たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ハンガリー・ドイツ・中国弾丸旅行記16:ET420型と再会

以前も書いたが、ドイツの鉄道でもっとも印象に残っているのは、実はICEではなく、Sバーンである。

今はフランクフルト空港に長距離駅ができ、直接ICEに乗る人の方が多そうであるが、自分が初めてドイツに来た1999年はまだ長距離駅はなかったので、現近距離駅からSバーンに乗り、中央駅に行くのがドイツ旅行の出発点だった。

なので、その頃旅行をしていた人の中には自分と同じようにSバーン好きも少なからずいるようで喜ばしいが、当時の主役、420型は老朽化のため後継の置き換えが進んでいる。 他に比べて安泰と言われていたラインマイン地区も、徐々に423型の投入が進み、最近は空港行S8/S9にも423型が入ったとか入らないとか…。

そんなわけで、今回は420型に乗れるのか心配していたのだが、ICE728でFrankfurt(Main)Hbfに着くと…

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最近新設されたS7運用にいました!

今や冷房もなく、何か独特の匂いがする古い電車であるが、機能的で懐かしい顔との再会に嬉しくなる。

さて最大のポイントはS8/S9に入っているかであるが、地下駅(Tiefbahnhof)に行くと…。

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

結論としては、S8/S9は420型が健在であった。 空港利用客にとってはボロい電車ばかりであるが個人的にはまさにパラダイス。 結局HauptwapheへもS8/S9の時間にあわせて移動したので滞在中423型には一度も乗りませんですた。

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他にS2にも入っている模様であり、まだまだ420型の活躍は期待できそうで何よりであった。

最後のドイツ列車の旅も、もちろん420型Sバーンである。 Frankfurt(Main)Hbf15:32発のS9に乗る。

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空港までの10分間。殺風景な都市近郊の景色ではあるが、自分にとって往路はドイツへ来た高揚感、復路はもうすぐドイツを去る寂しさと次回への想いが詰まっている。 今回も久々にこの区間を通り、ドイツへの想いを新たにした。

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定刻通り10分でFrankfurt/M Flughafen Regionalbahnhofへ到着。 ありがとう、420型。 次にドイツへ行くのはいつかなあ…?