今回香港のホテルがどこもむちゃくちゃ高くて、前回泊まった上環のイビスも2万円を超えていたりしていた。
さすがに1泊2万は出せないなぁと思っていろいろ探したところ、このホテルが中華圏に強いと言われるTrip.comで17000円くらいだった。 ただ、Trip.comと言えば12月に満室のホテルの部屋を空売りした疑惑があったサイトなんだよね…。
ちょっと悩んだが、安さが魅力だし、交通の便や娘と一緒と言うのを総合的に考えここをチョイスした。 結果的には何のトラブルもなく宿泊できた。
ホテルに至るまでに歩道橋が…
地図を見ると銅鑼湾站からそんなに離れていないように見える。 MTRの出口を出てから5分くらいでホテルが見えてきた。
が、行く手を阻むのがこの歩道橋…。
まあエレベータがちゃんとついているのでスーツケースをえっちらおっちら持ち上げる必要はないのだが、迂回するとかなりの遠回りになり、距離の割には面倒くさかった。
ちなみにこの歩道橋、過去のオリンピックの開催場所が書かれているのだが、最上段が2016のリオになっている。次の2020年東京は果たしてちゃんと書かれるんだろうか…。
ホテルの入口は路地に入ったところにある。30階以上ある高層ビルではあるが、意外にこじんまりとしたエントランスであった。
ギリギリ日付が変わる前に2階のフロントでチェックインすると…なんとアップグレードですと! 今回あまりホテルに長時間宿泊するわけではないとはいえ、アップグレードは嬉しい限りだ。
スイートルームに宿泊
さっそく15階のスイートルームへ行く。 15階とはいえ階がところどころ抜けているので、どちらかというと低層フロアである。
ローズデール香港は基本的にはどの部屋も同じタイプなのだが、おそらく各フロアに1部屋だけスイートルームがあるようだ。
まず入るとリビングルームがある。 もっとも、1部屋分のスペースにテーブルとソファが無造作に置いてあるだけで、豪華さからは程遠いが、娘が寝た後こっちでテレビでも見れるのがうれしい。
パノラマで撮ってみたけど、インテリアとしてはザ・シンプルだね。 続いて寝室へ。
こちらはおそらく普通のツインルームと同じ間取りのようだ。 出窓にソファがありくつろげるし、こちらにもテレビがついていて寝っ転がりながらくつろぐことができる。
洗面所とお風呂。この手のランクでは珍しくきちんとバスがついている。 が、シャワールームはないし、バスとの仕切りはカーテンなので、娘が一人でちゃんと入れるのか心配だったが、難なく入っていたようであった。
一番北側の部屋だったので、ビクトリアパーク、その奥のビクトリアハーバーがちらっと見えた。 正直このホテルで海が見えるとは思ってなかったので、ちょっと嬉しい。
ローズデール香港のまとめ
ローズデール香港は、昔ローズデールオンザパークと呼ばれていた15年くらい前、自分が初めて香港に行った頃は、新しくて値ごろ感のあるホテルと言うことでガイドブックやネットでもよく掲載されていたのだが、最近はネットで見ても口コミも少なく、最新の状況がわからなかったのだが、結論としては可もなく不可もなく、無難なホテルと言う印象である。
銅鑼湾の中心部からはちょっと離れているが、そもそも銅鑼湾が交通至便な場所なので、不便な場所の駅近に泊まるよりはよほど便利である。 バスまわりがちょっと古いかなという気がしたけど、十分メンテナンスはされていて不満なところはなかったし、何よりスイートルームにアップグレードされたので満足ではある。
ただ、スイートルームのリビングをはじめ、全く飾りっ気がないんだよね…。 最初冷房がついていたこともあって、なんか部屋が寒々しくて、おもてなしという点ではもうちょっと照明考えるとかできるんじゃないかなぁという気はした。
ただ銅鑼湾周辺に泊まるんだったら、まあ、次回もありかなと思います。