今回はミュンヘンに1泊する。ドイツでホテルに泊まるのはなんと2005年以来!だ。
宿泊するのはホテルアムバ(Hotel Amba)である。
Hotel München Zentrum | Hotel Amba
翌日朝早くには出てしまうので、交通の便が良くて安いホテルということで選んでみた。値段はなんと7000円ほどと日本のビジネスホテルとそう変わらなかったのだが、果たしてどんなホテルなのか。
外観・ロビー
ホテルアムバはミュンヘン中央駅の北側の道路に面しており、中央駅の正面からは徒歩5分ほどというところだが、すぐ近くにはSバーンの地下入口があるし、ホテルの目の前にも中央駅の入口があったりする。といってもここは27-36番線ホームには近いだけの裏口的な入口だがそれでも便利だ。また、ミュンヘン空港行のルフトハンザエアポートバスがホテルの前から出発するので、空港に行く場合にも便利だ。
ミュンヘン中央駅周辺は治安がそれほど良くないと聞いていたのだが、少なくとも北側はバスが発着していることもあり、そんなことは全く感じなかった。
こじんまりとしたフロントでチェックイン。フロントのおじさんは片言の日本語で出迎えてくれて嬉しい。卒業旅行のシーズンなので日本人の旅行者も多いのかもしれない。
1階には小ぎれいなロビースペースが備わっている。なかなか良い感じじゃないですかね。
狭い狭いシングルルーム
4階の部屋がアサインされたのでエレベーターで向かいます。
ヨーロッパでたまに見かけるドア付のエレベーターで部屋に入ると…。
おおっ、これは狭いな。日本の狭めなシングルルームと言った感じで、ドイツでこんな狭い部屋を見かけるとは思わなかった。中でもベッドの幅の狭さはB寝台並みである。
ただまあ日本の安ビジホに泊まってるようなものだし、値段相応と言えば言える。狭い以外は必要最低限な装備は揃っている。ネットもそこそこ速かった。一方でテレビがアナログ?で映りが全く悪かったのだが、今のご時世テレビはほとんど見ないので、まあ問題なし。
トイレや洗面所は部屋の中にあり、バスはもちろんなくてシャワーのみだった。シャワー室の作りがチャちくて水が部屋に染み出すのには少し閉口したが、温かいお湯が勢いよく出てきて旅の疲れは十分癒された。一点、アメニティが何もなかったのが残念だが、まあこれはヨーロッパだからだという気もする。
フロアプランを見ると、この部屋はとりわけ狭いようです…。
建物ビューではあったが、窓の外が見れたのは良かった。
日曜は基本レストランもそんなに開いてないので、ミュンヘン中央駅地下のスーパーEdeka Ernstやコンコースのパン屋さんなどで買い込んだ食べ物で夕食。こんな夕食、卒業旅行以来だが、それはそれで懐かしい味だ。
Edeka Ernst | Wir lieben Lebensmittel
日曜開いているスーパーはここEdekaくらいしかないのですごく混んでいた。ここで家族のお土産などを買い込む。日本人の学生と思われる人たちも沢山いた。円安の折のヨーロッパ旅行はいろいろ大変だと思うが、見分を広げてほしいところだ。
ホテルアムバのまとめ
特に狭さはびっくりなホテルだったが、サービスは決して悪くはなく、交通の便も良く、とにかく安く泊まることができたのでまずは良かった。安く泊まるのであればここはおすすめだと思う。今回は素泊まりだったので食べてないが、朝食も結構しっかりしていて美味しいらしい。
ただ気になったのが、エアコンがなさそうだったところ。冬だったので結構寒かったし、夏は逆に暑いのではないかという気がする。特に冬は風邪をひかないように部屋着をちゃんと用意した方が良さそうだ。