Frankfurt(Main)Hbfを出ると、変わらず高層ビル群は霧の中…。
今日はまだ未訪のマインタワーに上って景色でも眺めようかと思ったのだがこの調子だと難しそう。
とりあえずいつもの買い物ルートでSバーンに乗りHauptwapheへ行く。
駅を降りてビルの温度計を見るとびっくり。9度しかありません…。 昨日のミュンヘンの寒さは朝だけじゃなくてドイツはまだ寒かったのね…。
冷たい雨が降るためか普段より人通りの少ないツァイルを歩き、定番のKarstadtやKaufhofといったデパートでお土産探し。
さてこの時期、食料品売り場や露店で目立つ食べ物と言えば…
ドイツの春の風物詩、白アスパラ(Spargel)である。 ドイツ人がこぞって食べるというこの名物。今までこの時期に来たことがなく、一度は食べてみたいと思っていたので今日の昼はぜひ白アスパラを食べるとしよう。
白アスパラはこの時期はどのレストランでも出るらしいが、せっかくなのでドイツらしい雰囲気の中で頂きましょうということでレーマー広場へ行ってみた。
うーん、天気がなあ…。
レーマー広場に集まる木組みの家のいくつかはレストランになっている。 その中からZUM STANDESAMTCHENという店に入ってみた。
素朴な感じの店内はドイツらしい。 時々教会の鐘の音が響き、雰囲気は満点。
さてお目当ての白アスパラである。
注文した料理はSpargel mit Schnitzel。 何と日本語で言うと「白アスパラのシュニッツェル添え」となり、主役が白アスパラとなり、シュニッツェルが付け合わせになってしまう。 実際、出てきた料理も白アスパラの後ろにシュニッツェル。 うーん、ドイツ人の白アスパラにかける執念を感じますな。
オランデーズソースをつけていただきます。 このソースが美味しい!白アスパラの澄んだ味と絶妙に合う。 なるほど、これはドイツ人も夢中になるわけだ。
ただ個人的には、一食でこんなに白アスパラいらないな…。 「シュニッツェルの白アスパラ添え」レベルでいいかな。 でも、さすが本場の味。美味しかったです。