たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ホーチミン弾丸1泊2日旅行(11・終):JL70便ビジネスクラスで帰国

ホーチミン・タンソンニャット空港の国際線ターミナルは2007年に作られた新しいターミナルで、最近流行の天井が波打った開放的な造りだ。
JALのカウンターで早速チェックインする。

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出国審査は少し並ぶがほどなく通過。

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制限エリアには免税品店などがそこそこ並んでいるが、数が少ない上に全体的にやる気がない社会主義的な感じがして、特にラウンジに入れない場合は時間を持て余してしまいそうだ。

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外を見ると、駐機場からJL70便となる機材が牽引されてきた。
今日の機材はB767-300ER・JA608J号機。今日も無事JAL SKY SUITE 767(SS6)機材である。

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インビテーションをもらったローズラウンジへ。外航の航空会社は基本的にこのラウンジに案内されるようだ。

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ラウンジは搭乗口を区切ったような作りであるが、座席数は比較的多く、しかも昼だからだろうがガラガラでゆったりくつろげた。ただ深夜便の多い夜だと混んでいるのかな。あとシャワーがないのは今回は昼行便だから別に構わないが、夜行便の場合はちょっと不便だ。
一方で食事は軽食ベースながら比較的充実しており、中でも特徴的なのはインスタントのフォーであろう。朝、食べたばかりなので今回は食べなかったが、美味しいのだろうか?

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フォーの代わりに春巻と、フルーツを少々、そして先ほど買ったニューランのバインミーをここで食べる。
春巻はどこでも本当に美味しい。ベトナム最高ですね。
バインミーも出来あいのものにしてはハム、ドレッシングともマイルドな味で普通に美味しかった。
ベトナム料理はアジア特有のピリ辛という感じの料理も少なく、日本人に合いますな。

早くラウンジに着いたので小一時間ほどゆっくり滞在し、搭乗ゲートへ。

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搭乗口は多くの人が集まっていた。
優先搭乗で乗りこむ。

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往路は写真を撮り忘れたエコノミーをパチリ。
ビジネスクラスがクローズアップされるSS6であるが、エコノミーもピッチが最大10cm広がったことが見逃せないポイントである。写真で見ても明らかにピッチは広く、さすがにプレミアムエコノミーほどではないが長距離でもそこそこ快適に過ごせそうだ。

自分は復路もビジネスでございます。
往路と同じ最後部であるが、復路は西日がきつかろうと往路とは逆向きにした。
が、挨拶に来たチーフパーサーを初めとするクルーが何と!往路と同じでした…orz
まあ弾丸旅行ではよくあるパターンだが自分は実は初めてでございますです、ハイ。
なので先手打って「往路でもお世話になりました、復路でも宜しく」と言いましたわ(笑)

定刻の13:55より少し早くプッシュバックを開始。あっという間にホーチミンの街並みが遠ざかり、メコンデルタを眼下に望む。
昨日のクルーズが遥か昔のようだ。

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やがてニャチャン上空を通過し、ベトナムを離れ南シナ海へ入っていく。

さよならベトナム

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さて、今月のJALは機内映画で「アナと雪の女王」を流している。
ご多分にもれず我が家でも「ありのーままのー」とか子どもたちが歌いまくっているわけで、ちょうど良い機会なので見ることにした。
で、感想であるが…Twitterにも書いたが、えークリストフ走らせてその結論かよ!でした。

何とも消化不良な感じで食事ですよ…。

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まずはスカイタイムキウイで乾杯。
復路は和食と洋食2種(肉か魚)からチョイス。
自分はいつも通り洋食・肉にしようと思ったら、周囲の人がみんな同じでちょっと焦る。
最後部なので心配したが残数があったようで希望のものが出てきた。

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■前 菜
ケイジャンチキン
・アップルサラダ
・マッシュルームコンソメスープ
■メインディッシュ
・アンガスビーフの煮込み トマトオニオングレイビーソース
■パン
■デザート
・アイスクリーム

ホーチミンで積んだ肉料理はイマイチという情報もあったが、ビーフの煮込みは非常に柔らかくて美味しかった。
アイスクリームはホーチミンで有名な「ファニー」というアイスで、マイルドな味が良かったし、ビジネスクラスだけあってカチカチに固いなんてこともなかった。

満足な夕食でした。

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窓の景色もずっと海の上なので、ちょっとフラットにしてうとうとする。

日本時間の19時ごろ起きると、ちょうと沖縄本島の近くを飛行中であった。
ちょうど左側であれば沖縄の明かりが見れるはずとちょっと機内を歩いてみた。

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往路は満席ではなかったが、復路はビジネスもエコノミーもほぼ満席であった。

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ところが、B767は扉や非常口の窓が小さく、覗き込んでもこんな感じがやっとであった。
エコノミーの左側の乗客は結構窓の外を見ており、きっと左側は沖縄本島の明かりを楽しめたはず。うーん、残念。普段西日が嫌いで復路は大体右側の席を取っているのだが、この便の場合は左側の方が良かった。

まあ次回はもう同じ時間に飛んでないから参考にならないけど。

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さて、いよいよ東京に戻ってきましたよ。

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羽田空港に到着したのは定刻22時よりも20分近く早い21:42であった。
到着ゲートはまたまた遠かったが、これは仕方がないので歩く。
香港帰りの時に激混みだった入国審査は今回はちょっと早かったのかガラガラで、満を持して使うはずだった自動化ゲートはまたまた使う機会がなかった(泣)
まあ早く出ることに意義があるのでこれはいいや、と思ったら…荷物が出ません!!
指定された引き渡し口はバンコクからのTG便がまだ延々と引き渡している最中で、これが終わらないと出ないみたいだ。
でも隣の引き渡し口は動いておらず、なんでこんな場所にしているのか理解不能である。成田に比べ羽田は荷物の引き渡しが遅いというのは2chなどでもよく叩かれているが、ホント実感した。っていうか早く返せよ~TIAT(怒)
ビジネスクラスだからキャリーバック預けなきゃ良かった。

結局荷物が出てきたのは22時10分、22:10発のバスに乗れるかと思ったのに…。
税関は何か言われるか気になったが怒りまくっている自分におそれおののいたかフリーパスであった(笑)

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東京はちょっと涼しめで過ごしやすかった。
この時間は15分おきに一之江までのバスが走っているので、22:25発のバスに乗り、家には23時半前に無事帰宅。

1泊2日の弾丸ツアーもおしまいです。

最寄駅に降りると、道路はバイクの音もなく、お盆と言うこともあってホント静か。ホーチミンの喧騒が夢のようだった。

 

今回の旅行は非常に充実していて我ながら良い出来であったと思う。

JALのマイルはすっからかんになってしまったので、また一から貯めてどこかへ行こう!