の下校時間帯で混んでいたが、こういう時間のローカル線に乗るのは久しぶりだな。 折り返しが25分もあるのでこれまた退屈だなと思っていたのだが、城端は今の時代には珍しいいかにも終着駅っぽい駅で、駅を眺めているだけで飽きずあっという間に時間が過ぎて行った。
ただ、この折り返しがあと10分早ければもう1本早い新幹線に乗れてもっと早く家に帰れるんだけど…。
北陸新幹線で一気に帰京
新高岡からは北陸新幹線で一気に帰る。
18:23発のはくたま574号に乗車。 はくたかとはいえ、軽井沢まで各駅なのでちょっとかったるい。
もう1本早い17:50発つるぎ720号に乗れれば、富山からかがやきに乗り継げたのだけど、城端線の新高岡着は17:51! いったい、ダイヤ作成者は何を考えてるんだろう。
北陸新幹線は糸魚川までが未乗だったのだが、ほどなく暗くなってしまい、車窓はあまり楽しめなかった。無念。 まあ、トンネルばかりなので大差はないと思うことにしよう。
今朝えきねっとで予約した時はガラガラだった10号車指定席であったが、夕方にはほぼ満席となり、長野を過ぎると一気に人が乗って来た。 北陸新幹線儲かってるなぁ…。
しかし、この時乗った新幹線、特に車番を記録したなかったのだけど、長野で浸水したりしたのかしら…ちょっと気になるところ。
上野には定刻21:10着。特急料金200円をケチるためにここで下車。 まあ、切符の買い方間違えて秋葉原まで追加で買うハメになってしまったがorz
そんなわけで、京都から大回りで帰っただけの旅行だが、遠距離逓減制な運賃制度のおかげもあり、単純に東京から京都まで往復するのとそう差はない値段で北陸を経由できるので、一般な人にもおすすめできるルートではないかと思う。
この前の台風15号のときも、東海道新幹線が早々に計画運休になったので実はこのルートが一番最後まで大阪にいられたルートになったようだし(まあ、東京着いてもその先の交通機関が死んでたけど…)
そして、北陸に残る未乗区間も今回全部片づけたのも良かった。越美北線なんか素晴らしい出来ではなかったかと。
とはいえ、えちぜん鉄道や北陸鉄道、富山地方鉄道など魅力的な私鉄はまだ乗ってない区間ばかりだし、北陸はまだまだ観光しきれてない場所も多いので、また機会を見て再訪することにしようと思います。
とにかく、一か月に渡った出張シリーズもこれにて完!
お疲れさまでした!