大阪で仕事と懇親会に出席し、東京に戻る。
なんだかんだで大阪のノリの懇親会は見ているだけで面白く一次会のお開きまで出席していたので大阪駅に着いたのは20時前。 帰りは適当な新幹線をエクスプレス予約で手配していたので、乗る便を決めようとログイン。
乗車前なら何度でも変更でき、しかも自由席より安いエクスプレス予約は飛行機に比べると便利すぎる。 既に伊丹発の最終便には間に合わない時間だし、何時に帰るか微妙な復路は、いくらヒコーキ派な自分でも新幹線を選んでしまうよね。
帰りの列車を探していると、20:26発のひかり536号がちょうどあることに気づいた。 このひかり536号は東阪間を最速の2時間44分で結ぶひかり号で、のぞみよりも15分ほど時間はかかるが、2時間44分というのは最高時速220㎞時代の最速ひかり(2時間49分)よりも早く、全く不便さを感じない。
一度乗ってみたかったのと、ひかり号ならグリーン特典で帰れるので、この列車で帰ることにした。
ひかり536号はもちろんN700系なので、設備的にはのぞみに乗るのと何ら変わらない。
グリーン車はガラガラだった。自分と同じようなグリーン特典狙いの人でもいるかなと思ったのだが、さすがにこの時間、しかもこの日は新年度初日の4月1日なのでそもそも移動する人が少ないのかもしれない。
東阪間を最速で結ぶひかり536号であるが、途中主要駅以外に米原、静岡に止まるほか、米原ではのぞみの通過待ちまである。これだけ止まって2時間44分で走り切るとは、N700系の高性能ぶりがよくわかるというものだ。
さすがにこの時間なので会社からの電話もかかって来ず、のんびりとくつろぎながら23:03、品川に到着。
のぞみ号も、日中は2時間36分かかる便があることを考えると、帰りは遅いがこのひかり536号はかなりおすすめだと思う。
慌ただしい出張であったが、会社にいるよりはやっぱり楽しい。 またどこかに出張できないかな。