たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

米国出張(1):AA26便でロサンゼルスへ

今の部署でまさか2回も海外出張があるとは思っていなかったのだが、アメリカに出張する用ができた。 行先はラスベガスである。

今回の仕事はかなりヘビーな案件なのであるがそれはさておき、重要なのはどの便ででかけるかである(笑)。 米国便は本数が多い上に米系航空会社も多く飛んでいるので、一番安い運賃ということでデルタが当てられたら目も当てられない(苦笑)。

なので、旅程については細心の注意を払ったのだが(爆)、まずANAで行こうとすると、復路がロサンゼルスやサンフランシスコ発成田夕方着便が選べず、ロサンゼルス発羽田行の105便か、シアトル発成田行の177便しか選べなかった。 前者は羽田早朝泊でそのまま仕事をしなければならないし、後者はプレミアムエコノミーに乗れなかったら激狭シートしかないB787-8である。

なんだかなぁと思っているうちに、今回復路一緒に行く人の都合でJALに乗る必要が出てきた。 JALだと成田夕方着便を選べたので、たまにはANA以外の会社に乗るのもいいかと思いJALで行くことにした。

ただ、往路は羽田発のアメリカン航空コードシェア便である。 うーん、アメリカンな雑なサービスか…。ロングホールの米系は2002年以来久々なので、まあたまには良いけれど…。

さて、出発の日。 別の仕事を終え、一旦自宅に戻り荷物を持って羽田空港へ向かう。 高速バスは既に終わっているので都営浅草線京急線でちんたら移動し、23時45分ほど空港に到着。

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さてアメリカン航空のチェックインカウンターはどこかな…と思ったら、一番端のAカウンターだった。 なんか外様感満載だよな…。

チェックインを済ませて出国。 航空会社のラウンジは使えないので、カードラウンジに向かう。 新装なったSKY LOUNGE ANNEXに行ければと思っていたのだが、時間なさそうなので、出国審査を出てすぐのSKY LOUNGEに行き、メールチェックだけざざっと行う。

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ここはいつも混んでいるのだが、今日は幸いそこまでは混んでおらず無事席にも座れた。

AA26便は1:00発なのだが、12時半までに搭乗口に来いとのことなので、早めにラウンジを出るが、AA26便の106番搭乗口がこれまた遠い…。 羽田の国際線ターミナルは小さいくせに遠い搭乗口はひたすら歩かさせるし、外航各社への冷遇さは本当にハンパではないな。こんなんじゃいつか外航各社から訴えられるんじゃないかな。

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10分近く歩いてようやく搭乗口に到着。 優先搭乗もできないので、エコノミーの列に並んで搭乗する。

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今日の機材はB787-8・N805AN号機。 アメリカン航空の羽田~ロサンゼルス便は2月に運航を開始したばかりで、機材は最新のB787を使っている。 米系はサービスのみならず機材もボロいという印象があるが、さすがにB787なのでまともなサービスは期待できるんではないかな。 機内に入りましょうか。

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エコノミーは横3-3-3の9列で、見た感じANAB787と座席は同じようだった。 ただアメリカン航空の素晴らしいところは、足元の広い座席「メインキャビンエクストラ」があること。 米系各社は追加料金さえ払えば足元が広い席を選べるので、エコノミーしか乗れない人には便利である。

今回、自腹でメインキャビンエクストラを手配しているので、前方席に座る。 確か値段は150ドルくらいだったかな。

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座席は同じなので、横幅は変わらないので隣に恰幅の良い米国人が来ると地獄なのだが、今回は普通の人だった。最大15㎝広いので、余裕で足も組むことができ、快適な空の旅になりそうだ。

ANAのプレミアムエコノミーの当日アップグレードは上級会員に限られるし、JALの当日アップグレード制度は3万円かかるので、事前予約でき、かつ比較的リーズナブルなメインキャビンエクストラのアップグレードは個人的には良心的で気に入った。 もっともワンワールドの上級会員はここタダで手配できるのだけどね…。

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ちゃんと多言語対応のシートTVもあり、電源も装備されているので移動の暇つぶしにも事欠かない。 なかなかアメリカン航空いいかも。

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定刻より少し早くドアクローズし、1時過ぎに離陸。 とにかく眠かったので早く寝たかったのだが…。

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日系だとこの時間はパン1個とかしか出ないのだが、さすが米系だけあってフルな機内食が出てきましたよ~。 しかもいかにもアメリカンな肉とポテト…。 どうすれば羽田でこんなアメリカンな機内食が調理できるのかと小一時間。

ただ見方を変えれば深夜便に乗じてコストを削減することもせず、ちゃんと機内食サービスを提供する良心的な会社とも言えるわけで、アメリカンな食事は別に嫌いでもないので美味しくいただいた。

また感心したのは、パーサーは日本人以外の人も結構日本語でサービスしていること。 日本語は日本人CAへ、という航空会社の多い中、結構良いんじゃないですかね。

さて食事が終わったらひたすら睡眠…。

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おはようございます。 あと2時間弱でロサンゼルスのようです。

スケジュール上は到着時刻は19時20分なのだが、この便はいつも早着気味なようでこの日も1時間近く早く到着するようだ。 欧州便とかに慣れていると西海岸行の往路便は本当に近いよね。

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2食目もザ・アメリカンな感じであったが、美味しくいただいた。

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さあもうすぐロサンゼルスに到着です。

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定刻よりも1時間早い18時20分すぎにロサンゼルス国際空港に到着しました。

このAA26便、全く期待せずに乗ったのだが、想定以上に快適で気に入った。 たまには米系会社で移動するのもありかなと思うくらいで、サービスは十分満足できるレベルであったと思う。

時間を効率的に使える羽田深夜便というのもポイントが高かったのだが、このAA26便、秋からは時間帯が夕方に移っちゃうんだよね…。 個人的に羽田国際線の真骨頂は成田では飛ばせない深夜便にあり、特に米国西海岸行の深夜便は着いたら寝ればいいだけなので非常に使い勝手がよかったのに、くだらない航空交渉のせいで秋からはどの便も運航しなくなりそうだ。

夕方に出発して翌朝着いて、眠いのに仕事しろというのか…さすがに次出張に行く機会は当面なさそうだが、深夜時間帯の出発くらい好きにさせればいいのにと思います。

さて、ここからラスベガスに乗り継ぎです。