今回の宿泊地はダブルツリーバイヒルトンクアラルンプールである。
ペトロナスツインタワーのあるKLCCから近く、ビジネス街にあり交通の便は悪くはないが、12年前に泊まったKLセントラルにあるヒルトンクアラルンプールに比べると、トランジット旅行者にはあまり交通の便が良いとは言えない場所にある。
にも関わらずここを選んだ理由は、それなりに設備が良いにも関わらずHonorsポイントがたった1万ポイントで無料宿泊ができるからで、日本国内で最低ランクのヒルトン成田ですら2万ポイント必要なのに、これがものすごくお得である。
深夜のチェックインでまさかのスイートルームへアップグレード!
KLCCから10分ちょっと歩いて、インターマークというビルの中にあるホテルに着いたのは日付も変わらんとする頃であった。
明日は朝7時に出るので、全くもってホテルライフが楽しめないが、まあ無料宿泊の部屋だしいいだろう。
何かイベントがあるからか、年中やっているのかわからないが、フロントに行くには荷物検査があった。 今日はもう寝るだけだからいいけど、外に出るには面倒くさいな。
今回、予め割り当てられた部屋候補から、せめて眺望が良さそうな場所として17階のダブルルームをWebチェックインしてあったのだが、何と29階のスイートルームにアップグレードしたと…。
うーん、平のブルー会員なのにも関わらずなぜ?やっぱホテルって深夜のチェックインはまだまだアップグレードの可能性ってあるのかしらん。 ということで有り難くスイートルームでチェックインするが、一人かつ7時間しか滞在しないのにスイートルームとは勿体なさすぎる(泣)
29階のスイートルームへ
エレベーターで29階へ向かうことにしましょうか。
このホテルはKLCCに近いにも関わらずビルに阻まれてペトロナスツインタワーの見える部屋はほとんどないのだが、部屋に向かう廊下から見ることができた。ビルに囲まれながらも圧倒的な存在感だなぁ。
ただ、昔はその左隣にKLタワーも見えたのだが、建築中のビルに完全に覆われてしまったようだ。
さてアサインされた2920号室へ突入。
右上の角部屋で、部屋が2区画あり広々していそうだ。
まず目に入ったのはダイニングデスク。これは仕事がはかどりそうだ。 その奥にはリビングルーム。TVを見ながらゆったりと過ごせそうだが、ここでゆったりしてたら明日寝不足になりそうだ(苦笑)
その奥がベッドルーム。ここにもソファやテレビがあり、結局のところここの部屋さえあれば十分なのだが、何とここのテレビが映らなかったので、わざわざ隣の部屋でテレビを見なければならないのが面倒くさかった。
洗面所、バストイレはシンプルな作りでアメニティも最低限といった形であるが、自分にとっては十分である。
バスルームは、このホテルはスイートルーム以上でないとバスタブがないらしいのだが、驚いたのはシャワールームとくっついていて事実上洗い場付きになっていることであった。これは非常に使いやすい。 もっとも、面倒くさくてバスタブにつからずシャワーで済ませてしまったけど(笑)
部屋からは北方向と東方向の景色を一望できる。 朝になれば緑豊かなKL市内を望めるはずだが、夜景の明かりもこれはこれで綺麗だ。
ダブルツリー名物の暖かいクッキーをもらったので、半分夜食と半分朝ごはんに美味しくいただいた。
香港製のiPhoneSEを持ってるので、普段日本では全く使わないBFプラグがここでは大活躍。 変換プラグを使わないで充電できるのは良いね。
さて、早く寝ないと明日に響くのでとっとと寝ることにします(泣)
わずか7時間で日も上らないうちにチェックアウト
おはようございます…。
5時間弱ほど寝て、6時過ぎに起床。
日本時間は7時過ぎなので、リビングルームでNHKをつけておはよう日本を見る。 ただ赤道にほど近いクアラルンプールは、7時くらいにならないと明るくならない。 結局粘ってこのくらいであった。
ちなみに眼下のオレンジの帯は高速道路と、LRTクラナジャヤ線なのだが、ちょうどダブルツリーホテルの直下で地上に出て急カーブで高架に上がるので、29階にも関わらず電車のカーブを軋む音が結構響いていた。 自分は全く気にしないけど、神経質な人は気になるかも。
ということで、結局夜明けもまたずにチェックアウト(苦笑)
ダブルツリークアラルンプールのまとめ
所詮ヒルトンよりもランクの下がるダブルツリーホテルであり、スイートと言っても部屋が多いだけという感じではあるものの、全体的なレベルは高く、短時間しか泊まれなかった以外は(泣)満足のいく滞在であった。
これで1万ポイントは非常にお得であるし、普通に宿泊しても1万円ちょっととお得なので、クアラルンプールの滞在にはオススメかなと思う。
しかし、クアラルンプールはどこのホテルも本当に安いですな。ホテルライフを楽しむならクアラルンプールが一押しだと思う。
さて、クアラルンプールを後にいよいよペナンへ向かうとしよう。